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カーバッテリー (バッテリー上がり編)

 今も昔も車のトラブルNo,1のバッテリー上がり。

 朝出勤しようとしたらエンジンがかからない、、 ショッピングなど出先でいきなりエンジンがかからなくなった、、

 ところでこんなバッテリー上がりの原因は? 対処方法は?? また充電についても少々。

自動車用バッテリー

バッテリー上がりの前に基礎知識も

 バッテリー上がりや充電うんぬんの前に、必ず基礎知識についても熟知しておきましょう。

 基礎知識があいまいでは上がったときの対応だけでなく〜 そもそもバッテリーに触ることすらままならないことも。。(事故の危険性もありますし)

 というわけでまずは、基礎知識についておさらいしておきましょう。

バッテリージャンピング

 バッテリー上がりなどで、バッテリーケーブル(ブースターケーブル)を使って他車のバッテリーから電源を供給してもらう始動補助の事を 「バッテリージャンプ」と言います。

 バッテリージャンプ(救援)を行う際には・・・、

 @バッテリー上がりの車の「+」端子 ⇒  A救援する車の「+」端子 ⇒  B救援する車の「−」端子 ⇒  Cバッテリー上がりの車の「−」端子やエンジンブロック(エンジン周辺の金属部分)

 ・・・といった手順でバッテリーケーブルの接続をしましょう。(取り外しの時は逆の手順

 また救援する車のバッテリー電圧が12Vか24Vかをよく確認し、バッテリー上がりの車と電圧が同じである事を確認した上でケーブルの接続しましょう。

 もし電圧が異なる場合には、絶対に接続しないこと!(トラックなどの商用車では、バッテリーの電圧が24Vになっている事があります)

 救援の際には、救援車のバッテリー容量にもご注意を。
 バッテリー上がりのクルマに比べ、救援車のバッテリー容量(大きさ)があまりにも小さい場合には、、 バッテリージャンプした瞬間に救援車のバッテリー蓄電を一気に吸い取ってしまい、救援車のバッテリーまで上げてしまうことがあります。(おまけに上がっていたクルマもエンジンはかからず仕舞いで〜 まあいわゆる共倒れ状態)

 バッテリーが大きいということは、それだけエンジン始動にエネルギーが必要なことが多いですし、また電圧の下がったバッテリは〜 高いバッテリーから電気も流れ込みます。 ミイラ取りがミイラになってしまわぬよう〜 あまりにも小さなバッテリーでの救援活動も出来るだけ避けておきましょう。
 救援の際には、救援車はエンジンをかけたままで。
 バッテリージャンプの際には、出来るだけ救援車はエンジンをかけたままで。

 エンジンをかけていれば、、 一時的に電圧が高くなり始動しやすくなるだけでなく、上がっているクルマへ電気が一気に流れ込むことによっての 救援車の未然のトラブルも防げます。
 なかなかかからない場合には、数十分ほど時間を置いてみよう。
 バッテリージャンプをしてもなかなかエンジンが掛かってくれない場合には〜 ケーブルは接続したままで、救援車のエンジンをかけっぱなしで数十分ほど放置しておきましょう。 そうすることで多少、上がっているクルマのバッテリーの充電量が増えますので、、 よりエンジンがかかりやすくなってくれるでしょう。

バッテリー上がりの原因と補充電回復

 バッテリー上がりの原因には・・・、

 ごく一般的な例はライトや室内灯の消し忘れ、車両の長期放置などの過放電、それからバッテリーの寿命、(劣化・老朽化) もしくは性能の限界を超えた使用かな。(電装品の著しい過多取付けによるバッテリー疲労、寒冷地などで必要な性能を下回ってしまったことによる限界超越など)

 ちなみにこれら身に覚えがないのに上がってしまう場合には、、

 発電機(オルタネーター・ダイナモ)の故障や、後程触れているような 端子(ターミナルとも)不良など色々な原因があるかな。

発電機、オルタネータ、ダイナモ
これが発電機。一応参考までに

 過放電の場合には、充電すれば問題ないケースがほとんどですが(車の3ヶ月以内放置による過放電も)、

 予想外のバッテリー上がりの場合には、、 発電機や配線不良、電装品の故障・漏電なども考慮に入れ、

 まずバッテリーを交換する前に、出来れば最寄のサービス工場などで点検を受けてみられてはいかがでしょうか。

 なお、一度上がってしまったバッテリーは、極端にその本来持つ性能が低下してしまう事も多く、出来るだけ早急に充電&バッテリーテストなどを受け、必要あれば交換されますことをオススメしておきますね。

 特に冬場はただでさえバッテリー能力が下がっていますので、冬目前とか真冬の時期ならなおさらかな。

 バッテリー上がりによる補充電は、(寿命や補機類の異常などは除く) それで十分なことは多いです。 しかしカーバッテリーは他の蓄電池とはことなり、(携帯電話とかラジコンとか) 一度過放電してしまうと若干能力の落ち込みが見られることがあり、ことさらに たまにしか運転しないような環境とか、そもそもすでにある程度の年数使い込んでいるとかの場合、(3年以上とか) それがきっかけとなって一気に寿命のタイミングを迎えてしまうことも多く、

 @ 普段からあまりクルマに乗る事がない。 乗っても近所のみで走行距離も少ない。
 A バッテリーメーカーの補償年数を過ぎている。
 B 寒冷地で使用するクルマ。

 こういったお心当たりある条件下でご使用のクルマの場合には、特に要注意と考えておかれてください。
 なおバッテリー交換についてのノウハウは、、 こちら ⇒ 交換とメンテナンス編 を別途ご参照ください。

充電の仕方、方法

 バッテリー充電器を持っていれば、自宅でも充電する事ができます。

 ご自分で充電をする前には取扱説明書をよく読み、室外の風通しの良い場所で行いましょう。(部屋の中での充電は行わないでください) また直射日光の当たる炎天下での充電も避けてください。

 事前にバッテリー上部の×印のキャップは外し、(完全に外さなくとも、緩めて中の気体が出られるようであればそれでいいです) 充電中に発生するガスの逃げ場を作ってやっておいてください。

 理想はバッテリーを取り外し、車両から取り外した状態で充電するのが理想ですが、どうしても難しい場合には、最低限マイナス端子(ターミナル)は外した状態で充電を行ってください。(外す場合は必ず充電前に。 充電中はターミナルのスパークなどで引火の危険性があり、大変危険です)

 また充電時に発生するガスには引火性がありますので、充電中は火気厳禁です。

 充電量を100%に近づける為にも、緊急時以外は急速充電は避けましょう。(急速充電では十分な回復充電は出来ません。 あくまで緊急時の応急処置とお考えください。 また急速充電は一気に寿命を縮めてしまいます。 十分ご注意を)

 理想は出来るだけ小さな電流で、ちびちびこつこつと時間をかけて回復するのが吉。 やり方によっては廃品回収で拾ってきたようなバッテリーでも 応急的にまで回復することも。。 ちなみに電流の目安はバッテリー容量の10%以下。(バッテリー規格表記が28B17Rであれば、バッテリー容量は28なので ⇒ おおよそ3A以下が理想ということ。 ちなみに小さなバッテリーなどで、バッテリー容量が記されていない場合には、、 3A以下と考えるのが一般的でしょう)

 メンテナンスフリー(密封タイプ)には急速充電は絶対にしないで下さい。 バッテリーの破裂の可能性があります。

 バッテリー充電時間の目安は、充電器の性能、電流、バッテリー容量によって異なりますので、充電器の取説などを参照にして下さい。


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