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TOP PAGE > ブログ > カーナビ取付 > 投稿・更新日 2009年05月25日 (2013年12月更新)

カーナビ取り付け講座その3(車速信号・バックセンサー・パーキング配線編)

 前回のオーディオ取り外し編でインパネ廻りがすっきりしまして・・・ いよいよ! カーナビ本体の取り付け!・・・と、言いたい所なんですが、カーナビの機能をフルに発揮させるためには、最低限必要な配線処理があります。

 まず 「車速信号」と 「バック信号」。

 これらの配線がきちんと処理されていないと、ナビの表示画面と実車の位置がズレてしまい、正確なナビゲーションが出来なくなってしまいます。

 それと 「パーキングブレーキ信号」。

 この配線をしておかないと、ナビの操作やテレビが見れません。

 というわけで今回はカーナビの配線編、その1 \(^o^ 車速信号 (車速パルス信号)、バック信号 (リバース信号)、パーキングブレーキ信号の配線方法です ^^ (ちなみに〜 これら作業。 名称こそなんだかややこしいんですが、まあ今までカーオーディオの取り付けとかをやった事のある方であれば、やってみると以外と難しい作業はないはず。。。)

1.車速信号 (車速パルス信号・車速センサー)

 先ずは車速信号。

 この 「車速信号」という物は、今現在、実車が時速何キロで走行しているのか・・・ という情報を伝達している信号で、カーナビではこの速度情報を基に、ナビゲーション上での正確な実車の位置補正を行っています。

 なのでもしこの 「車速信号」を配線しなかったら・・・ ナビ画面で実車の位置アイコンが動きません。 また動いたとしても、実車の位置情報はGPSから受信された位置データのみとなりますので、データ受信される数分毎に、実車の位置が更新されるだけのカクカクナビになってしまうでしょう。

 これではナビの意味が全くありませんね ^^ (ただ最近はSSDナビなどのポータブル系が主流となりつつあり、それらと同時に 車速センサー、その他諸々の車両信号は利用しない GPS精度を上げたり代替技術を投入したりといったシステム技術もよく見られるようになってますので、いずれはこういった配線類の必要性はなくなってしまうのかな。。。)

 で、肝心の必要な手順なんですが、

 はじめに 「車速信号」を拾える配線 (車両側)を探して下さい。

 前回の、カーオーディオ取り外し編で使った・・・ 「カーオーディオ車種別取付図・配線図」を見て頂ければ、その車種別取付図・配線図には 「車速信号」が拾える配線

 車速信号 (車速センサー)

 の位置も掲載されていますので、そこから必要な情報 (その配線の位置など)をピックアップされ〜

 そしてその探し当てた ”車速センサー(車速信号)” の配線に、エレクトリタップを使って配線処理すればOK! といった手順になるでしょう。

 車速センサーの配線を見つけたら・・・

エレクトリタップ(エレクトロタップ)に配線を通す

 その配線に↑エレクトリタップを取り付けます。(エレクトリタップ = 圧着式コネクターとも。 また正式にはエレクトロタップなんですが、つい私の個人的な口癖で。。。)

 車速センサーの配線に、エレクトリタップの片側を挟み込み・・・

エレクトリタップ(エレクトロタップ)をペンチでつまむ

 ペンチ等でギュッと奥まで握ります (出来ればプライヤー推奨)。(この時 「パチッ」という手ごたえがあれば、タップにロックがかかりますので、その後はペンチを開いてもタップまでが開いてくる事はありません)

 そしてエレクトリタップのもう片側には、今度はカーナビ一式に付属されている ”車速信号”、又は車速センサー用のコード(車速パルス信号端子)を挟み込み、これもまた同じように配線を接続します。

エレクトリタップ作業完成

 これ↑で完成。 意外と簡単でしょ? \(^v^ (ちなみに、エレクトリタップ・エレクトロタップの詳しい使用方法については・・・ 「ETC取付、配線編」を、ご参照下さい m(_ _)m ←当該記事を別サイトへ移転したので、移転先のURLより

2.バック信号 (リバース信号・バックセンサー)

 お次は 「バック信号」。

 「バックランプ電源」とも言われ、車のギアがバックに入ると信号が流れる電源配線のことで、ギアをバックにすると車のバックランプが点灯しますよね? まあ簡単に言えば、そのバックランプを点灯させるための電源という事になるでしょう。

 もちろんこの作業も簡単。

 ここでもやはり先ほどの 「カーオーディオ車種別取付図・配線図」を見てください。 おそらく 「バックランプ電源」、又は 「バックセンサー」の配線位置が掲載されているはずですので〜 そのバックランプ電源、又はバックセンサーの配線へ、車速信号の時のようにエレクトリタップを使い、カーナビに付属する 「バック信号(バックセンサー、リバース信号端子)」の配線コードを接続します。

 【 注意事項
 これら配線接続の作業を行う上で、バックランプ電源に似た用語で ”バックアップ電源” というモノも御座いますが、ただこれら2つの言葉は似ていても全く意味の異なるモノですので〜 これらそれぞれのお取扱いを決してお間違えのないようご注意願います。

 簡単でしょ?

 なお〜 一応その車種によっては、カーオーディオ裏などにそういったバックセンサー等の類の配線が見当たらないケースもあるようで、もしそういった車種へのお取り付けをされる場合には、基本、その車のテールランプへと流れるバックランプ電源を探し出し、そこから配線を延長させる かなり面倒な作業が必要となるでしょう。 (多くの場合、テールランプのバックランプ球裏のプラス電源からの配線延長作業となるでしょう (ストップランプと間違わないようご注意を))

 
 ちなみにもしこの 「バック信号」の配線を無視するとどうなるの?

 車両が後退した情報がナビへ伝達されませんので、ナビの画面上と実車の位置がズレてしまうでしょう。

 但し、実車の表示位置がズレるのは、一般的にGPSデータが受信更新されるまでの間のみとなっておりますので、もし5〜10分ほどのGPSデータ更新の間の位置ズレ程度を許容 (我慢)できるのであれば、それら配線が面倒なら ここはあえて配線しなくても問題はないと思われます。

3.パーキングブレーキ信号 (パーキングブレーキセンサー)

 そして 「パーキングブレーキ信号」。

 パーキングブレーキがOFFの状態を検知する信号で、この配線は、車両のパーキングセンサー (パーキングブレーキセンサー)、又はパーキングブレーキのプラス端子に接続する配線なんですが・・・

 ただ実は! この配線を接続してしまうと〜 ”ナビの操作は停車中のみ、走行中はテレビ見れません” ・・・仕様になっちゃいます。

 なのでもしこのような仕様で問題なければ、、、

 ナビの取付け説明書に記載されているように、やはりここも 「カーオーディオ車種別取付図・配線図」を見ながら、車両のパーキングブレーキセンサー (パーキングブレーキ信号)と、カーナビに付属しているパーキングブレーキセンサー (パーキングブレーキ信号端子)とを エレクトリタップを使って接続しちゃって下さい。

 しかし 「走行中もテレビが映らないとヤダ!」という方は、

 このカーナビ側のパーキングブレーキ信号端子の配線は、車両側のパーキングブレーキのセンサーや信号へは接続せずに〜 代わりに車両のアース(マイナス)へと接続してやってみて下さい (つまりボディアースする)。 (なおこれら ”アース” につきましては、後述のこちらのページにて詳しく


 そうすれば・・・ おおよそ ”走行中でもナビ操作OK、テレビもOK” な仕様に仕上がることでしょう。 (ちなみに理由とかにまで触れると解説がごちゃごちゃになってしまい 何の講座コンテンツだったのかワケわかんなくなっちゃいますので、ここでは原理とか理由とかまではご割愛という事で。。。 m(_ _)m)

 但し、これらはちょっとした ”裏技” 的なモノではありますが、(まあとは言っても、カーショップやカー用品店などでは かなりポピュラーなテクニックのひとつなんですけどもね。。。)

 もちろん万能なモノでは御座いません。 なのでその取り付けされるカーナビの種類などによっては、これらボディアースを実践されてみても、必ずしも全てが全て ”走行中テレビOK仕様” 等となるわけでは御座いませんので、これら何卒予め m(_ _)m (なおそういった場合 (NGパターン)には、一応 予期せぬ機器・機能トラブルを予防する目的観から〜 そのパーキング配線は素直に、本来のマニュアル通りのお取り付け直しを願います)
 【 注意事項
 ちなみに・・・ こういった ”走行中テレビOK仕様” へのテクニックや技術、その他改造? などは、それら自体には全く違法性ありませんが、

 ただ走行中に、ドライバーがカーナビの画面を注視したりテレビを見るなどする行為自体は〜 それこそ道路交通法(第71条 5の5)によって 「違法」とされる行為となっておりますので、

 もしこういった ”走行中テレビOK仕様” にしたとしても、それらはあくまで助手席の方への配慮として考えるのみで、ドライバーの方の運転中のテレビ視聴やカーナビ操作などは絶対にしないで下さいね!!! またそれらを目的としてそういった仕様などにしないで下さいね!!! 本当に徹底厳守でお願い致します m(_ _)m

 ・・・ と、こんな感じでしょうか。 今回の配線編の解説。

 ところで〜 ひとつ言い忘れてましたが、各配線の処理を行う時には、カーナビ本体まで配線が届くようにレイアウト & 設置し、きちんとダッシュボード裏 (カーナビが収まる穴)からコネクターが出るように処理しておきましょうね〜 ^^ 【⇒ カーナビ取付け方法講座 その4、フィルムアンテナ取付け編へ続く

 以上各ご参考までに。

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業界20年超のクルマ屋さんのブログです。 街外れの小さなお店の経営者、兼・営業、兼・サービスマン。

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