展示中古車のボディの、不自然・中途半端なステッカー（シール）には要注意！傷隠し

 

ごくまれに、展示場に並んでいる中古車で、、、

「不自然なステッカー」　「不釣り合い・車格に相応しくないステッカー」　「中途半場なステッカー」　「意味不明なステッカー」　「妙に目立つステッカー」　「デザイン性がなく、バランスに欠けるステッカー」

を貼り付けている展示車を見かけませんか？　（新車から貼られているモノ、車検や点検、車庫証明など・・・　貼られていて当然と思われるモノは除く）

ガラスに貼り付けられていたり、バンパーに貼り付けられていたり・・・　と、

このような展示車は、ちょっとだけ注意しておきたい事項があります。

それは・・・

傷の隠ぺい手段の可能性

ステッカーの下に隠された 「キズ」です。

つまり・・・　ボディについているキズを隠すための目隠しとして、簡易なステッカーを貼って故意的に隠しているかもっ！

というわけなんですね～　＾＾

ステッカーを貼っている車が、全てが全て　キズ隠しのためのステッカー貼りとは言いませんが、

少なくとも～　美化されて並んでいる中古車で、どう見ても　どう考えても～　このような見栄えの悪いステッカーが残っている場合には、、、　ちょっと注意が必要かもしれません。

何故なら～　中古車（展示車）を美化するにあたって、こういったステッカーは外装の雰囲気を悪くするので～　どちらかと言うと、、、　美化によって　「ステッカーは剥がされる」のがごく一般的だからです。

それなのにステッカーだけが微妙に残っている・・・という車両は、そのステッカーが必要な何らかの理由があるのかもしれませんからね～　＾＾

隠ぺい例

ちなみに～　キズ隠しのステッカー技は、キズを直すと修繕費が掛かるので、安く済ますためにステッカーを・・・　という場合がほとんどでしょう。

参考までに・・・　私が今までの業界経験の中で見た、大規模なキズ隠しステッカー技のＮｏ，１は、

両サイド前後ドア＆フェンダーにかけての、深いいたずらの線キズを隠すためにストライプ系の太めのステッカーが貼られていた・・・　という事実もありました　＾＾

またガラスに刻まれたイタズラ文字を隠すために、変な位置にステッカーが貼られていた事も・・・（ガラスのいたずら文字は、基本　ガラス交換が強いられてしまいますので・・・）

というわけで、そこでもし！　欲しい展示車に怪しげなステッカーが貼られていたら・・・

「ステッカーの下にキズなんかが隠れてないですよね？」　「納車の時には、剥がしておいて頂けませんか？」

といった具合に、ステッカーに触れておいてみましょうね～　＾＾

なお、極まれにですが、販売店の営業マンも知らないキズ隠しステッカーが・・・　という場合もあるようですし　＾＾　（お客様がキズ隠しをしていて、それに気が付かず下取りしていたり～　仕入れ先の車屋さんでこういったキズ隠しが施行されていた（展示車美化前で気が付かず。　または　お店も故意に剥がさずで）・・・　なんて事も）

以上、ご参考までに。