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ナンバープレートそのまま名義変更出来る?

 
2018/10/09
 

プレート上段の小さいアラビア数字(地名横にある分類番号)が2ケタ時代のもので、(33ナンバーとか55ナンバーとか) 新しい現行の3ケタプレートは嫌! 2ケタプレートをそのまま継承して使いたい。。

今付いているナンバーが希少な良番なので、(希望ナンバーじゃないのに ”7” とか) なんとかその番号を使い続けたい!

地名がカッコいいので、そのまま乗りたい!

特にコダワリはないが、ナンバー変更するとプレート代がかかるので、出来れば番号変更せずに名義変更したい。。 等々、

意外と質問多いかな、、

ナンバープレートを変えずに、その番号のまま新しい所有者へ名義変更出来る?

OKパターン(可能なパターン)

使用者から新使用者に変わったとき、双方それぞれの使用の本拠の位置が、運輸支局や軽自動車検査協会などによる同じ管轄区域内であれば、

またそもそも、どうやってもプレート地名の変えようがない場合でも、、(但しこの場合、双方同じ運輸支局や軽自動車検査協会等のテリトリー内であることが条件)

旧ナンバープレートのまま名義変更が可能です。

※ というかこの場合、特に番号変更(ナンバー変更)などの手続きや指定をしない限り、またナンバー返納をしない限り、無条件で自動的に前ナンバーがそのまま引き継がれます。

NGパターン(出来ないケース)

簡単に言うと、上記OKパターン以外ではナンバー変更は強制なので、

そのすべてにおいて、またいかなる場合でもナンバープレートを変えずにその番号のまま新しいオーナーへ名義変更、、 ということは一切出来ません。

この場合に当てはまってしまう場合には大変残念ですが、あきらめるしかありません。。

まとめ、パターン例等

ちょっとややこしいかな? なのでパターン例をまとめてみましたので、ご参考になれば幸いです。

例: 愛知県 ⇒ 静岡県(いずれも使用者の使用の本拠の位置) ・・・ 運輸支局等による同じ管轄区域でないので NG

例: 名古屋市 ⇒ 名古屋市 ・・・ 運輸支局等による同じ管轄区域内なので OK

例: 愛知県名古屋市 ⇒ 愛知県半田市 ・・・ 運輸支局等による同じ管轄区域内なので OK (同じ名古屋ナンバー区域同士)

例: 愛知県名古屋市 ⇒ 愛知県豊田市 ・・・ 同じ県内でも、運輸支局等による同じ管轄区域でないので NG (ちなみにこの場合では名古屋ナンバーから豊田ナンバーへ強制変更)

例: 愛知県豊田市 ⇒ 愛知県岡崎市 ・・・ それぞれは同じ愛知運輸支局西三河自動車検査登録事務所(普通車の場合)のテリトリー内だが、管轄区域は異なるので NG (それぞれでプレート地名が異なる)

例: 愛知県豊田市(旧・三河ナンバー) ⇒ 愛知県豊田市 ・・・ 運輸支局等による同じ管轄区域内なので OK (この場合、三河ナンバーのままでOK)

愛知県豊田市は現在、ご当地ナンバーとして ”豊田ナンバー” 区域だが、以前は三河ナンバーが交付されており、この場合この当時の三河ナンバーは、豊田ナンバー区域(運輸支局等による同じ管轄区域内)から出ない限りずっと三河ナンバーのまま継続可能となっております。

例: 愛知県みよし市(三河ナンバー) ⇒ 愛知県豊田市(旧・三河ナンバー区域) ・・・ 以前は同じ三河ナンバー区域だったかもしれませんが、今現在ではそれぞれは異なる管轄区域。 もちろん NG (ちなみに、みよし市も豊田市も同じ西三河自動車検査登録事務所のテリトリー内)

例: 愛知県豊田市(旧・三河ナンバー) ⇒ 愛知県みよし市(三河ナンバー区域) ・・・ 本来なら運輸支局等による管轄区域が異なるので、NGなのだが、、 ただこの場合に限ってはそもそもどうやっても地名の変えようがないので OK (同じ西三河自動車検査登録事務所のテリトリー内ですから)

例: 静岡県富士市(富士山ナンバー) ⇒ 山梨県富士吉田市(富士山ナンバー) ・・・ 一見同じ富士山ナンバー同士なのでOKっぽいが、それぞれでは運輸支局等による同じ管轄区域でないので NG

ちなみに静岡側は- 静岡運輸支局沼津自動車検査登録事務所、山梨側は- 山梨運輸支局がテリトリーとしており、同じ地名プレートでも 実態?法規上?は異なる地名プレートとして扱われており、(地名は同一でも、プレートの分類番号で区分 ⇒ 実態は異なるプレート) 一見地名の変えようがないように見えても実は変えられるとお考えください。(変えられるので変える必要がある)

※ ニュアンスが難しくてうまく表現できなくてスミマセン。。 なんとなくとらえて頂ければ。

以上、それでもややこしい部分あるかもしれませんが、またパターンとしてはまだ色々とあるかもしれませんが

思いつく代表的例としてまでに。

※ なお上記例は普通車(白ナンバーの登録自動車)を前提に例として一覧化しておりますが、軽自動車の場合も考え方としては同様とお考えください。

ちなみに当サイト、及び当サイトの関連サイトでは、名義変更や車庫証明などの各お手続き方法も別途詳しく解説しておりますので、ここにお立ち寄り頂いたついでに、必要あればそちらページにもお立ち寄り頂ければ幸いです。

どうぞ宜しく。。 <(_ _)>

以上、何かと皆様のお役に立てる部分御座いましたら幸いです。

 

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