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突然の雪でスタックした自動車を動かす方法

 
2018/09/26
 

梅の花も咲き始め、少しずつ暖かくなってきたような・・・ という今日この頃ですが、この季節で意外とコワいのが突然の季節はずれの積雪。

乾燥路面ではスタッドレスタイヤの磨耗が激しくなるので、また雨天時の制動性能が極端に劣るので、、、 そろそろサマータイヤ (ラジアル。夏タイヤ)に履き替えようと、ガソリンスタンドなどではタイヤ交換の光景をよく目にする時期ですが、

何年かに一度くらいは、スタッドレスタイヤを外した後に、突然の積雪で困った事はないでしょうか?

・・・という事で、今回は!サマータイヤのまま雪道でスタックしてしまい、身動きが取れなくなった場合のテクニックを伝授しておきましょう~ \(^^

雪道脱出テクニック

テクニックはいたって簡単。 駆動輪のタイヤの空気圧を下げるだけです。

駆動輪 = アクセルを踏み込んだ時に動くタイヤの部分。 4WDは4輪全部、FFは前輪2本、FRは後輪2本。 ちなみにここ最近のミニバンやコンパクトカー、軽自動車等だとほとんどの車種がFF・前輪駆動方式で、FR・後輪駆動方式は、大型セダンとかスポーツカーの一部で主に見られる程度。

タイヤの空気入れのゴムキャップを外し、中央の突起をボールペンなどで突っつくと ”プシュー” といってタイヤの空気が抜けますから、目視でややぺっちゃんこになるくらいまで思い切って抜いてみましょう。

すると・・・ あら、不思議。

雪道でスタックしてしまい、前にも後ろにも動かなくなってしまった自動車がいとも簡単に抜け出してしまうんですね~ ^^

という事で、道路に積雪のある地方や積雪の恐れがある地方、まれにそういった地域に行かれる事もある・・・ といった方は、またもしそうでなくとも~ これら参考までに覚えておいて損はないでしょう。(ただ斜面の登坂は困難です。 また100%の方法ではありませんので、もしそれでも動かない場合は素直にカーレスキューのお世話になりましょう【⇒ ただ雪道のスタック救助が可能なロードサービスは限られておりますので、その辺りは予め】)

留意事項

但し! この技はあくまで ”緊急脱出法” 。。。 それには必要以上にタイヤの空気圧を抜いてしまうので、その雪道脱出後にはそのままでは通常の走行は出来ません。 もしそのまま普通に道路を走ってしまうと、、、 ハンドルが取られやすくなるだけでなく、タイヤがものすごく傷み(場合によっては ”即交換レベル” までに傷んでしまう事も)、またパンクする可能性も非常に。。。

なのでそうやってタイヤの空気を抜いた後は、基本! ウルトラスーパー超徐行運転を原則厳守として、出来るだけ早急に最寄のガソリンスタンドなどで空気を充填してもらいましょう。

以上、色々と余談参考までに。

 

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