自動車盗難（車両盗難）実態調査　2010年度版

2011/05/09

2018/10/06

え～　「社団法人　日本損害保険協会」から2010年度版の自動車盗難事故実態調査結果が出ていましたので、主要となるところをザザッとご紹介しておきたいと思います。

それでは～　先ずは！　2010年度の車種別・自動車盗難ランキングから・・・

コメント。その他まとめ

ハイエースは4連覇！（レジアスも含まれております）

イモビライザの装着率が非常に低く、また商用バンという事もあり、各機関の構造が単純になりがちなためか～　しかもここ数年の中でも断トツの盗難率の自動車に。

海外での人気が絶大なハイエースだけに、窃盗団による海外流出（不正輸出）がその多くの起因か？？？　またそうかと思われる。

そして～　かつてはランキング入りの常連であって、ただ生産終了となって・・・　その盗難の影も薄くなりつつあったセルシオですが、

ここ最近の高級自動車は軒並み「イモビライザー」が多く装着されており、盗難が困難になったためか・・・　少し古い世代の高級車へ～　盗難の矛先が回帰している結果なのであろうかと（一種の回帰現象）。

という事は？　後に続くクラウンなんかもやや年式が古いものと思われる。（あくまで私の個人的な予測です）

さらに～　かつては「キング」の名を欲しいままにしていた・・・

「ランドクルーザー」

これも健在。

なおこのランドクルーザーは～　年式が古いものなのかどうかまでは分かりませんが、（一説によれば、ランクルに関しては ”専門・精鋭” とされる窃盗団が存在しているそうで、年式やセキュリティの堅牢性などは関係なく常に高等な技術が暗躍・進化し続けているとか・・・）

ただ世に普及しているランドクルーザーの絶対数を考えれば、このランキングで上位常連になっている事がどれほどの事なのか。。。　そもそも一台当たりに降りかかる ”盗難狙われ率” はまだまだ恐ろしく高確率だとも（逆にその辺りの観点では　おそらく間違いなくダントツＮｏ，１かと）。

色々と考えさせられる結果かと。

ちなみに～　タントやワゴンRといった軽自動車はやや後退したが、あのエコカーブームの火付け役でもあるプリウスがたちまち飛び入りの～　ランキング入り！！！

もはや、かつての世界的人気大衆車カローラに変わる存在のアピールのようにも見える（過去、カローラ全盛期には～　カローラの盗難件数も半端なかったですから。。。）。

プリウス要注意。

え～　それと、少々追記しておきたいと思いますが、自動車盗難の都道府県別発生率・・・　というのもあるので、それらにもちょっと触れてみると。。。

愛知県がかなり断トツ！！！　に。

2007年まではそうでもなかったのだが、2008年からいきなり首位に躍り出て～　実に3年連続の首位キープ中！　しかも！　2位の千葉県とは約2倍の差を付けてのランクイン。

トヨタ車の盗難率が高いから？　必然的にトヨタ車の数の多い愛知県となっているのか。。。　はたまたトヨタ車狙いの盗難が多いから？　必然的に愛知県に窃盗団が集まって来やすいのか。。。　まあこの辺り ”ニワトリが先か卵が先か” 的な理屈などまでは分かりませんが、

ただ取りあえず、愛知県にお住まいの上記ランキングへの常連トヨタ車ユーザーは特に ”盗難に要注意” とも。（またこれら地域へのお出かけの際にも。。。）

※　なお、かつて首位の常連であった大阪府は、毎年ランクが下がるほど～　盗難数は激減中です！！！（3年前の3分の一以下に）

以上、参考までに。