車屋さんの自動車情報Blog

    

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カーナビ取外し方 DIY講座 (①作業前のアレコレ)

 
2018/10/23
 

車の乗り換えなどで、今付いているカーナビを次の車へ付け替えられないかな? また付け替えまででなくとも、当時そこそこ良い値段で買っているので、出来れば乗り換え前に取り外して個人売買などで売却することを考えており、なんとか自分でも取り外せないかな?

・・と、お考えの方へ。

以前当ブログで、カーナビの取り付け方講座を公開したところ、、 以後当ブログ人気1・2位を争う反響があったので、(現在も) 今回その続編?として、取り外しに関するネタも公開してみましたので、

もし皆様のお役に立てるようであれば幸いです。

ちなみに今回題材とするのはこのインダッシュタイプのナビ(HDDナビです)


※ なお参考前に、お約束として、、 作業の全ては自己責任にて願います。 最低限安全確保の補足はしておりますが、自動車は車種グレード、年式など個々色々と環境が異なり、当方では補えきれない部分は非常に多く、また私のような作業熟練者とそうでない方では 色々な慣れや流れはもちろんのこと、ちょっとした作業上の気付きや予測、不測事態への対応力など多くの異なる要素も考えられ、それら経験差などから来るトラブルなど挙げれば本当にきりが御座いませんので、当ブログ記事はあくまでひとつの参考までに、実際の作業においては各自別途状況や必要に応じ資料をそえるなどして また各自別途安全管理などのもとに自己責任にてご作業を願います。(なお自己責任での作業に同意出来ない方は当ブログ記事のご参考はされないように願います。またこれら、予め何卒ご了承・ご理解などのほどをお願い申し上げます)

※ 当解説は、あくまで国産車、及び通常のガソリン車をモデルとしたものです。 輸入車、及びハイブリッドカー・電気自動車等では参考にならない場合も御座います。 こちらも十分ご注意願います。(むしろ輸入車、及びハイブリッドカー・電気自動車等では絶対にご参考にされないでください。 輸入車の中には電装システムが根本的に異なるものがあり、国産車と同じような扱いが出来ないもの、またハイブリッドカーなどでは特有の電気制御などにより、私ではフォロー出来かねる事項も多いですので、、 これらも何卒ご注意願います

※ 車種によっては、また手持ちの工具によっては 一般の方ではやや難しい例も御座います。 一応作業前の事前調査として~ 一度当ブログ全体に目を通され、自身DIYでも出来そうか否かご判断を。 その判断等をもとに作業されるか否か、また必要な事前段取りなども願います。

※ ナビと言っても種類は豊富です。 また車両側の接続環境も含めるとそのパターンはかなりの数になるでしょう。(取付時作業された方のクセやこだわり、独自性等でもさらに。。) つまりここではそのほんの一部にしか触れておらず、実際には当解説とは異なる部分も多く出て来るかと思われ、その辺りも予め十分ご留意等願います。

カーナビって下取り査定とかの評価アップになる? ならない?

カーナビ取外しにあたって、廃車予定ならまだしも~ 愛車を下取りに出そうと考えた場合、取り外すか否か色々と迷われることもあるでしょう。

なので作業の話の前に! その辺り少しだけ切り込んでおこうかと。。(もちろん私、日本自動車査定協会試験に合格し、きちんと登録されている中古自動車査定士ですし ^^)

ぶっちゃけ、カーナビを付けるとその分査定アップにつながるの? またどのくらいアップするの?

まず中古車屋さんではあまり期待できないでしょう。(査定の時、カーナビの操作チェックすらしないお店が多いのがこのため) だって中古車販売店の多くで採用している査定方法ではカーナビの有無を考慮した評価がなかなか出来ないですから。。(こういったお店ではオークション相場を参考に評価する傾向にありますが、ただその相場情報ではカーナビの有無など細かい要素までを細分化するような見方はほぼ出来ません)

それからその他 ”日本自動車査定協会派” のお店では、(専門的に言えば査定業務実施店として登録看板を掲げているお店) この場合は査定アップが望める可能性が。

例えばSSDメモリーナビの場合、当年・1年ものの車で4万円、2年・3年モノで3万円、4年・5年モノで2万円、6年モノ以上のもので1万円 各査定アップするように基準が定められております。 参考になればと。。(HDDは各2倍の額。 それから年モノの基準は車両年式が基準となりますが、車両年式より古いものが付いている場合にはそのナビの年式を基準とします。 それとこれら見解は2018年2月時点での基準であり、以後は基準が変動する可能性も御座います)

但し、これらはあくまで理論上のものです。 協会派であってもこの基準通りに査定していないお店も多いですし、また他の要素とのからみで必ずしもこの通りに評価されるとも限りません。 その辺りは予め十分お含みおきのほどを願います。
なおナビ取り外しにあたって、そのナビがグレード標準装備のものであれば どのパターン下でも取外しを行うと査定は下がります。(グレードが成立しなくなるため) それから取り外し後、標準装備されていたオーディオ、もしくは穴埋めパネルがない場合、(代用オーディオ含む) こういった場合も大半査定が下がります。(いわゆる穴あき状態) それら辺りも予めご留意などのほどを。(穴開きは、中古車屋さんでは許容されるケースはあるでしょう)

作業時間の目安

これまでカーオーディオ類を取り外すなどパネル脱着等慣れた方だと30分もあれば取外し可能だと思いますが、

あまり経験のない方だと2時間くらいは所要していた方がいいかもしれません

ただ取付けに比べれば随分とイージーかと思われます。

作業前の注意点

作業に関する注意点うんぬん、、 もっとそれ以前に注意しておきたいこと。

まず機内へ入っているCDやDVD等メディア類は予め排出されておきましょう。 本体取り外し後はこういったメディアが取り出せなくなります。 ご注意を。(取り出せなくはないですが、ただそれなりの知識と道具などが必要となってき、一般の方ではまず手出しすることは困難かと。 また他人へ譲渡しない場合にはムリに出す必要はないですが、ただ不測のトラブルも考え 一応それでも取り出されておくことは推奨してきますね ^^)

地図メディアなどまで取り出してしまわないようご注意を。 ここで取り出すのはあくまで音楽や映像など個人所有のメディアまでです。

それからナビには目的地設定や地点登録、住所録などが記録されている場合が多く、もしそのナビを他人へ譲渡される予定であるならば、こういった個人情報の初期化(消去)も忘れないように。(音楽データ等も残っていると著作権に引っ掛かるおそれが御座いますので、こういった楽曲データ、それから画像などの消去も忘れないように!

各初期化(消去)の方法は各自取扱い説明書を参照ください。

作業に必要な工具など

基本的には内装はがし(内張り剥がし、リムーバーとも)、プラスドライバー、細いマイナスドライバー、10ミリのスパナ、ニッパー(ペンチではちょっと代用できない場合も) があれば作業可能ですが、

⇒ なおここら辺り工具の細かい点は、一部ナビ取付け編などもご参照願います。(内装はがしとかドライバーとか選びに関するポイント等) また当ブログの実際の工程もご閲覧頂き、要所必要なもののポイントも予めご確認等願います。

備品として絶縁用のビニールテープ、それから可能であればマスキングテープ(内装の養生目的)などもあれば尚よし。

・・とまあこんな感じで、作業前のあれこれはまあこんな所かと。。

 

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