ドライブシャフトの異音、シャフトブーツの破れ。査定に影響ある？

 

日本自動車査定協会（JAAI）登録店店主、認定査定士のsadaです。

フロント・ドライブシャフトのブーツが破れてグリスが飛び出して来ている。

またブーツが破れ長時間経っており、交差点など曲がりカーブで何やら　”カラッカラッ”　”パキッパキッ”　と音が出るようになってきている。

こういったクルマは思いのほか多いかな。。（異音はそうそう出るモノではないですが、破れて中のグリスが漏れ出してきているクルマはそこそこ見かけます）

ちなみにこういったシャフトの異音とかブーツの破れとか、下取り査定の際には何かしら影響はあるものなのでしょうか？

基本は減点対象

基本的には大半のお店でマイナス査定となるでしょう。

いくら位下がるの？　何円・何万円ダウン？

日本自動車査定協会基準を目安に出してみると、、

ブーツの破れは交換減点となり、一箇所あたり　3万円相当の減点査定！　異音がありシャフト交換が必要なものは　5万円相当の減点査定！！

ん–　これはけっこう痛いマイナスポイントかもしれません。

※　なお日本自動車査定協会基準は2018年5月現在のものです。

ただお店によってはスルーすることも

但し！　これらはあくまで日本自動車査定協会基準。　その他基準で査定されているお店では異なることも多いでしょう。

むしろ協会基準は少数派。　中古車販売店などでは実費減点という方向が有力と言えるかもしれません。（おそらく実費減点の方が割安かもしれません）

というより査定の際、こういったシャフトブーツすら覗く事のないお店もチラホラ見られ、、　そういったお店では実質　”スルー”　なんて事も。（修復歴の有無と内外装を重点的に査定し、その他はあまり気にしないお店も意外とあるものです）

 

結論：　お店によって状況・判断・結果はマバラ。運が良ければ減点なし！　ということも。