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車両型式

 車両型式とは・・・(難しく言ってしまうと、「???」な項目なので、分かりやすく簡潔に)

 車両を識別するために付けられた、いわゆる 「車の名前(苗字)」・「車のコードネーム」みたいなもの。 また「車両型式」は単に「型式」と言う事もある。(ちなみに車両個体を完全識別するものは車台番号

何が分かるの?

 一般的にはその車種のモデル毎に異なり、逆にその車両型式が分かれば、どのモデルの何の車種かをある程度判別する事が出来る。(グレードの詳細までは分かりませんが、ある程度の仕様までは分かる場合もある)

 例えば・・・平成 13年 6月から平成 19年 10月まで生産されていた初代ホンダ・フィット。 この期間に生産されていたフィットのモデルは、車両型式が 「▲▲ − GD●」といった英数字からなっており、このハイフン 「-」から後に記載されている、「GD●」という部分でモデルの詳細を知る事が出来ます。(ちなみに自動車保険の保険料率など、保険料算出に必要とする車両型式は このハイフンより後の部分のみとなっております

 ▲▲ − GD1 ・・・ 1,300ccの2WD
 ▲▲ − GD2 ・・・ 1,300ccの4WD
 ▲▲ − GD3 ・・・ 1,500ccの2WD
 ▲▲ − GD4 ・・・ 1,500ccの4WD
車検証記載の車両型式
車検証に記載されている車両型式。ちなみにこの場合、DBA-ACR50W 全てが型式となります。

 と、こんな感じです ^^

 ちなみに、型式の英数字の配列規則は自動車メーカーによって全く異なりますが、一般的には・・・ 「排気量(エンジンの種類)」 「2WDか4WDか」 等によって細分されている場合が多いようです。(但し、自動車メーカーによっては細分されていない場合もあります。 あくまで参考程度までに)

番号の調べ方

 ご自分の車両型式(型式)を調べるには、車検証を見る方法と、車両に取り付けされている「コーションプレート」を見る方法の2種類あるが、

 まあ正確、かつ確実な方法は 車検証を見るのが基本。

普通車の車両型式
クリックで拡大。(現行の車検証は青地だが、記載位置は同じです)
軽自動車の車両型式
クリックで拡大。(現行の車検証は白系だが、記載位置は同じです)

 ちなみに、車検証の中には「型式」以外に 「型式指定番号」や「原動機の型式」と記載されている英数がありますが、これは車両型式とは全く別の識別番号ですのでお間違えのないように。 また車検証上では車両型式という表記はせず、「型式」とだけしか書かれておりませんので、それら辺りも一応予め。。

先頭の英記号

 ところで車両型式には、上記で解説させて頂いた識別コード以外にも、「▲▲ − ・・・」といった具合に型式の頭(ハイフン 「-」の前)に付いている 1〜3桁のアルファベット等もあり、

車検証記載の排ガス規制適合の識別
車検証に記載されているもの

 ちなみにその英記号は、その車両の 「排ガス規制」の適合を表す識別記号。

 有名処?の記号では、ハイブリッドカーの ”DAA” という記号があるかな。

 もちろん全く同じ年式に生産された全く同じモデルの車両でも、排ガス規制の適合認定によりこの識別記号が変わることも。

 参考までに。(なお、この排ガス規制の識別記号によっても、、 前期モデルや後期モデルといったある程度のモデルを判別する事も可能ですが、ただこれら記号はあくまで排ガス規制の適合基準が基になっておりますので、本来的な用途としてはモデル識別に使われるものではありません事は予め。。)


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