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契約時の注意点

 事が起こった後の解決方法ではありませんが、やっているのとそうでないのとで、もし事が起こった時の解決率や難易度に直接影響を与えるものも多く御座います。

 その一つとして契約時(注文書)が挙げられるでしょう。

 というわけで本頁では、転ばぬ先の杖的の番外編として、トラブル解決へ向けての基礎づくりの出来る契約方法についても念のため触れておこうかと。。

 自動車を購入する時に 「注文書(契約書)」を何気な〜く書いていませんか〜?

 契約は、二人以上の当事者の意思表示の合致によって成立する行為。 つまり・・・ 注文書(契約書)には、こちらの購入に対する意思表示だけでなく、自動車を販売する事業者の販売条件も記されている大変重要な書面です。

 今まで何とな〜く書いていた注文書の重要性を見直す事によって、事前に防げるトラブルはけっこうあるもの。

 商談時は値引き交渉だけでなく、注文書のチェック・確認も必ず! 忘れずに〜! \(^o^)ノ

面倒でも特約事項や約款には必ず目を通しておこう

 契約書の特約事項(裏面)には、契約に関する重要な事項が書かれています。

 また注文書にサイン・捺印する事は、値段や購入の条件だけでなく、注文書控えの裏面に書かれた 「特約事項」等にも同意する事になります。

 こういった 「特約事項」には、購入車両、下取り車、保険、販売諸費用、支払いなどの条件や契約の撤回(キャンセル)による損害賠償など・・・ 多項目に分けて細かく記載されておりますし、何よりそのお店の経営方針をくんで読み取れる事も多いでしょう。

 契約書は双方合意の証です。 あまりにも一方的都合ばかり書かれたものでないか? こちらユーザーにもきちんと配慮された内容になっているか? 意外とチェックする箇所は多いかもしれません。

 文字が小さくて読み難く、何書いてんだかさっぱり分からない内容もあるかと思いますが、分からない項目は営業スタッフへ質問してでも納得のいくお店かつ注文書へサイン・捺印するようにしましょうね〜 ^^)ノ

 ※ 少しでも疑問や不明な点、それから納得の行かない注文書である場合には、サインしない勇気も必要です。 不安は意外と現実になることも多いですし ^^;

きちんと社名や社印は記載されているか

 そんな確認しなくとも、書いてあって当然では? と思われる方も多いかもしれませんが、

 これがけっこう、そんな事すら徹底されていないお店も意外といらっしゃるもの。。

 ここら辺りで そのお店の姿勢を垣間見ることも出来るかもしれませんね。

 社名すら書かれていない契約書なんて、白紙にサインさせるようなもの。。 そんなことを何も思わないでサインを求めるようなお店って一体。。。

約束事はきちんと書かれているか?

 付属品サービスやキズの無料修理など、契約にまつわる約束事って沢山あるものですよね〜。

 購入者は少しでも良い条件で車を買いたいわけですから、色々な付加サービスを求めますし、、 また営業マンは営業マンで商談を上手くまとめたい一心ですから、色々な付加サービスをネタになんとか契約を取ろうと一所懸命ですし。。

 ちなみにこういった約束事は、きちんと注文書に記されている事は最低限と考えておきましょう。 また絶対にお忘れ・漏れなどもないように!

 何で?

 営業スタッフも人間ですから、ちょっとした約束事だと忘れる事もありますし、突然の契約後の人事異動(退社等も)によって約束事が曖昧になってしまう事もけっこうあるもの。。

 「え? そんな約束しましたっけ?」 「前任の担当者からはそんな話聞いていない。契約書にも書いてないし。。どちらにしても対応は出来ません(逆に変に疑われることも)」 と、こういった事になってしまわぬように。

 中には 「お客様だけ特別に・・・」 「会社には内緒なので・・・」 といった、注文書に書けない約束事の取り交わしを持ちかけられることもあるかもしれませんが、確かに、他の誰にも知られないような特別には魅かれるかもしれませんが、

 しかしこれこそ正に 「トラブル製造機!」

 実際これでヤラレたユーザーも数知れず。。

 まあとにかくこの手にも上手く乗ってしまわないようにご注意を。

 ※ というかそもそも、会社に内密でお客様と直接何かを約束するってどうなの? その費用は何処から出るの? その調達は何処から? ・・とこう考えた場合、ぶっちゃけ何か普通と違いませんか? また絶対約束を守る気があれば、いかに言っても証拠を残しておくのが筋では??
 なお、契約書にかかれていないものは〜 何からも守られません。 約束が反故にされたと主張し解除を求めたとしても、、 証拠がない限りそれ以上は打つ手もありません。 とにかくご注意を。

重要事項は必ず記載チェックを

 特に ”修復歴の有無” ”購入時の実走行距離” ここら辺り車両の価値等を左右するものは、絶対お忘れなく!(契約書へきちんと記載されているか否か)

 契約書は、トラブルに発展してしまった場合の最大唯一無二の大きな ”証拠”。

 イザとなった時、色々と助けられることも多いでしょう。

 とにかくこのあたりもお忘れなくチェックを!

 不正業者は証拠を絶対に残したがりません。 そういった怪しい業者に引っ掛からないための防衛策となることも。
 契約から時間が経っていれば、、 お店だってユーザーだって記憶が曖昧になります。 なのでそんな曖昧さから招く予期せぬトラブル防止策としても。
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