営業マンもやはりその道のプロ。 こちらが商談ペースを握ろうとしても そうそう問屋は卸しません。
しかしそうかと思ってもやはりは一人の人間。 心理的に攻められるとついつい・・ なんてことも!?
※ なお、ここで触れます事例は必ずしもでは御座いませんことは一応予め。。
営業マンって、売れると色々と嬉しいことが多いですが、しかしその売れるまでがけっこう大変。
日頃のユーザーフォローや時には飛び込み訪問。 夜も遅いし自主出勤もザラ。 休みの日だってお客様から携帯へ連絡が入ることも多く、クレームがあれば飛んで行き〜 車の洗車でも大忙し。 会社からは車検から販売まで目標ノルマに対し厳しく管理され・・
とにかく毎日が下積み状態。
なので、時として、、 お客様のちょっとした一言が心にしみることも。
「わざわざ電話頂いて有難う」 「誠意を持って接してくれるのでとても安心できる。色々と任せられそう」 等々、「この人分かってくれている!」 と、営業マンにそう思わせられるような 「褒め言葉」 を要所織り交ぜられてみては?
※ 但し、ここではあくまで 「褒める」 わけであって、「ヨイショ」 するわけではありませんので要注意。 下手なヨイショは逆効果。 ただの臭い芝居にしか思われませんから。。
下手なヨイショはただの臭い芝居にしか過ぎませんので、本来ならばあまりオススメしないのですが、、 営業マンがよく使うような 相手を持ち上げるようなヨイショであれば、そこそこ効果を発揮することも。。
「●●さんが担当者だから安心できる」 「車は特にコダワリない。●●さんが気に入ったから もうちょっと話が聞きたいと思って寄ってみた」 「●●さんの話が面白い」 「これまで色々とショールームを回ったが、●●さんが一番親身になって真剣に対応してくれる」 こんな感じかな。
もし自分が営業をやっていて、相手から言われたら嬉しい言葉はどんな言葉ですか?
相手は接客業だから・・ とは言っても、これもまた人間。 こちらの出方次第では営業マンも気持ちがくすぶり、この人には売りたくない! なんてことになることも。
一番不快にさせるのは、やはり逆営業。
保険屋さんとかがよくやります。
ウチの生命保険に入ってくれるなら、貴方からクルマを買う。 みたいな。
お心当たり御座います方は要注意。
それから攻撃的な言葉。
「全然安くないじゃん」 「もっと安くしてくれ」 「この値段になるなら買う。ならないなら他へ行く」
こういった言葉には、意外とムッと来る営業マンも多いです。
攻撃を受ければ相手も相応に構えてしまいます。
気を付けて。
それから、必要以上に他社・他車種と比べる。 細かいことを言う。 これもけっこうタブー。
見積りや試乗など、よくある競合くらいは何ともなく、ごく普通の会話と言えますが・・ 「▲はナビのオプションを付けると言った」 「■は加速が良かった」 「このクルマのこれがちょっと苦手」 「何だかエンジンのかかりが悪くない?」 とか、商談や話の都度ことごとく比較の話を持ち出されたら、はっきり言って営業マンもウンザリ。 また余りにも細かくウンチクされると 「この人クレーマー系?」 と逆に警戒され、それ以上話が進まなくなることも。
この辺りにも十分気をつけられたし。
「試乗されます?」 「見積り出してみましょうか?」
ショールームへ行くと、次から次へと営業マンからは色々と提案が出て来ます。
しかしこういった提案。 全てはマニュアル通りで淡々と話が進んでしまうだけでなく、終始営業マンにペースを持って行かれっぱなしになる事も。
なのでこういった一方的な提案は時折断り、見送り、時にはこちらから提案するなどして 営業マンの筋書きに乗らぬよう色々と揺さぶりをかけてみましょう。
揺さぶりが上手く成功すると、こちらにペースが上手く乗ってきて。。
お客様に渡しても捨てられる事が多く、悲しい運命を背負っている消耗品。 しかしそれは営業マンの大切な生命線・・ お名刺。
そんな名刺を大切に持ってくれている場面に出くわせば、かなりグッとくる営業マンは多いようです。
さらにそれだけでなく〜 きちんと名前を憶えてくれていたら。。
商談や会話の中では、出来るだけ営業マンは名前で呼ぶ。 営業マンの名前を使う。(おたく・・ あなた・・ とか二人称ではなく)
再来店の際は必ず指名する。
タイミングあればコッソリ名刺を出す。(その時、名刺入れやカードケースのような特別扱いしてるっぽいモノに忍ばせていればなお効果的!?)
ぜひ。
もうちょっとどうにかなりませんか? もう少し! お願い!! こんな交渉は絶対決まりません。
だって裏を返せば 「欲しい」 と言っているようなもの。
買うと分かっていれば、普通、それ以上値引きなんてしないのが当たり前。
ご注意を。
今時の新車の買い方あれこれ