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キャンセル・トラブル

 やった! 愛車がとても良い値で売れたヤフー万歳!

 よっしゃ! 相場よりかなり安く落札できた! ラッキーーー

 と思うのも束の間。

 取引途中で突然のキャンセル。。

 ヤフオクの個人売買ではけっこうあるようで、、

キャンセルは出来る?

 落札後、お互い契約書を残しているという場合はまあ別?かもしれませんが、

 おおよそはヤフオク等、その売買媒体のルールに従ってのキャンセルか、もしくは当人同士同意の上でのキャンセルとなるでしょうが、、

 ただどうしても個人間となると ”音信不通” などという可能性もあり、(近年ではネット主体というのも要因のひとつ) それに対抗すべき手段も皆無といえますので、

 出来るうんぬん 要求あればやらざるを得ない、受けざるをえないのが現状とも。

 突如都合が悪くなったり、購入を見送らなければいけないような出来事は誰しもあるもの。 なのでどうしてもキャンセルになるのであれば、お互いが誠意を持って和解する事も大切で最優先です。 一方的な押し付けはトラブルの元ですから・・・。

キャンセル料

 突然のキャンセルで一番迷惑被る確率高いのは出品者(売主)。

 出品するにも手数料や手間ヒマもかかってますし、

 また車の場合だと ちょっとしたタイミングで相場が大きく変動することだってありますし。。

 ちなみにこういったキャンセル対策として、キャンセル料うんぬんと商品説明に記している人も多いようですが、実際のところどんなんでしょうか。

 実はこういったキャンセル料、実際には契約に合意している限り(入札に至る同意含む) 当事者間同士で支払いの義務は発生するそうですが、、

 ただ社会通念上一般的とされる範囲では、(請求に妥当と認められる額) 多くの場合 ”明確に分かる購入者直接起因の実損” の範囲内とされているようで、、、(合理的な根拠のある範囲内)

 実際、ヤフオクに限らず、、 こういった契約キャンセルによる係争によって出た判決の多くでは こういった傾向が。 (なおこの根底にある法律は消費者契約法という対事業者向けの民法だそうですが、ただこの考え方は一般要素的にも理にかなっているゆえ、一般的にも十分浸透している見解とも)

 例えばその購入者の個別注文でカーナビを付けた場合、そのカーナビが不要になったことで被る損失等。

 既に名義変更したとかも含まれるでしょう。

 ヤフオクなら落札手数料もそうなるかな。

 ちなみにキャンセルによって他者の購入チャンスが削がれ、それが起因として相場変動による損失を被った、、 というのは一般的に含まれないそうです。 損害額が明確でないですし、そもそも当人が落札しなかった場合、他者によって落札されているとは限らないですし。。(売れ残って相場変動する可能性もあったとし、当人が起因するとは考えない)

 また出品手数料というのも、、 これも同様とのこと。(出品者の広告宣伝費の扱い。 また当人が落札しなくても、売れなければ同じですから)

 一応参考までに。

 なお、キャンセル料で納得いく行かない〜 払う払わない〜 と、当事者間でのトラブルにまで発展してしまった場合には、ぶっちゃけそれ以上は係争へ持ちこむ他手立てがないのが本音とも。。(相手がが事業者である場合は除く) また係争にまで持ち込んだとしても、法廷は双方の合理・合意点で和解を仲介する機関。 原告側の思う結果が出るとも限りません。 ていうよりそもそも手間や費用が半端でないほどかかりますので、一応その辺り知識も予め。

キャンセル防止策

 キャンセルが起こると何かと面倒なもの。

 なので防止策は何かある?

 @ 売買契約書

 まあ弱点もあれど〜 形式や構える事で防げるものも。

 A とにかく事は迅速に

 キャンセルは、本人の心の冷めから来るパターンが多いですし、また先手打たれるとついつい引っ張られてしまうもの。

 とにかく事は出来るだけ迅速に進めましょう。

 ちなみに、あまりにも相手の動きが遅すぎて、それが起因となってキャンセルに至るケースもあるようです。 特にヤフオクなどネット上メインの売買ステージになると、相手の動きがなかなか見えにくく、ちょっとしたブランクでもそれが相手を不安にさせる事も。。

 B 出品説明などは親身になって (出品者側)

 商品説明があまりにも曖昧すぎると〜 土壇場になってキャンセルに遭遇してしまう率も非常に高いようです。

 実際、私がヤフオクに中古車の出品をしようと思った時、しばらく同車種の動向をチェックするのですが、、 やはり説明があまりにもお粗末な出品車は、落札されるも再出品率も高い傾向にあるようで。。

 とまあ以上、少しでも参考になる部分御座いましたら幸いです。


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