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傷トラブル

 ヤフオクや個人売買での中古車売買において、これも意外と多い ”傷” トラブル。

 中には故意に隠された傷の発覚をめぐって炎上することも。。

傷

基本原則

 通常使用上考えられる範囲の傷は、まずは許容とするべきでしょう。

 洗車キズ、よく見られる程度の飛び石傷、普段あまり目にする事のない箇所にある傷、線キズと言うにあまりにも乏しい薄く浅い傷、、 等。

 私もヤフオクなどへ何度となく中古車を出品した経験御座いますが、

 はっきり言って、どんなに細かく気遣っていても、傷の細かいニュアンスまでは 画像では到底表現出来ません。 ていうか写りません(写せません)。。 (趣味でカメラをやっている人や、その道の上級者なら分かりませんが)

 またチェックしようと思うと、情報があまりにも膨大すぎて 掲載画像はある程度絞らないと難しい面も。。

 なおそれでも、どうしても細かい部分が気になる、、 というのであれば、少々遠路でも一度足を運び、現車確認後の取引きを。

 というより、私はそもそも 中古車は現車確認を前提に取引きされることを推奨させて頂いておりますので、その辺り問題なく遂行されていれば〜 これらは避けて通れるトラブルかとも。

 出品者視点 ///
 とにかく画像は多く、(ヤフオクなら、ヤフーボックスというサービスを使うというのも手)

 出来れば動画を添付するのも手。

 また画像から分かり難い傷は 画像へコメントを入れるなどの配慮も。

 またそれでも念押しのため、現車確認を前提にするなど〜 積極的な下見を推した出品を。

 画像や文字では全てのニュアンスは伝わりきらないので、入札前には必ず現車確認の上 状態に十分ご納得の上ご入札を。 因みにもし現車確認されないままご入札されます場合には、自己責任にて何卒願います。 ---みたいな。

重大な傷

 傷は傷でも〜 明らかに価値の下落が目に見えるようなキズ。 そういったキズをめぐってのトラブルも稀にあるでしょう。

 またカッコ悪いステッカーをはがしたら〜 その下から想像を絶するような10円キズが出てきた、、 という例も。(⇒ 個人売買ではないですが、私が体験したひとつの例

 ちなみに前者に関しましては、下見などを十分にしていれば間違いなく避けられる事例ですが、

 問題は後者。

 こればかりは、相手が事業者なら〜 事前に剥がしてみてよ! と容易に言えるかもしれませんが、相手が個人でまだ買うかどうか分からない段階でその要望はかなり難しいと思われ、

 けっこうな難題とも。

 ちなみにこういった明らかに価値が変わってしまうような重大なキズは、それも瑕疵責任に含まれるべき範囲です。(その商品価値に見合った本来の状態にないので。 なお瑕疵には、欠陥や欠点という意味以外にも〜 キズという意味も)

 但し、相手(売主)が個人ユーザーであれば、予め ”瑕疵責任は一切負いません” と約束事あれば、これら重大と思われるキズでも、相手が故意に隠してない限りそれは免除されるという一面が御座いますので、またもし隠されていたとしても、相手の出方次第ではそれを解決させるための術は非常に困難を極めるケースが多く想定出来るとも言え、やはりいずれにしても難題点とも。。(⇒ なおこの辺りの考え方については ”現状渡しの効力範囲編” こちらにて

 なので不自然と思えば、、 手を出さないに越したことがないとも。


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