窃盗プロ集団の存在
プロ窃盗団は特定の車種だけを狙う傾向にあるようです。（ランドクルーザーをはじめとするSUV系、ベンツやレクサス等の高級車、フェラーリ等のプレミアムカー、ハイエース等の商用バン、カローラやスポーツカー等の海外人気車種、トラック等の商用車等々。。 ⇒ ちなみにこれら車種はいずれも海外で高額取引きされているものばかり。 つまり海外でより高い人気と需要のある車種ばかりが狙われる傾向とも。 ん？ ということは、日本車は世界的に見ても非常に高需要な車ばかり。 窃盗団にとってはまさに日本は盗難天国？ とも言えるのではないでしょうか。。 ⇒ また日本はそれだけ盗難リスクが高いとも）
特殊リモコンキーによるロック解除、イモビライザーの解読によるエンジン始動など・・・ 年々技術力も上がり手口もかなり巧妙化してきていますよ〜。（昔あった60セカンズの映画の世界とまでは行かないかもしれませんが、まあ似たような部分もあるのではないでしょうか）
技術にも色々
窃盗団の技術力も機械的な物ばかりではありません。
事故を装った盗難など、人間の心理を研究した手口も増加しています。
キーが付いたままの状態を狙われると、イモビライザーや最新の盗難防止装置は全く効果がないですから・・・。
主要取引先は海外輸出
平成７年の中古車輸出の規制緩和によって、中古車の輸出数もかなり増加しました。
しかし、増加したのは中古車の輸出業者だけでなく、不正輸出を目的にした窃盗団組織もかなり増加しているそうです。
不正輸出の手口は様々で、自動車を分解して「部品」として海外へ輸出する方法・・・車体番号を偽造した輸出方法・・・など、色々な手口があるそうです。
対プロ策にはやはり専門店は必要不可欠
対プロの盗難対策を行う場合には、出来ればセキュリティの専門プロショップに対策機器のインストールを依頼される事をオススメします。
何故なら・・・、
窃盗のプロ集団はあらゆる対応を熟知しています！ 色々な盗難防止装置の抜け穴も知っています！
警報が鳴れば配線カットで素早く解除するのは朝飯前・・・（警報がなっても全く動じないほど冷静ですし）
ハンドルロックなんか僅か数秒で破壊・・・
一度目で失敗したならば、二度・三度やってくる事も・・・。（警報がなっても全く動じませんので、例え見つかったとしても強行突破したり、一旦逃走してもまた数日後に現れる事も多いそうです。 まさにロックオン）
という事なので、目には目を！ プロにはその道のプロを！ というわけです ＾＾
で、対プロを意識した盗難対策で重要なのは・・・、「いかにセキュリティの解除を困難にするか！」 という点です。
素人が組み込んだシステムは瞬時に破られます！ それがどんなに高価で最先端のセキュリティ・システムだとしても、システムの電源を絶たれてしまうと、ただ配線がゴチャゴチャしているだけの弁当箱のような物ですから・・・。
対しセキュリティの専門プロショップでは、「いかにセキュリティの解除を困難にするか！」 ・・・という知識を豊富に持っています。 またセキュリティ・システムの機能に頼るのだけでなく、車種別にオリジナルのセキュリティ設定を行う事によって、より防犯能力の高いセキュリティ・システムを組み上げる
「技」をも持っています。
・・・という事なので、
窃盗プロ集団に狙われやすい車に乗られている方で、対プロを意識した盗難防止対策は、出来るだけお近くの専門プロショップへ相談してみましょうね〜 ＼（＾＾
但し、ここまでやってしていても、必ずしも盗難を防げるという保証も一切どこにもありません。 その点は一応お忘れなく。。
遭ってからでは遅い！ 何も戻らない！ 被害に遭う前に、誰でも出来るカーセキュリティ入門