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鑑定裏から本音を込めて〜 査定協会認定店&資格保有査定士による下取り必勝ガイド

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先入観の恐怖。下取りマジック

人間の先入観って、、 本当にもの凄く、場合によってはかなり怖いことも。

これは自動車市場においても同じ事が言えるでしょう。

例えばその代表例が 「下取り」。

皆さん、下取りという言葉ひとつで一体何を連想されますか?

大半の方は・・・

今現在所有している自動車を良い条件(価値)で引取ってくれる〜 と、誰もがそう思われているはず。。

「次の新しい車を買うのだから、査定は好条件」

何処かで勉強しているわけでもないのに、いつの間にか 「常識」としてその下取りというものを固定イメージし、次の車を買うのだから・・・ という理由だけで全く根拠なく〜 なんとも一方的に常識化されている先入観。

 さらにその下取り先が 「ディーラー系」であれば、これら先入観にも 「信頼」の尾ひれまでオプションで付き、もうその常識化レベルも最高潮!!! 完全一人歩きの教科書状態とも。

まあ車屋さん側も、いわゆる 「下取り価格を高く見せかける技!」という営業手法を使い、(実は高額査定でもなんでもないが、下取り価格を良く見せて、商談を有利に進めよう・・・ という営業手法の定番中の定番技)

「高価買取が実現する」〜 みたいなゴリ押しをやっていたり、またそれに伴うイメージも付いて回りますし、

それからそもそもウソ?も方便。

特に高額査定でもないのに、口八丁手八丁強引に 「下取りだから優遇してます! めちゃめちゃ頑張ってます!!」と、口だけトークもよく炸裂しますので、

 例え本気で頑張っていたとしても、元々そのお店の査定レベルがとても低く平均相場にも満ておらず、まるでお話にならない、、 なんて事も多く、しかしそのお店にとっては本気も本気。 こんな本気(レベルは低いが自社なりに頑張ってます!アピール)も市場に多く溢れかえっておりますし、

火の無いところにも煙が立っている状態。

まさに 「下取りマジック」。

 下取りという言葉がどうしても良く見える、一種のマジックみたいな感じ。 手品? トリックかな?

しかし真の姿は、、

ほんの一部のパターンを除いては、下取りだからと言って査定を優遇するクルマ屋さんは皆無です。

買って利益を与えるのだから、下取りが優遇されるのは当然〜 という考え方は、消費者ユーザーの一方的な思い込みでしかありません。

車屋さんはそんなことコレッぽっちも思っておりません。

商談での口先や会話でそう言っていても〜 言うが易し。 車屋さんはそんなことコレッぽっちも思っておりません。

見積り書に書かれていても〜 盛るも易し。 車屋さんはそんなことコレッぽっちも思っておりません。

むしろ、その思い込み(先入観)を利用し〜 目一杯利益をふんだくろうと企んでいる営業マンも少なくなく。。

 そもそもそのイメージは、ユーザーが勝手にそう思ってくれているだけでなく〜 同時に、これまで歴代数々の車屋さんや先祖代々のプロ営業マンもそれを盛り立てるように種をまき作り上げてきたキャッチコピーだったりも。。 となれば収穫は? 車屋さんの思い通りの下取りが実現する。 商談が楽、スムーズ。(下取りだからと勝手に思ってくれるので、いちいち交渉されず言い値で商談がまとまりやすい) ⇒ さらに ⇒ ちょっと大げさに ”限界です” と言えばそれで通る。 妙技など小技もより活用しやすくなる。 ⇒ さらにさらに ⇒ 特に固定観念が強いと思われるお客様には、足元を見て、エキスパート・トークを駆使し低額査定だって思う存分可能に。。

これが車屋さんの真の裏事情。

これも 「下取りマジック」。

怖いですね〜 皆様はどうぞお気を付けて。

 下取りにとらわれず、買取りをも視野にいれ柔軟かつ広義にご活動を。
車の下取り必勝ガイド

業界20年超、中古自動車査定士資格保有の日本自動車査定協会(JAAI)認定登録店店主。業界裏から裏と本音を語っております。

※ なお、ここに挙げます内容は〜 あくまで一例、かつ一部です。 その他にも、、 またこれら例は、必ずしもというわけでも御座いませんことも予め。 もちろん状況などによっては下取り査定の方が好条件であることも多く、いずれにしてもあくまで参考までに願います。

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