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鑑定裏から本音を込めて〜 査定協会認定店&資格保有査定士による下取り必勝ガイド

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下取り対策金

メーカー直の販売店やディーラー等では、(街でよく見かける一般的な販売代理店) 下取り車種によって 「下取り対策金制度」 が設けられていたりします。

例えば・・・ D社ディーラーにて車を購入する場合に、下取りとなる車が S社などの競合他社メーカーの車種であれば、販売店は「下取り対策金」として一定のインセンティブをメーカーからもらえるので、値引きアップや下取り査定アップなど、、 お客様に対してもそのインセンティブに応じた還元がある・・・

また露骨に下取り対策金でなくとも、販売強化キャンペーンと称してメーカーから特別援助金・支援金が出ることがあり、(貰えるのは販売店) これを利用し 通常時より値引きアップや査定アップなど、、、(●万円分のオプションプレゼント等もこの類)

といった物です。 (例】 通常の下取り査定は 10万円だが、今回の下取り対策キャンペーンを適用すれば査定価額を 10万円アップした20万円で下取りしますよ〜 みたいな)

但し!それらは必ずしも、、

お得とは限らないことも多いです。

何で?

これら対策金や援助金などは ”値引きアップ” ”下取りアップ” ”オプションプレゼント” といったイベントを前提に用意される事が多く、しかもその費用の一部しか出ないことも多く、、

 例えば、メーカーから、10万円の査定アップキャンペーンをやるなら5万円の援助金を出しますよ。 みたいな。

となると、目に見えない箇所で値引きの限界が犠牲になっていることもあり。。

 5万円しか援助金が貰えないとなると、残る5万円分は販売店の自腹ということになります。 ⇒ 当然、販売店は自分の腹を切るなんてやりませんので ⇒ 車両の値引き枠から5万円分査定額へ回す(値引きの限界枠を5万円削る)

まあ結局は、裏では表題ほどのお得は無いことは多いということで、

 上記例では10万円の査定アップだが、実際には5万円値引き枠が削られているので、、 実質的には5万円の査定アップでしかない。
 考えようによっては、通常よりも5万円査定を下げて そこから10万プラスしているかもしれませんし。

となれば元々査定水準の低いディーラーであった場合、

はたしてその程度の査定アップで ”真のオトク” と言えるのだろうか。。

 ちなみにこの辺り対策は? -----

 これらも ”ごまかし妙技” と同様見解がいいでしょう。 要は、足りない部分を他から調整出来ないようにすれば。。(下取りキャンペーンならあえて下取りは後回しで、車両値引きを徹底攻略した後下取りを出せば!? そうすれば調整なしの査定アップや本音査定が得られかも。 もちろん他店買取り店等の買取り査定も併用し、最終比較も忘れずに!)

 ※ まあその他キャンペーンもおおよそ似た感じかな。(オプション系は不足部分もあるかもしれませんが)

車の下取り必勝ガイド

業界20年超、中古自動車査定士資格保有の日本自動車査定協会(JAAI)認定登録店店主。業界裏から裏と本音を語っております。

※ なお、ここに挙げます内容は〜 あくまで一例、かつ一部です。 その他にも、、 またこれら例は、必ずしもというわけでも御座いませんことも予め。 もちろん状況などによっては下取り査定の方が好条件であることも多く、いずれにしてもあくまで参考までに願います。

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