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鑑定裏から本音を込めて〜 査定協会認定店&資格保有査定士による下取り必勝ガイド

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人気車種の現実

ちょっと小ネタではありますが、人気車種の意外な下取り査定の現実を少々。

人気車査定は意外と冷静

新車市場や中古車市場には 「大ヒット」と言われている〜 いわゆる人気車種があり、人気車種を好む自動車販売店には所狭しと人気車がズラリ!

・・・と、こんなシーンを見てしまうと、

もし、これから下取りに出そうと思っている貴方の愛車が人気車種であれば、査定価格にも期待せずにはいられないというもの。

店頭に並んでいる同じ自動車のプライスを見ては、「これくらいはあるかな〜」と、期待の膨らみも無限大でしょう。

しかし・・・

このような気持ちに反して、高まる熱を冷ますかの如く、人気車種の下取り査定に消極的で冷静な自動車販売店も意外と多い〜 という事には、十分・十二分にご注意を。 

 つまり、世間一般的な市場においては人気の高い車種でも、自動車販売店に対してまで人気が高いとは限らない〜 という事。

人気車だから査定ダウン?

実は〜 なんと!

中古車市場であまりにも人気が高すぎるから、 という理由で、下取りする事を敬遠したい・・・ という車屋さんも現実にある話なんです! (敬遠するということは? いわゆる欲しくない ⇒ 価格を抑えた査定傾向 というわけ

何で?

先ず人気の高いクルマは必然的に中古車の玉数も溢れるように多いんです。(⇒ 言ってみれば ”何処にでもある”)

さらに人気車の大半はいわゆる大衆車でもあり、、 消費者の好みの偏りも少なく、(⇒ 売る側としては競合性も高すぎる)

つまり車屋さんにとっては逆に在庫リスクが非常に高く、また積極的に売ろうとすればするほど薄利多売傾向が強いられてしまう悪循環性の高いクルマとも言え、、

 何処にでもある競合性の高いクルマの決定的宿命とも。 ちなみに、近年は全国区からネットで在庫車検索するユーザーが非常に多く、このことから〜 近年では事さらにこの辺りの懸念点は非常に強大であったりも。。

まあ簡単に言えば 手間の割に合わないクルマ なんです。(⇒ ハイリスク・ローリターン)

これじゃあ 下取りする気にならない(乗り気になれない)お店があってもおかしくないでしょう。

 ちなみに人気車は、いきなり相場が激変するというリスクもありますので、(玉数が非常に多いということも影響し、相場が下がり始めるとジェットコースターの如し)

 下取りするクルマ屋さんは、その辺りリスクとも向き合わなければならないというハードルも。。

 ※ 人気車と同じ土俵で他社メーカーからニューモデル等が発表された時に起こりうる。 例えば、初代フィットが発表されたと同時に〜 これまで同土俵で高い人気を誇っていたトヨタヴィッツの中古車相場が一気に激下したとか、(この時は一ヶ月で数十万円もの価格下落が見られました) また初代ホンダストリームの人気に追従するようにトヨタからウィッシュが投入され、ストリーム人気がすっかり急降下してしまったとか。。(この時は、逆にストリームが不人気車への道をたどってしまったほど)

人気車は、クルマ屋さんにまでは人気とは限らず。

もしお心当たり御座いましたら十分ご注意を。

 でも車屋さんは ”人気車だから是非とも欲しい!いい条件で下取りしますよ” とか言ってますが。。

 ⇒ そりゃあクルマを買って欲しいですから、少しでも有利に見せかけたい営業トークを使っても全くおかしくないでしょう。 言うだけはタダ。 またどんなに上手い事言っても お客様には手の内は分かりませんからね。。 (⇒ 関連

 じゃあ一体どうすれば?

 ⇒ そんな手間も惜しまない(惜しみ難い)買取り店とかはいかがでしょうか。 車屋さんは下取りしなくとも商売出来ますが、買取り屋さんはクルマを買い取らなければ商売になりません。 買取り屋さんの買取り姿勢は、車屋さんで言うところの売る時の商談姿勢のようなもの。。

 但し、そうとまで言っても下取りが絶対的に条件がよろしくないという確実性も御座いませんので、また下取りの全てが全てでも御座いませんので、もちろんあくまで ”比較前提で” という事は予め。

希少な人気車は? 嗜好的人気車は?

いわゆる輸入車やスポーツカー、大型SUV等の 特定ユーザーのみに絶大な人気を得ているクルマ。

この場合には逆に玉数はとにかく少ないし、希少性も高い。 ましてや競合性なんてのも皆無に近そうだから、、 ひょっとしたらこのパターンは別?

とんでもない!

確かに、先者の人気車とは似て非なるモノ。 だから対照的にその希少性等に飛びついてくれるのでは? と、そう思われる方も多いかもしれませんが、

しかし現実は---

  ちなみに、この事例については別途こちら ”⇒ 嗜好性の高いクルマの現実” にて取りまとめておりますので、話の続きはそちらにて。。

というわけでこちらも、

もしお心当たり御座いましたら十分ご注意を。

車の下取り必勝ガイド

業界20年超、中古自動車査定士資格保有の日本自動車査定協会(JAAI)認定登録店店主。業界裏から裏と本音を語っております。

※ なお、ここに挙げます内容は〜 あくまで一例、かつ一部です。 その他にも、、 またこれら例は、必ずしもというわけでも御座いませんことも予め。 もちろん状況などによっては下取り査定の方が好条件であることも多く、いずれにしてもあくまで参考までに願います。

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