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鑑定裏から本音を込めて〜 査定協会認定店&資格保有査定士による下取り必勝ガイド

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先入観の落とし穴。下取りが絶対に優勢とは限らない

車の「下取り」と「買取り」は全く別物・・・と、完全に勘違いされている方も多いようなので、念のために補足しておきますが、

言葉こそ違えど、この2つの業務内容は全く同じモノです。 全く同じ土俵にあるモノです。

「下取り」という名目でも、結局は自動車販売店に愛車を買取ってもらっているに過ぎません。(車屋さん側から見るとどちらも同じ仕入れでしかありません)

唯一の違いは車両購入代金に充当されるか否かのみ

簡単に言うと 愛車の引き取られ先(売却先)で車を買うかどうか・・・ くらいの違いでしょう。

でも車屋さんは違うと言ってるが、、

確かに、車屋さんはあたかも下取りだったら、、 等と、特別な口調でアピールします。

しかしそれは、あくまで全く同じ車屋さんで下取りと買取りとを比べた場合の、故意に買取り価格を低く見積もっているから言えるわけであって。。

また通常、限界相場が100とするものを、下取りだからと言ってわざわざ120とかで取れるでしょうか?

自ら仕入れ値を吊り上げるような(自分の首をしめるような)アホなクルマ屋さんなんて何処にもいませんよ。

 というよりむしろ、こういった口調アピールのウラには 下取りに特別感を与えようとする営業トーク要素が見え隠れしていると考えていた方がいいでしょう。(⇒ 下取りマジック
 車屋さんは、経理を裏操作した ”なんちゃって高額査定” が得意な事も忘れずに ^^

でもでも、身近に違うという人も多いですが、、

それは一般ユーザーの方から見た先入観にしか過ぎません。

単なるウワサを鵜呑みにされている方、営業マンの口車(営業トーク)に乗ってしまっている方、、 その根源にあるものは様々なようですが、

いずれにしても真実を把握した意見ではないでしょう。

と言う事なので!

「下取りは高くて買取りは安い」 「車を買うのだから下取り査定が一番高額査定で当然」 ・・・等と、

下取りを完全に優勢としてしまう、何処の誰から流れてきたのか分からない〜 何とも自動車販売店ばかりが優勢となるようなウワサや常識?を鵜呑みにされているならば、、 またそう感じられているならば、、

その考えは今直ぐ忘れて下さい。

正しくない知識は持っていても損するばかりで一銭の得にもなりませんよ。

ちなみに、それでもまだ先入観を持っていれば?

ハッキリ言いまして、愛車の査定で限界相場の最高額を引き出す事は不可能でしょう。

だって---

お客様には、その 「下取り優勢」という何とも不思議な意識(先入観)があるので、車屋さん的には自分の思い通り、思う壺。

またお客様に 「下取り優勢」という意識があれば、そのお客様は必然的に下取りしか考えませんし。。(買取り店との査定競合なんて皆無と言っていいほどなので、他店の脅威にさらされることなく・踊らされることなく気軽に査定が出来るってもの)

まさに車屋さんにとっては 先入観を活用し放題!やりたい放題のワンマン・パラダイス!!

言うなれば 「井の中の蛙」相手に商売しているようなもの ^^

これはヤバい。

 つまり売却は ”下取り一本勝負” でしか考えられないわけで、そうなればいくら安く査定してもバレない!(お客様は下取りなんで高額査定と思い込んでいますから。利益見込みで一発勝負なんてことも) 車屋さんの言い値が通る!!(何より買取り店とのうっとおしい競合比較もやられないんでとにかく車屋さん的には勝負が楽〜) こんなにオイシイ商売はないでしょう。
 ちなみにお客様に先入観があるか否かは〜 そこは相手は百戦錬磨のプロ営業マン。 話の中から十分に引き出せ把握出来ますよ ^^

それから、一本勝負化してしまうことで 事実上、自らチャンスをつぶしているようなもの。。

これもヤバい。

 先入観は人を盲目にさせます。 ちょっと手を伸ばせばそこに驚嘆的な高額査定が手に入っていたかもしれないのに。。 宝くじは買っても当たらないから買わない〜 ではなく、買わないと当たらない〜 の理論ですね。

他ディーラーの下取り査定との競合は?

念には念を入れ、「色々な自動車販売店やディーラーで下取り査定してもらったから、査定価額の比較もバッチリ!」との事。

これなら足元も見られずワンマン・パラダイス好き放題なんてやられまい!! チャンスもみすみす逃がしていまい!!

しかしこれも同じこと。

だって全部下取り前提ですよね? みんな低額査定しか出していなかったら??

どのクルマ屋さんでも下取りは同じこと考えてますし、ましてや他店との下取り競合話を聞いても 他店も同じ見解だと十分裏が読めますので、、

別にあってもおかしくないかと。。

 ”ドングリの背比べ” とはまさにこのこと。 「井の中の蛙」が同じ井戸の中でウロウロしているようなもの。。

結論

下取りと買取りは同じ土俵。

下取りのみを美化しすぎていると、その先入観が逆にクルマ屋さんの武器になり 結局は自分にダメージが跳ね返ってくる。

また、買取りに隠されている真の姿をみすみす逃すかもしれず。。

愛車の高額査定を目指すなら! 出来るだけ偏りのない見解でまんべんなく広くご検討を。

 西の横綱 ”下取り” と、東の横綱 ”買取り” が同じ土俵で激闘繰り広げてこそ(査定が)盛り上がるってもの。
車の下取り必勝ガイド

業界20年超、中古自動車査定士資格保有の日本自動車査定協会(JAAI)認定登録店店主。業界裏から裏と本音を語っております。

※ なお、ここに挙げます内容は〜 あくまで一例、かつ一部です。 その他にも、、 またこれら例は、必ずしもというわけでも御座いませんことも予め。 もちろん状況などによっては下取り査定の方が好条件であることも多く、いずれにしてもあくまで参考までに願います。

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