今まで中古車屋さんで車を購入した事があれば、何とな〜く聞いた事はあるのではないでしょうか?
「オークションで仕入れました!」
「オークションの評価点では○点でした」
「好みに合った車を、オークションで探して引っ張って来ますよ〜」
この 「オークション」とは一体何なのでしょうか・・・【⇒ 尚、これらカーオークションのニュース、ブログ記事などはこちら】
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カーオークション、オートオークションとは、会員制(業者のみ)で自動車の 「セリ(競り)」が行われる場所です。
例えば、魚市場や青果市場。 早朝から市場で 「セリ」が行われ、そこで八百屋さんや魚屋さんが商品を競り落し、その後 八百屋さんや魚屋さんの店頭に並び皆さん(消費者)が購入して皆さんのお腹に収まるわけです。
車も同じ。
全国各地にあるオークション会場で 「セリ」が行われ、そこで車屋さんが商品を競り落とし、その後、自動車販売店の店頭に並び、皆さんの愛車となるわけです。
ただ、車の場合、流通経路はカーオークションだけではないので、市場に流通している全ての中古車がカーオークション経由で仕入れられた物ではありませんが・・・
オークションで競り落とされる落札価格は、いわゆる 「業者価格」。 自動車販売店の店頭に並んだ 「プライス価格」ではありません。
という事は・・・
会員である業者しかオークション会場に立ち入る事は出来ません。
極稀に、「会員業者と同伴ならば、一般の方もオークション会場に入場出来る」 ・・・という場合もありますが、これはオークション会場によって規制も色々。
最近では、インターネットを使った入札や応札も可能となり、会社に居ながら全国各地のオークション会場の商品を競り落とす事も可能です。(もちろんこの場合も、会員専用ホームページから 会員資格とIDを持った業者しか入札・応札することは出来ません)
ちなみに・・・ ここで言うカーオークションと 「ヤフーオークション」を混同している人も稀にいらっしゃいますが、業者専用オークションとヤフーなどのネットオークションは根本的に異なりますので、混同しないように注意しておきましょう ^^)ノ (ヤフーオークションでは○○万円で出品されているので、業者オークションの相場も○○万円 ・・・ と、完全に混同されている方もいらっしゃいます。 ヤフーオークションはいわゆる小売価格。 店頭プライスと同一と考えて下さい m(_ _)m )
【⇒ オートオークションの評価点について】 ←こちら記事にてとりまとめておりますので、そちらの記事をご参照ください。
中古車展示場に好みの車が見つからなかったり、知人の営業マンに好みの車を伝えてオークション等で車を探してもらう・・・ という購入方法も多いのですが、そもそもこういったカーオークション経由で購入するメリットは何でしょうか・・・。
中古車は、大げさに言うと 「世界で一台オンリー」。 全く同じ状態の車は2つと存在しません。 例えば、中古車販売店を探し回って・・・
「ボディの色は珍しくて好みなんだけど、サンルーフが無いのがちょっと・・・」
「年式の古い車だが、もっと走行距離の少ない車が欲しい」
「事故車を安く買いたいけれど、どうしても修復歴の箇所が気に入らない」
「好みのエアロではない」
「こだわりの、希少の5速MT車が欲しい!」
といった場合、ご近所の中古車屋さんだけで探すのには限界があります。 また同じ車種でも、スペックや車の状態まで・・・ となると、人気車種でもなかなか気に入る車に出会えないのが現実だったりします。
そこで! 頼れる強い見方が・・・ 「カーオークション」。
近場ではなかなか見つからない車でも、全国で探せば膨大な数。 もちろん近所では見つからない超希少車だって手に入る可能性もありますよ〜 ^^)ノ
ご自分の理想の車を探すには、カーオークションが一番! なんですね〜 ^^
一番のデメリットは・・・ 中古車流通の中で一番仕入れ値が高い事です。
オークション経由で落札仕入れした車は、出品側の業者は利益を出している状態が一般的。(損してまで出品は誰もしませんから)
つまり仕入れられた原価の時点で既に〜 出品店が下取りや買取りした額からそういった利益、またさらには会場等の各種手数料が乗っかっているわけですから。。
”出品者側の下取り、もしくは買取り価格” + ”出品者側の維持経費” + ”出品者側のマージン(利益)” + ”オークション出品手数料(出品者側)” + ”オークション落札手数料(落札者側)” + ”車両の陸送費” + ”落札者側の経費” + ”落札者側のマージン(販売利益)”
・・・ といった雪だるま具合で費用が加算されて行き、最終的に、消費者へ提供される価格は、、 これらの全ての費用が入っての価格・・・というわけ。
つまり仕入れが高額である分〜 販売価格も割高傾向であるとも。(もし表向きの販売価格は抑えていたとしても、値引きの限界枠は究極に少ないでしょう)
ちなみにもし、そのお店での下取りや買取りの車をダイレクトに購入する事が出来ると、、、
”販売店の下取り、もしくは買取り価格” + ”お店の維持経費” + ”お店のマージン(販売利益)”・・・ 間接する費用はこれだけに抑えられますから、
そもそも店頭価格が割安であったり〜 もしそうでなくとも、、 交渉次第で店頭プライスからググ〜ッとディスカウントしてもらえる可能性も・・・ ^^
自分好みのコダワリの愛車が探せるというメリットを取るか、とにかく低価格にコダワルのは貴方次第。 但し! 下取り車や買取り車で好みの車に出会えるのは超難関。 ちなみに、中古車販売店の展示場に並んでいる中古車のほとんどはカーオークション経由で仕入れている中古車です。
カーオークション経由のデメリットには、「自分の目で見て下見が出来ない」という点もあります。(個別オーダーなど、任意にクルマ屋さんへ仕入れを依頼される場合)
出品される車の状態は、全て 「営業マン」任せ。 事前に状態票(車の状態が書かれた出品票)を見せてくれたり説明してくれたり・・・ という事はありますが、状態票に書かれている詳細はかなりアバウト。 かゆい所に手が届く詳細までは分かりません。
つまりいくら、
「ディーラーの営業マンだから・・・」
「大型店舗の営業マンだから・・・」
「主任クラスの年配営業マンだから・・・」
と言っても、車の選び方や主観は十人十色。
またオークションの評価点が4.5点だから〜 と、営業マンの言う事が何だか分からないが、とにかく物は良さそうなので・・・ という事で仕入れてもらった車が来てみると、
「嫌いな芳香剤の臭いが酷い・・・」
「タバコや動物の異常なまでの異臭がする・・・」
「予想していた状態とは桁外れの物だった・・・」
「思っている色ではなかった・・・(近似色など)」
「何か変な音がする・・・」
こういった事も現実に起こっています。
なのでもしこのような事が実際に起こった場合、販売店はどのように対処してくれるのか・・・ という点も、オークションで仕入れてもらう前には十二分に話し合って確認しておきましょう!
現実の話、「貴方の同意のもとで仕入れたので、キャンセルは出来ない」と、業者によっては十分な対応もなく、納得のいかないまま無理矢理強引に買わされてしまう事も・・・ (← なおこれら
「キャンセル」については、その業者さんとの契約条件などでも、取扱いが随分と変わっても来ますし・・・)
こう色々と考えてみると、中古車業界って謎の多い業界ですよね〜 ^^
良い中古車を探すには、やはり信頼出来るお店と営業マンが必要不可欠だと思います。 長いカーライフを楽しむためにも、心から信頼出来る営業マンと出会いたいものですね ^^
車に関する豆知識。 ちょっとややこしい用語についても