え? 燃費運転にブレーキ? 止まるだけなのに そんなのがエコと何の関係があるの?
ブレーキを踏むという事は、これまで加速や速度維持に使ってきたガソリン等から得たエネルギーを消しているということ。(エネルギーを熱エネルギー等に変換し、外気へ放出)
つまり多く踏めば踏むほど〜 強く踏めば踏むほど〜 エネルギーを無駄使いしているということになり・・
ブレーキを踏まない運転なんて絶対に無理ですが、無駄なブレーキを抑える運転は十分可能でしょう。 またそれが出来れば、その分エコとなってお財布に跳ね返って来てくれるでしょう。
例えばスピードを出しすぎない。 これだけでまずブレーキ負荷も減らせ 無駄も軽減できるでしょう。
それから早めからのアクセルオフ。
例えばかなり先に信号が見えており、歩行者用の信号機が点滅しているなど・・ そろそろ信号が変わりそうな雰囲気があれば、信号が変わってからブレーキを踏むのではなく、変わることを予測して早めからアクセルを放しておき、少しでも惰性での航行距離を稼いだ後にブレーキを踏めば。。
ブレーキは使えば使うほど経済性が悪いと申しましたが〜 確かにそうです。 しかし時と場合によっては使うことが有効なモノもひとつ御座いまして。。
それがエンジンブレーキ。
坂道などで、アクセルを踏まずともクルマが早く走り出してしまうようなケースで、あえて低いミッションギアを選択し、エンジンによる抵抗力を上手くブレーキとして使うアレ。
ちなみに実はこのエンジンブレーキ、一定のエンジン回転数以上になると自動的に燃料噴射制限が入るようになっており・・ つまり効いている状態ではエンジンへ燃料が供給されないので〜 その航行区間は実質燃料消費が ”ほぼゼロ” となるというわけで。。
というわけで坂道などで落下エネルギーが強く加速しやすい環境下では、フットブレーキを頻繁に使うのではなく、積極的にエンジンブレーキを使う運転を。
ガソリン代倹約のため出来ることアレコレ