職人!?カーライフ.com
車屋さんの自動車情報ポータルサイト。 エコドライブ編

TOP PAGE > エコドライブ > 低燃費運転 >

ブレーキワーク

え? 燃費運転にブレーキ? 止まるだけなのに そんなのがエコと何の関係があるの?

ブレーキ = エネルギーの抹消

ブレーキを踏むという事は、これまで加速や速度維持に使ってきたガソリン等から得たエネルギーを消しているということ。(エネルギーを熱エネルギー等に変換し、外気へ放出)

つまり多く踏めば踏むほど〜 強く踏めば踏むほど〜 エネルギーを無駄使いしているということになり・・

無駄なブレーキを抑える

ブレーキを踏まない運転なんて絶対に無理ですが、無駄なブレーキを抑える運転は十分可能でしょう。 またそれが出来れば、その分エコとなってお財布に跳ね返って来てくれるでしょう。

例えばスピードを出しすぎない。 これだけでまずブレーキ負荷も減らせ 無駄も軽減できるでしょう。

 安全運転になれば急ブレーキも減るわけで、その辺りでの効果も期待できるかと。

それから早めからのアクセルオフ。

例えばかなり先に信号が見えており、歩行者用の信号機が点滅しているなど・・ そろそろ信号が変わりそうな雰囲気があれば、信号が変わってからブレーキを踏むのではなく、変わることを予測して早めからアクセルを放しておき、少しでも惰性での航行距離を稼いだ後にブレーキを踏めば。。

エンジンブレーキも上手く活用しよう

ブレーキは使えば使うほど経済性が悪いと申しましたが〜 確かにそうです。 しかし時と場合によっては使うことが有効なモノもひとつ御座いまして。。

それがエンジンブレーキ。

坂道などで、アクセルを踏まずともクルマが早く走り出してしまうようなケースで、あえて低いミッションギアを選択し、エンジンによる抵抗力を上手くブレーキとして使うアレ。

ちなみに実はこのエンジンブレーキ、一定のエンジン回転数以上になると自動的に燃料噴射制限が入るようになっており・・ つまり効いている状態ではエンジンへ燃料が供給されないので〜 その航行区間は実質燃料消費が ”ほぼゼロ” となるというわけで。。

というわけで坂道などで落下エネルギーが強く加速しやすい環境下では、フットブレーキを頻繁に使うのではなく、積極的にエンジンブレーキを使う運転を。

 なお、踏む頻度が少なくなればなるほど〜 パット摩耗も減らせるわけで、、 そういった副次効果も。
 というかそもそも坂道では、ブレーキの異常加熱によるトラブル(ペーパーロック現象)を防止する目的で、フットブレーキの多用はタブーということは予め。。
 関連 ///
 オートマ車両で、エコ運転だ〜 とか言いながら、シフトをニュートラルにして坂道滑走される方がいらっしゃいますが、ニュートラル位置では常にアイドリングのための燃料噴射が行われておりますので、はっきり言ってぜんぜんエコでないです。 またニュートラル滑走はオートマミッションへのダメージも大きく、(そういう走行目的でのニュートラルではありませんから) 下手すれば故障リスクが付いて回ります。 念のため補足までに。
エコドライブ エコ塾

ガソリン代倹約のため出来ることアレコレ

燃費・倹約ネタ
その他

Copyright(c) 職人!? カーライフ.com All Rights Reserved