普通乗用車などの白いナンバーの場合、後ろ側のナンバープレートには 「封印」と呼ばれるアルミ製のカバー(キャップ・蓋のようなもの)が付いています。
なので当該ナンバーを取り外す為には、この封印を破壊しないと取り外す事は出来ません。
しかし、この封印を外すにはちょっとしたコツが要り、失敗してしまうと中のネジ(ボルト)がナメてしまい取り外しが非常に困難になる場合もありますので要注意 ^v^)ノ (私はこれまで何百個という封印を外してきており、甘く見ていてとんでもないことになった事も何度か御座いますので、そういった経験から、、 ^^)
封印内部は、基本的にはプラスの六角ボルトネジで固定されています。
なので先ずは、力がいっぱい掛けられるような、かつネジ(ボルト)の頭にしっかりとガッチリと食い込む ごっついプラスドライバーを用意します。(特にドライバーの先が、小さ過ぎず大き過ぎずの適正サイズを必ず選びましょう。)
↓ これは私のお気に入りの ”VESSEL製ボールグリップドライバー”。(ベッセルと読みます)
グリップがすごくよく、かつシナリがあるため かなりパワーが掛けられます。(また耐久性もあり、全国ほぼどこのホームセンターにでも置いてある入手性の良さや 価格的にもお手頃な点もお気に入りのポイント)
間違っても、車に付属している車載工具のドライバーは使わないように・・・
※ 絶対にダメとは言いませんが、力が入り難く、失敗する確率が高くなります。 要注意。
封印の中央あたりにドライバーを押し当て、お腹辺りにドライバーを持ち、腰を落とし構えます。
そして! 腰から腹、腹からドライバーへ全体重を一気にかけ、一気に差し込みます!
しかしここではまだドライバーを回してはいけません!
ドライバーとネジの間にアルミ片が挟まっていて、上手く噛み合っていません。
また微妙にかみ合わせ位置が合っていないことも。
なので体重を掛けたそのままで、さらにドライバーを押し込むように、ほんの少し左右に「グリグリ」しつつ、、
おそらく2〜3度ほど「グリグリ」すれば、ドライバーとネジが上手く噛み合わさっている 「ガチッ」とした感触があるはずですから、
その「ガチッ」とくれば、
後は全体重を掛けたまま反時計回り方向へドライバーを回せばOK。(間違っても時計回り方向へ回さないように)
ちなみにネジが少し緩んでしまえば体重を抜いてOK! そこから失敗してしまう可能性はほぼ皆無。
外れるまでクルクル回しましょう ^^
お疲れ様でした \(^o^)ノ
↑↑↑ 追記: 封印の取り外し方を動画編集してみました。 併せご参考になれば幸いです。
稀に異常にネジが固く締まっていることもあり、
そういった場合にはドライバー一本ではどうにもならない事もあります。
と、そういった場合には---
ラジオペンチなどで封印の内側のキャップ上面を丁寧に取り除き、中のネジ(ボルト)を露出させ、(キャップはアルミなんでそれほど難しくはありません)
ソケットレンチで外す!(ソケット式のラチェットハンドル等。 ちなみにソケットは10ミリの六角ソケット)
こんな感じになるでしょう。
以上、参考になれば幸いです。
車に関する豆知識。 ちょっとややこしい用語についても