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車両引き渡しトラブル

 ヤフオクや個人売買での中古車売買。

 まあ一応稀ながらも車両引き渡し時にトラブルが起こっている事例も。

 それら事例と対策等。

車両引き渡しのタイミングはどうするか

 自動車の個人売買の場合には、引き渡しのタイミングは大きく分けて3通り。

 @ 支払決済後、書類と車両の引き渡し。

 A 現地での車両と書類チェック後、その場で全てのトレードを完結。(支払いと書類、車両引き渡しまで全て)

 B 車両の引き渡し後、入金確認をして書類発送。

 まあこんなところかな。

 ちなみにこれら中で一番の理想はやはり A かな。

 @ だと、やはり支払い額が大きいため〜 落札購入者にとっては 「もしクルマが納車されなかったら」 といった不安がありますし、

 ※ 実際、無関係他人のクルマを撮影しヤフオクへ出品し、先に入金だけさせトンズラ〜 なんて窃盗で逮捕されていたニュースもありましたから。(ちなみに車両代は、犯人によって既に使い込まれていたようで、おそらく返って来る事もないでしょう。。)

 B だと今度は、車だけ乗り逃げされたら、、 と、出品売却者に大きな不安が出てくるでしょうし。。

 ※ 私個人的にはこれによるトラブル例は聞いたことないですが、(身近にニュースになっていないだけかも) ただ最初からそれを狙って落札に至る犯行があっても決しておかしくはなく。。

 とまあ車両の受け渡しはこんな感じが双方一番よろしいかと。

引き渡しは必ず本人へ

 それから、各トレードは必ず本人確認の上行いましょう。

 過去、車両代金を先決済してもらい〜 後日 「知人」 を名乗る代理人へ車両を引き渡したが、(引き渡し約束の日、現地へ本人は現れず〜 代わりに知人を名乗る人物が現れ、その場で本人に代理で受けとっといてと頼まれて来たと言われ、まあ事情も知っているようだし大丈夫かと納車)

 しかし帰路直後本人から連絡が入ってきて、、

 買主: 「遅れて申し訳ない。 今クルマを引取りに現地に来ているんだが。。」 と。

 売主: 「ん? 先ほど知人の代理の方へ渡しましたが、、」

 買主: 「え? 代理なんて頼んだ覚えない! 知らない人にクルマを渡したのか?」

 売主: 「いやそう言われても、、 事情も知っていたようだし、、、」

 買主: 「そりゃあ勝手に口車合わせられただけでしょ。 ていうかクルマ渡してもらえないんならお金返してくれ! 返さないなら窃盗で通報する!! もしくは弁償しろ!」

 こんな感じでシャレにならないトラブルに発展した例があり、

 ※ これは私の身近で起こった実例です。 ちなみにこの実態は、買い手側のグルによる窃盗詐欺だったようですが、、 (なお会話の内容は、流れが分かりやすいようにアレンジしておりますので、その辺りは一応予め。 それとその後はどうなったか、、 結局はモメにモメて しかし詐欺という立証は出来ず〜 返金することになったとか)

 まあとにかくクルマはかなり高額な取引き。

 一応念のためにも〜 また世の中何があるか分かりませんから〜 こういった点にも十分気を付けられてくださいね。

 慎重に。

 なお こういった凡例は、何も売り手側だけの注意点ではないでしょう。 買い手だって何も起こらないという保証はどこにもありませんからね。

 それと本人確認を行う場合には、必ず身分証明書を用いて行う事も忘れずに。 知人を装うならまだしも〜 本人を装って、、 という可能性もありますから。

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