職人!?カーライフ.com
車屋さんの自動車情報ポータルサイト。 個人売買マニュアル

TOP PAGE > 個人売買マニュアル > トラブル例 >

金銭トラブル

 支払いを済ませた直後音信不通になってしまった、、 支払いしたのにいつまでたっても納車されない、、 詐欺にあってしまった、、 等々、ヤフオクや個人売買における金銭トラブル。

 ちなみにこれは何もクルマに限らず、、 全般買い手にとっての大きな懸念点とも。

近年トラブル例

 公共の駐車場などで他人のクルマを勝手に撮影し、それを自分の愛車として出品し ⇒ 落札 ⇒ だまし取る目的で先に支払いをさせトンズラ ⇒ 逮捕。

 なんてニュースがありました。

 ちなみにこの犯人は逮捕されましたが、振り込まれたお金は使い込まれていて既に手元へなく、おそらく落札者のもとへは一円も戻っていないでしょう。

 犯人が賠償すれば済む話かもしれませんが、支払い能力がなければどうすることも出来ず、、(窃盗犯が捕まっても、盗品が返って来るとは限らないのと同一) また裁判と言う手もありますが、係争を起こしても100%絶対に返ってくるという保証はどこにもありませんので、いずれにしても落札者的には泣くに泣けない状況であったことは間違いないでしょう。

 盗難車を売り出し ⇒ 取引成立 ⇒ 購入者は言われるがまま指定口座へ振り込み ⇒ 納車 ⇒ 名義変更しようとしたとき、警察から一本の電話が。盗難車だったらしい(この場合は軽自動車だったので、必要書類は100均の印鑑が不正利用されていた) ⇒ 納車されたクルマは、警察官立ち合いのもと本来の持ち主のもとへ返されてしまう(これが法律らしい) ⇒ 犯人は逃走中なのでもちろん支払ったお金は返って来ていない。。

 と、こんな事件も。

 なおこれは個人売買ではありませんでしたが、個人売買で起こっていてもおかしくない事例として、、 今回ちょっと触れてみました。

こういったトラブルを避けるためには?

 先ず前者トラブルは、そもそも現車確認していれば十分避けられていたトラブルとも。

 現車がないわけですから、確認なんて出来ませんよね ^^

 個人売買では現車確認必須!

 やはり大切ですね ^^

 ちなみにこういったトラブルうんぬん、、 現車確認や下見、試乗不可という時点で 普通は回避しておくべき要素とも。

 それから後者。 この場合は 本人確認を怠ったために、かつ不用意に先振込してしまったために起こったトラブル。

 クルマは車検証というものが存在しており、所有者本人を特定できるデータがあります。

 なので取引き相手とクルマの所有者をよくよく確認し、本人のものか? また所有者本人と取引きを行っているか? 十分ご確認の上お取引きを。(もちろん身分証明書などでの照合確認を)

 ちなみにこの時、理想は 車両納車と書類一式譲受を支払いと同時に交換するトレードなんですが、(その場で車両確認と本人確認した上で支払い出来ますので) しかし状況によってはそれが難しい場合もあるでしょう。 なのでそういった時には、振込前に車検証名義と売主個人、それから振込口座を照合するなど 出来るだけの対策を。(特に車検証名義と振込口座の一致性にはご注意を。 また本人確認は本人しか持っていないような身分証明書の画像などで)

もちろん売主にだってトラブルの脅威は御座います

 まああまりいらっしゃらないかと思いますが、

 先ず分割払いには絶対に応じないようにしましょう。(ローン利用な場合は除く)

 十中八九トラブルの目が出てます。

 それから小切手で受けるのもタブー。

 相手(購入者)が事業者である場合、稀に小切手での取引きを持ちかけられる場合もあるようですが、

 小切手は取引先の銀行へ行けば現金と交換してくれる便利なものですが、しかし不渡りなどの危険性もあり 「小切手 = 現金」 ではありませんので、

 必ず現金での支払いを要求しましょう。

 ちなみに不渡りならまだしも、当初から騙すつもりの小切手を利用した詐欺も御座います。 いずれにしてもご注意を。

 とまあこんな感じで以上、参考になる部分御座いましたら幸いです。


Copyright(c) 職人!? カーライフ.com All Rights Reserved