輸入車ではモデルイヤーという独特の表記がありますが、これって何? (ちなみにイヤーモデルという人もいますが、これは間違ってますんで一応予め。。)
モデルイヤーというのは、外車特有の表記です。
外車(特にアメ車)は毎年細かい部分がマイナーチェンジされています。(バンパーの色が変わったとか、ウインカーの色が変わった〜という程度ですが・・・)
・・・で、この毎年の細かなマイナーチェンジにモデル(型)対応させ区別するために、「モデルイヤー」という制度が採用されているのです。
「’98モデル」「’99モデル」、、 とかいうのがソレ。
モデル年式とも。
単純に考えると、日本で 「前期モデル」「後期モデル」・・・と言っているのと同じに考えて頂ければよろしいかと。
中古車雑誌を見ていると、年式とは別に「’○○年モデル」・・・と掲載されている外車をよく見かけますが、それもこれに同じ意です。
ちなみに・・・、モデルイヤーと生産年度(製造年)は必ずしも一致するとは限りません。
外車の多くは、翌年モデルを前年の秋頃に発表します。 (’08年の秋にニューイヤーモデルを発表するのは’09年のモデルです)
という事は、
’08年の秋頃に購入したモデルは〜 ’09年モデルですが、登録上(日本固有の車検証上)の年式で言うと ’08年式(平成20年式)になりますので、、
まあ年式は’08年式(平成20年式)ですが、モデルは新型の’09年モデルですよ〜 みたいな。
どちらか言うとややこしいですね・・・。
何だか雑誌みたい。 (まだ8月なのに、店頭には10月号の雑誌・・・ みたいな ^^)
ちなみに近年では、日本に輸入されるメルセデスベンツがモデルイヤー制度を廃止にしました。(本国では継続)
やはり日本人にはなかなか馴染まないゆえでしょうか。
とまあこんな感じで、
何となくでもご理解頂ければ幸いです。
ここが知りたい!? 海外からの異文化 ”外国の自動車”