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リセールバリュー

 リセールバリューとは、

 日本語に直訳すると 「再販価値」 という意味。

 つまり、購入した愛車が数年後の転売(買取・下取)時にどのくらいの価値が残っているか ・・・といった価値予想の一種。(使用例: リセールバリューに優れている車 = 値落ちが少ないと予想される車)

 ちなみにそれ、外車では?

ボルボ
画像はイメージです

ぶっちゃけ悪いです

 ハッキリと言いますとっ!

 現在日本に流通している自動車の中で、特に外車のリセール・バリューは 非常に悪い です!!!

 新車が1,000万近くする車でも、10年後には数十万円・・・

 1年前に200万円出して中古車を買ったのに、現在の買取り価格は10万円・・・

 という事も。

 特にモデルチェンジ後の値下がりはかなり強烈だったりします ^^

 正に! 「買う時は高くて売る時には安い」 状態とはこの事です ^^

 でも何で?

 先ず一番の要因は

 販売店の利益確保率が非常に高いから。(一台当たりの利益がかなり大きい ⇒ それだけ下取り・買取り価格でマージンが取られる ⇒ それだけ値落ちも激しい)

 昨今、輸入車のシェアが増えて来たとはいっても〜 まだまだ国産車に比べれば非常に売れ難いクルマ。

 ということは!?

 一台売る当たりにかかる経費が国産車の何倍もかかる計算に。(お店にかかるダイレクトな経費はもちろんのこと、売れ難いと相場変動による在庫リスクだって。。)

 それと修繕費の高さゆえの補償マージン確保の影響も。(もし販売店が保証付きで販売するなら、無償修理で入庫した時のことも考えておかねばならず、(予め利益確保が必要) 外車は修繕リスクが高いゆえ 赤字をそうそう食らってしまぬようそれだけ十分たっぷりな利益確保が必要だったりも。 あ、もちろん販売前の点検整備費用も)

 それから外車は市場サイクルが短いから〜 といった点も。(ややモデルが古くなってきた時点で、いきなり姿を激減させる輸入車。 背景には古くなると故障リスクが高くなり、消費者が急激に敬遠し出すとか、そもそも故障ゆえの起因があったり)

 数年後の値落ちを気にされる方には、絶対に外車の購入はオススメ出来ません。

 ある程度の金銭的余裕がないと少々厳しいかもしれませんね。。

 ちなみに・・・ 昨今国内でリセールバリューが高いとされる車は、やはりハイブリッドカーと軽自動車でしょうか。
 但し、これらはあくまで平均的な市場見解です。 車種によっては貴重希少ゆえの想定し難い相場があったり、価格帯によっては常にこれらと同等とは限らず、またタイミングや査定するお店によりけりの要素も考えられ、、 まあいずれにしてもアバウトに捉えてのご見解で願います。

おおよその値落ちの相場は?

 なお、こうやってリセールバリューが悪い悪い〜 とは言っても、実際体感してみないことには何だか釈然としない部分もあるのでは?

 また値落ち例も、あくまで一部のみで〜 そうそう全部が全部ではないのでは?

 なのでこれまで業界人として経験してきた中で、その悪さをあえて数値で表現するなら?

 買って数か月で査定は半値。

 こんな感じでとらえて頂いていて問題ないかと。

 つまり例えば300万で買った外車も、僅か1〜2ヶ月で下取り査定は半値になるでしょう。。 と。

 まあ一応参考までに。

 但し、これらもあくまでアバウトなモノです。 車種やそもそもの値段帯によっては必ずしも当てはまるとは限らず、(もちろん査定するお店によっても) まあひとつのニュアンスとしてお考え頂いていた方がよろしいかな。

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