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新車の相見積の注意点

少しでも値引きを増やしてもらおうと、皆さま一番思い付く技が ”相見積” かと思われますが、、

しかしやり方次第ひとつで思うように交渉が進まなくなったり、また全く効果がないこともしばしば・・

今回そんな相見積についてちょっと色々と。

※ なお、ここで触れます事例は必ずしもでは御座いませんことは一応予め。。

そもそも対抗馬では意味がない

よく対抗馬的な車種で相見積を取り、お互いで比べるやり口をされる方を見かけますが、(類似する他社他メーカーの他車種同士など)

ハッキリ言ってこれは何の意味もないです。

だって全くクルマが異なるわけですから、車両価格から値引き枠までが違って当然であって、、

むしろそれをするなら乗り比べの方がグッと意味が上がるでしょう。

ご注意を。

※ ただまあ絶対無いとまでは言いません。 時として購入決定ラインの目安も必要ですから。。 あくまで過剰にアイテム化しすぎないように と。

OEM関係での対抗もほぼ無意味に等しい

近年では特に、軽自動車市場でかなり目にする事が多くなっておりますOEM車。

 有名処では、スズキワゴンR(OEM元) ⇒ マツダAZワゴン(フレア)(OEM受ける側)。 ダイハツタント(OEM元) ⇒ スバルシフォン。

このOEM関係にある車種同士ので競合もほぼ無意味に等しく・・

これも十分ご注意を。

 だってOEMって明らかに元になるメーカーの方が強いですし、(例: やはりマツダフレアより、スズキワゴンRの方が本気を出せば値段は安くなる) 有利なグレードも保有していることも多いですので、OEM元は最初から相手にしませんし、OEM先はハナッからあきらめモードになることも多く・・

同じ車種で相見積をされる場合の注意点

一見同じ車種でも・・ 取扱いチャンネルや大元の会社が異なると、それぞれで競合することは可能〜 と知っている方だと、

同車種で相見積交渉をされる場合も多いようですが、

 実は同じメーカーディーラーに見えて、全く異なる会社ということも多いんです。 例えばトヨタ系。 ネッツやトヨペットなどいくつか販売チャンネルがありますが、それぞれでは大元の会社が異なることが多いです。(ネットで会社情報を調べてみれば、社長が異なるなど違いも明らかに) また地域名の入り方が異なるケースでも、大元の会社が異なることも。(トヨタ愛知と愛知トヨタ みたいな)

 それからメインディーラーとサブディーラーというのもあって、もちろんこれら双方でも会社が異なるわけで・・

 つまりこの異なるチャンネル同士や看板の違うディーラー同士、それからメインディーラーとサブディーラー等・・ これらで同じ車種を取り扱っていたなら〜 実質、異なる会社同士での競合が出来るわけで。。

 関連@ → 実は繋がっていそうで繋がっていないメーカー販売店(ディーラー)

 関連A → 競合させる会社関係同士について(サブディーラーについても)

但し、これは過剰な相見積はタブー。

過剰で目立つ行動は各会社で情報が共有されることがあり、

 本来、同じ車種を扱うディーラー同士では ”価格協定” なるものがあり、通常はその範囲内でしか値引きが出来ないのだが・・(仲間内?で過剰な値引き合戦でつぶし合わないように) しかしやはりウラでは、内密にこの価格協定の枠を超えた値引きをするお店も少なくはなく、(他社には内緒で。この辺りは他の販売店にさえバレなければ。。)

 でもこういった内密な見積りが、お客様の過剰な相見積行動などでアラワになってしまったなら・・ 当然、他の販売店が黙っているわけなく、(協定違反だ!と) もしそうなってしまったなら、もうそれ以上はその販売店も警戒され下手なことはできなくなり。。

 それからもしウラで協定を超えた値引きが行われていなくとも、そもそも過剰な値引き合戦を誘発しようと販売店回りしていると思われる目立つお客様がいた場合、予め同士討ちを避けるため ”警戒通知” が手回しされることがあり、(こういったクルマに乗った●●を検討中の中年男性、明らかに値引き合戦を誘発しようとしていると思われるので、当社は今現在この値引き額を出しており、各社同士撃ちをしないよう また各社販売店の利益を守るため これ以上の値引きは出さないように! みたいな)

 もしそうなってしまった場合、これもこれで それ以上は各社は下手なことが出来なくなり。。

この辺りにも十分気をつけられたし。


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