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車は、電化製品や部品など他の個人売買と異なり、購入前にある程度必要な準備も御座います。
イザ買ったはいいが、、 思わぬ見落としであきらめざるを得なかった、とならないよう、十分ご注意くださいね〜
もちろんスムーズな取引き完結のためにも。
名義変更にて売主・買主双方が段取りすべき必要書類一式より詳しくについては--
別途こちらにて(名義変更編)。(売主、買主のどちらが名義変更を行う場合にも対応)
保管場所の確保
特に普通車は、保管場所の確保が出来ないと名義変更が一切出来ませんので、(村など、ほんの一部地域は除く)
ここはとにかく気を付けて!
また保管場所とは〜 いわゆる車庫など車を置くスペースの事を指しますが、
ただそのスペースを専用とし、自宅から一定圏内で、(使用の本拠の位置から2km以内) かつ使用の有無を証明出来るきちんとした場所に限定されますので、
専用? 使用の証明?
先ず既に他人がその場所で車庫証明などを申請・届出していないこと。(賃貸の場合は契約が変わり重複なければ大丈夫) またきちんとした車両の保管場所と言える場所で、(出入り可能な場所や大きさはもちろんのこと、物置になっていたり庭だったりせず、第三者から見ても保管場所と言えるスペースでもあること)
かつそのスペースの地権者・管理者から使用の許諾が得られる場所であること! という事。(自身の持ち土地、もしくは他者の土地であれば その土地の所有者か管理者に自身に対する許諾書類(契約書含む)を出してもらえること)
※ 路駐は論外、管理者から使用の許諾書類のもらえない私有地もダメということ。
その辺りにまで十分気を付けられておきましょう。
なお、公団公営アパートの駐車場に関しましては、使用許諾ルートがかなり複雑です。 また家賃滞納があると許諾書類が出せないなどの独自ルールなども御座いますので、(まあここは一般的な賃貸もそうですが) アパートの班長や責任者などを通じて予め下調べしておいた方がいいかも。。
購入が決まった後に賃貸契約する予定、、 と、そう考えている方も要注意。
実印は持ってる?
普通車(白ナンバーの車) の名義変更などには必ず実印が必要となります。(相手が事業者でローン利用の場合は除く事も)
もしお持ちでない方は、買った後でもまあ問題はないですが、、 ただ場合によってはけっこう印鑑作成に時間が必要だったりしますので、出来れば事前に早めに用意されておくのが理想かな。
ちなみに、同時に印鑑登録や印鑑証明書も必要ですが、ただこの辺りは買った後での段取りで問題ないでしょう。(印鑑証明書のいる時に印鑑登録は出来ますし、また印鑑証明書には有効期限(3ヶ月)が御座いますので。。)
なお、実印は ”俗にいう認印” などでもそれを実印とすることが可能ですが、(一応念のため、、 実印は、印鑑登録されてはじめてそれが実印になります) ただ実印は財産を動かす力のある権印。 出来るだけ相応のモノを。