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鑑定裏から本音を込めて〜 査定協会認定店&資格保有査定士による下取り必勝ガイド

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嗜好性の強い自動車の注意点

自動車の種類は千差万別。

いわゆる大衆車からワンボックス、商用車やスポーツカーなど〜 身の回りには様々な種類の自動車が存在していますが、

やはり人が違えば好みの感覚が異なるように、自動車販売店が違えば取り扱いの好みの感覚も異なるのが当然の事。

つまり、

販売店が苦手意識を持っていたり、不得手と感じる車種の場合においても、、 その意識はダイレクトに査定価格へ反映し、結果、こちらが思うような下取り価格にならないケースも多いと言えるでしょう。(苦手・不得手 ⇒ もちろん欲しくない ⇒ 査定に消極的

え? 車屋さんなのに苦手な車種ってあるの?

皆さまが思っている以上にあるかもしれません。

営業マン個々の好み(この要素はけっこうデカいです。やはり好む車種ほど営業力が増しますから)、取引先顧客の客層、社長や幹部のコネ(自社の流通ネットワークに影響)、社屋の立地条件(地域によって顧客の好まれる車種に偏りあり)、そもそも経営方針や販売店の特色など、、 まあ色々な要素が折り合いそれに繋がるわけですが。。

その典型的例が嗜好性の強いクルマ

ハイパワーセダンやスポーツカー、大型SUV、クラシックカー、外車・輸入車など、、 市場での人気や需要はかなり高いが、嗜好性もかなり強い・・・ といったクルマ。

 嗜好性 ⇒ いわゆる「趣味」的な色・要素が強い自動車。 実用性よりも とある特化した「趣味性」を強調した自動車等。

こういったクルマは要注意。

車屋さんによってはかなり好き嫌いの差が激しいです。

何で?

嗜好性の高い一部の自動車はいくら高い人気と需要があると言っても〜 その人気は限られたユーザー層での話であり、人口シェア全体を基準にその需要度を見てみると実際の需要は本当に低く、、(人気車種なのに売り難い。回転率が悪い)

またこのような嗜好性の強い自動車に限っては、選ぶ側の消費者個々によって趣味や志向性、それから見解が全く異なる場合も多く、(全く同じ車種でも、細かい仕様やちょっとした機能の状態等にコダワリを持つ方も多いですから。 売り難い中でもまたもっと売り難い)

 例: 中期モデルの○年○月〜○年▲月まで生産されていた■型エンジン搭載モデル希望とか。(しかも車検証を見ても分からないようなディープな専門知識の必要な情報)

それからそれに車両個々の状態を考えていくと、、、(走行距離や内外装の程度、もちろん価格帯とかも)

とまあこんな感じで、

何もクルマ屋さんでなくとも その取扱いの難易度が高いのは十分に伺えようかと思われ、

それを苦手とするであろうクルマ屋さんも多いと 容易に想像して頂けようかと。。(苦手の度合の落差も)

 しかも、いずれも価格帯が高額になる事も多く、さらにその取扱いリスクはまさに青天井とも。 (ただでさえ売れ難いクルマなのに、大枚はたいて仕入れ(下取り)ないといけないなんて、、 もはや在庫リスクうんぬん拷問・罰ゲーム状態とも)
 関連: ⇒ 外車・輸入車の注意点 (もちろんその他の要素も色々と。。)
 【注意】 ちなみに、その取扱いが苦手であればあるほど〜 下取り価格も青天井に低額査定の一途をたどることとなりますことは当然の摂理と言えますので、その辺りも十分お含み置きのほどを。

というわけでこういった嗜好性の強い自動車を下取りに〜 という場合には、

とにかく下取り査定だけにこだわらず、買取り専門店など他の売却方法をも視野に入れた柔軟な売却手段検討を ^o^)ノ

車の下取り必勝ガイド

業界20年超、中古自動車査定士資格保有の日本自動車査定協会(JAAI)認定登録店店主。業界裏から裏と本音を語っております。

※ なお、ここに挙げます内容は〜 あくまで一例、かつ一部です。 その他にも、、 またこれら例は、必ずしもというわけでも御座いませんことも予め。 もちろん状況などによっては下取り査定の方が好条件であることも多く、いずれにしてもあくまで参考までに願います。

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