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ここ近年軒並み増え続ける ”現状渡し(現状販売)”。
ネットを意識した薄利販売の増加や、
そもそも自動車輸出の緩和により、低価格帯のクルマが一気にあふれはじめ、、(スクラップ寸前のクルマでも海外からの買い付け業者に買われやすく、必然的にこういったクルマがオークションへ多く流れる事に)
そこに目を付けたクルマ屋さんがそういったクルマへ手を伸ばしだし 低価格で売り切る業者さんも増加するなど、(10万円前後といった低年式・過走行系ロープライス車両販売店の増加。 ちなみに近年は円高により海外買い付け組みが減少傾向だが、しかしロープライスカー市場は以外にも国内で定着してしまったため〜 以外にも市場は伸びる一方だったりも)
そういった背景から増え続ける現状販売。
ところでこの現状販売って何? 定義はあるの?
簡単に言うと、現状優先 かつ保証なしでの販売ということ。
つまりこのままで買ってね〜 と。
もちろん買ったらそれでおしまい
例え直ぐ壊れようが壊れていようがクレームは一切受け付けません! と。
ちなみにこの場合、
現状優先 = 今壊れている部分もそのまま。 点検整備はもちろんのこと、不具合箇所あっても手直し等も一切致しません! というお店もあるが、
ただ一般的には、さすがに現状で壊れていて明らかに支障ある部分に関しては最低限修繕手直しされるケースは多く、(ターボが効かないとか足回りから異常な異音がしているとか 主に車両運行上問題のある箇所のみ。 なおエアコンとかの装備品に関しては、ほとんど修繕されないケースは大半かと。 それと点検整備しないと分からないような、また長く乗ってみないと分からないような、もしくはパッと判断で異常が悟られないような部分も除外されるのが一般的)
お店によって若干の見解差がある事も。
基本的には薄利販売であるため。
いちいちクレーム対応していると利益も直ぐに吹き飛んでしまい 商売どころではなくなるので、、
安価で販売する代わりにクレーム勘弁! みたいな。
定義は特にないです。
細かいところは販売店の意向と裁量次第という感じでしょうか。
というより、半ば販売店の一方的な取り決め事項とも。
契約というフォームが存在している限り、(契約 = 双方お互いが合意のもと執り行われる約束の締結行為)
それは法的にも十分認められるでしょう。
但し!
販売業者には業者としての 瑕疵責任 というものは最低限付いて回りますので、
そこまでは許容も寛大ではないでしょう。
なお、これまでその一方的な条件でやや不満に思える箇所もあるかもしれませんが、(ただ言ってもその分安く買えるので、許容できる範囲もそれなりに大きいかとは思われますが)
そんな中〜 唯一! 瑕疵以外での現状渡し適用外というのも御座いまして、、
それは 売りにしているアピールポイント。
例えばプライスボードや注文書(契約書)に書かれている エアコン、カーナビ、サンルーフ、、 こういった装備品や付属品等。
つまり引き渡し時にそれらが壊れている場合には瑕疵うんぬん 現状うんぬん、、 そもそも契約条件が未達成ということで、(話が違う。 契約したもののあるべき姿が果たせていない)
それら不具合は販売店へ修繕を求める事が出来、
一応この辺りはよくよく覚えておかれたし ^v^)ノ (ちなみに一応この辺り見解も、瑕疵責任の一部という見方も)
以上、色々と皆様の背中に届く手になれば幸いです。
いつかは役立つかも。ここが知りたい!ちょっとした予備知識