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車検費用の削減、節約

 車検費用は数種類の法定費用、諸費用や点検工賃などで構成されていますが、実際に車検で絶対必要な費用はいくらかご存知ですか?

 ・軽自動車 34,370円(4ナンバーの貨物も含む) 内約: 重量税6,600円、自賠責保険26,370円、印紙代1,400円
 ・1000ccクラス小型車 45,940円(車両重量が1トン以下、小型乗用) 内約: 重量税16,400円、自賠責保険27,840円、印紙代400円、証紙代1,300円
 ・2000ccクラス乗用車 54,140円(車両重量が1トン以上1.5トン未満、小型乗用) 内約: 重量税24,600円、自賠責保険27,840円、印紙代400円、証紙代1,300円
 ・3000ccクラス以上 62,440円(車両重量が1.5トン以上2トン未満、普通乗用) 内約: 重量税32,800円、自賠責保険27,840円、印紙代400円、証紙代1,400円

 ※ 上記の例に当てはまらない車種も一部あります。

 ※ 重量税の額は、平成24年5月現在における新車から13年未満のエコカー減税対象車として算出しております。(尚、これら重量税の額は、平成24年5月現在では〜 その対象車両の車種・グレード・年式などによって4区分に細分されておりますので、また以降その年によっては税制が変わる可能性もあり、これら予めご留意願います 【⇒ 重量税について】)

 ※ 2000ccクラスでも、普通乗用の場合には証紙代が100円アップ。(尚、これらの車検時に掛かる印紙・証紙代の金額は、各運輸支局等施設の車検場へ直接持ち込まれる場合(ユーザー車検等)の金額です。 民間車検場などでの車検の場合は、ここは若干 (数百円程度)安くなるでしょう)

 ※ 自賠責保険料は、平成25年4月1日時点の保険料24ヶ月分で算出(本土用)。 (その保険の始期が平成25年3月31日以前の場合は、保険料の額がやや異なります)

 いかがですか?

 え? こんなに安いの? ・・・と、思われる方も多いかと思いますが、上記の費用は車検法定費用と言い、本来はコレだけの費用があれば車検を受ける事ができます

 それじゃあ何故、整備工場へ出す いつもの車検費用はもっと高いの?

整備工場は商売。工賃売上げが必要ですので

 ん〜 それは・・・ その高くなった費用分は、整備工場の 「売上」だからなんですね〜 ^^)ノ

 全ての売上げが 「利益」になるとは言いませんが、部品代を除く検査費用や点検費用、整備費用や修理費用などは、ほぼ整備工場の利益と言っていいでしょう・・・。

 勘が鋭い方なら もう勘付いているかもしれませんが、車検費用の削減、節約の狙い目は・・・

 法定費用以外の工賃や費用を抑える事です!(節約方法は、もう少し後で・・・)

工場によっての工賃の違い

 ところで・・・ 整備工場によって車検の整備費用や工賃は違うのでしょうか・・・ ?

 全然! 違います ^^)ノ

 車検の整備費用や点検費用というものには、一定の規定料金というものはありません。

 自動車整備などによる ”レバレート” と呼ばれる工賃基準なんかも存在しますが、まあそれもあくまで指標程度にしかすぎず〜 またそもそもそのレートは強制されるわけでもありませんので、工場独自のレートやその都度のフィーリングや言い値で値付けされることも多く、、

 まあいずれにしても基本、これら費用には一定というものは御座いません。

 全く同じ内容の点検費用でも、工場が違うと全く違うんですね〜

 では・・・ 実際、どれくらいの違いがあるのでしょうか?

 代表的な費用の一例です。

 ・法定点検整備費用(24ヶ月点検) 5,000円〜30,000円前後。 (これは車検ではないですが、車検の前後で付随する法律で定められている必須点検

 ・検査代行料(申請代行料) 0円〜10,000円前後。 (検査更新料とも。 車検期限が更新された車検証の発行代行料)

 ・総合検査料(検査費用) 0円〜10,000円前後。 (これがいわゆる車検工賃。 検査 = 車検のこと)

 ・代車費用 0円〜1,500円前後。

 ・引き取り・納車費用 0円〜2,000円前後。

 ※ 整備工場などにより費用の有無・扱い、名称の違いはあります。 交換部品・工賃は含めておりません。

 けっこう違いますね〜。 かなり差はありますが、内容が違うのでしょうか・・・ ?

 いいえ! どれも全く同じ作業の費用です ^^

 点検費用が高ければ高いほど内容が充実していて、安くなればなるほど適当 & 手抜きな点検だと思っていませんか?

 法定点検整備(24ヶ月点検)も、車検(車両検査)も、どこの工場でやってもらっても 全く同じ項目を全く同じ数だけしか点検しません。 高い点検費用は点検項目が多くて、安い点検費用だと点検内容が少ない・・・ という事もありません。

 整備工場独自の車検プランなどのコースによって、オイル交換付などの付加サービスによる料金の違いは多少あるとは思いますが、値段は違えどやっている事は一緒なんですね〜 (一部の輸入車ディーラーなど、特殊な車検プランは除く)。

 最近はそこそこ付加点検を実施しているお店も見られますが、ただこの辺りの付加点検はお店の利益向上のために行っている自主点検みたいなもので〜 (室内のエアコンフィルターなど、車検にも法定点検にも一切関係のない点検) 一般的にそういった付加点検が値段の違いに反映することはまずありえないでしょう。(ガソリンスタンドやカー用品店の無料点検のノリ)
 ちなみに、点検整備は資格をもつ整備士が行うのはもちろんのこと〜 点検整備(法定点検)を行える工場は国からその設備や人員、それから技術を認められた認証工場ですし、さらに車検(車両検査)となれば 整備士資格よりも敷居の高い国家資格保有者が検査することになっておりますので、、

 ユーザー車検代行や一部の不正業者()を除けば、工場による力量差(技術面の差)もほぼないと考えるのが妥当とも。

 いかがですか?

 整備工場によっては、上記以外の費用が掛かる場合もありますし、これだけ色々ある点検・検査費用を削減・節約できればかなりの金額になると思いませんか? ^^)/

 で、肝心な節約方法とは・・・

節約方法

 整備工場の基本工賃を比較する!

 これに尽きます。 ^^

 簡単な見積りを比較すれば・・・ 車検の最安値工場だって探し出せます!

 見積りを上手く利用すれば、値段交渉にも使えたりします ^^ (A店では点検費用が○万円だったけど、おたくはもっと安く出来ませんか? など)

 同じサービス(点検・検査)内容であれば、

 安いが一番!

 ですからね〜 ^^

 「車検は何処に出しても同じ値段。」 「ディーラーは高いが、車検メニューがしっかりしている。」・・・という時代は、もう既に過去の話。

 車検も、規制緩和以降は価格競争の激しい部門になっています。

 ディーラーは高い・・・ というイメージも崩壊寸前。

 値段交渉すれば、値引きで応戦してくれるディーラーも数多く存在します。

 さらに・・・、今の時代には便利なインターネットがあります。

 インターネットの情報網を活用すれば、車検費用の削減や節約も楽チンですね〜 \(^-^

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