自動車は年々快適な乗り物となり、搭乗する人にとってもより安全な乗り物となってきています。
しかし・・・ 一番忘れてはいけないのが、歩行者をはじめとする周辺環境への確実な安全性です。 自分の乗る自動車の点検・整備をしないという事は、自分で「安全ではありません」と言っている様なもの。 もちろんユーザー個々での点検は法律で定められていますから、点検・整備を怠って事故を起こしてしまった場合にはユーザー個人に重大な責任を問われます。
自動車は、きちんとした点検・整備をする事により安全性が保たれる事を忘れないで下さいね〜 ^^
24ヶ月点検とは、「車検」の前後で義務付けられている 「法定点検」の事です。(法定整備、法定24ヵ月点検とも)
文字通り、法律で定められている定期点検です。(尚、新車より3年後の車検時には、実質的には ”36ヶ月点検” となりますが、ただこの場合も、通称?的に ”24ヶ月点検” と呼ぶ場合がほとんどとお考え下さい)
但し、整備工場やディーラー等へ車検の車を出した場合、法定24ヶ月点検は車検と同時に行われる事が一般的なので、勘違いされている方も多いのですが・・・、
法定24ヶ月点検は車検とは全く異なるもの です。
少々ややこしいかもしれませんが、もう一度言っておきます。
法定24か月点検は車検とは何の関係もありません。 ただ、ちょうど車検と同時期にその点検義務がやって来るので〜 車検と同時に実施するクルマ屋さんが多いだけで、、
ちなみにこういった理由から、ユーザー車検代行業者では車検を受けるのみで、24か月点検は別メニューとなっているんですね。。(ユーザーが依頼しない限り点検してくれない) またユーザー車検で持込車検に合格しても、それとはまた別に法定点検を受けなければいけないんですね。(車検場の検査員は法定点検なんてやりません。 やるのは車検のみです)
1年ごとに実施する定期点検です。
これも「法定点検」になりますが、実際に点検を受けられる人は少ないのが現実です・・・。(罰則規定が無い為か、また車検のようにセットされる行事もなく、一般の方には馴染みの薄い点検になってしまいました)
しかし、12ヶ月点検も重要な点検です。
1年間というのは長いですし、年間走行距離が1万キロ(全国平均)というのもかなりの距離になります。(自動車にとって1万キロと言っても大げさば数字にはなりませんが、原動機付自転車(原チャリ)にとっては寿命に近い数字ですし・・・ ←(変な例えですみません^^))
普段は目にする事の無い部分の点検も多いですし、点検を受ける事によって防げるトラブルもあります。
安心と安全を確実なものにする為にも、12ヶ月点検の実施も〜 ^^)/
人によっては 「シーズン前点検、シーズンイン点検」と言う人もいますが、半年ごとに行う定期点検の事を「6ヶ月点検」と言います。
特定の自動車を除き、6ヶ月点検は 「法定点検」ではありませんが、(商用車など、1年毎車検のクルマの場合には法定点検に位置します。 またその場合の点検は ここで言う点検と異なるものとお考えください)
バッテリーの劣化など、シーズンの変わり目に多いトラブルを未然に防ぐ事も出来る点検です。
点検箇所は12ヶ月点検に比べると少ないですが、主に安全性に重要な部分を中心に点検します。
タイヤのローテーションやスタッドレスタイヤの履き替え、オイル交換などのついででもいいですから、6ヶ月点検の実施もオススメしますよ〜 ^^
車の走行距離や使用状況に応じた常時点検です。
これも道路運送車両法にて義務付けられている重要な点検(日常点検整備)です。
車の下廻りまで潜り込んで点検する必要はありませんが、車の周りを一周してみて、タイヤの状態を見てみたり、車の下をのぞいてみたりしてチェックします。
ちなみに・・・ タイヤのバースト、オイル漏れや冷却水漏れなど、この日常点検によって防げるトラブルも沢山ありますので、車に乗る前は簡単な目視点検だけでも行うクセを付けておきましょうね〜 ^^
とまあこんな感じかな。 以上 点検について色々と触れてみました。
点検で今日も快調!安心! トラブルの未然防止にも。 愛車メンテナンス術