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ETCカード、ETC車載器本体の盗難対策、盗難防止

 平成19年にはETCの利用台数が500万台を超え、割引やポイントによるお得な高速道路の利用が一般的になってきました。(平成21年度には、600万台・利用率80%を超える見込み)

 しかしETCカードはクレジットカード、もしくはそういった機能を持つペイドカードです!

 もちろん盗難に遭ってしまうと不正利用される可能性だって十分に御座います。

 きちんとした管理方法で、盗難被害から身を守りましょう。

カードは出来れば分離型が理想

 ETCカードの盗難による被害防止の為には、出来れば「分離型」のカードを選んでおきたいところです。

 「分離型」とは、クレジットカードとETC専用カードがそれぞれ分離され別々になっているもので、

クレジットカード
分離型のクレジットカード側。 カードにETCの記載がないのが特徴

 何と言ってもこの分離型の最大の特徴は、ETC専用カードはETC利用のみに限定されるカードで、そのカードにはクレジットカード機能が付帯していないという点。(クレジットカードとETC専用カードは2枚で一対。 ETC専用カードで利用した高速料金は、もう一枚のクレジットカードで自動的に決済されるシステム)

ETC専用カード
分離型のETC専用カード側。 カードにETCロゴがあるのが特徴

 つまりもし万が一このETC専用カードだけが盗難に遭ったとしても、そのカードでは高速道路の利用くらいにしか使えず、クレジットカードの直接的不正利用までの心配は先ずないかと。。

 但し、ここ近年はETCシステムの有効利用範囲を広げようと 政府が色々と拡張示唆しはじめており、今後はそのカードでパーキング代やドライブスルーが利用できるようになるかもしれず、また専用カードと言えど盗難に遭ってしまうと届出など面倒も増えてしまいますので、いずれにしても盗難に遭わないように、使用その都度 車載器本体からカードを抜くなど基本的な防犯対策にも抜かりなく。
 ちなみに、クレジットカードとETC専用カードが一対一枚になっているものは 「一体型」と言います。(クレジットカードにETC機能を直接付帯させたカード)

カードの車内放置厳禁!

 先ほども少し触れましたが、

 一体型ならなおさら、分離型でも 常時車室内へ置いたままは絶対にやらない事!(車載器へ差しっ放しも含む

 そのカードが直接盗難被害に遭ってしまう可能性はもちろんのこと、さらにそのカードに魅せられて車上荒らしをも誘因してしまう可能性があることも忘れずに!

 特に車内へ無造作にカードが放置されているような車は〜 金目のものの管理も無造作であると勝手に関連付けられ そこを狙われる可能性があり、(車内へカード類が置かれたままだ ⇒ その他金目のものも色々と置いていそう ⇒ じゃあ荒らしてあさってみよう。 みたいな)

 いらぬ被害を増やさないためにも要注意のほどを。

 なお、近年は ETC車載器本体の盗難も急増しており、もちろん本体を持って行かれると 中にカードが入っていればそれも持ち去れらる可能性も高く、色々な意味で車内放置は厳禁! ということで。

盗難補償は先ず必須

 これはもし万が一の時、被害を少しでも抑える目的でしかありませんが、

 それでも一応、カードは 「盗難保障(盗難補償)」等が付いているものを選んでもおきましょう。

 「盗難保障」とは、クレジットカードの紛失や盗難により、もし万が一 カードの不正使用をされた場合には一定期間の日数をさかのぼって被害を補償してくれる ・・・というクレジットカードの付帯保障です。 ちなみに近年では、ほぼどのカードでも自動付帯されているようですが、ただここら辺りはカード会社のサービスゆえ100%とは限らず、なので一応ご確認などは必須ということで。
 なお これら補償は、ETC車載器へカードを差したまま・・・ といった状況など、あきらかに利用者に過失のある状態で発生した盗難等に対しては、こういった補償は対象外となっておりますので〜 ここら辺りは予めご注意のほどを。

車載器盗難にご用心

 近年、それを狙ってか〜 あるいは他の車上荒らしついでか〜 までは分かりませんが、

 ETC車載器本体の盗難がかなり急上昇しております。(2015年現在)

ETC車載器

 注意! といっても、既に付いているものに対し対策を立てるのはなかなか容易ではないかもしれませんが、

 これから付けられる、もしくは可能であれば、純正品や社外品問わず、インストール型にしておけば、、 少なくとも対策になろうかと思われます。

 インストール型 = 本体が丸出しで、両面テープや金具だけで取り付けられたようなものではなく、、 ダッシュパネルやグローブボックスなどに同化させるように、見える部分はカード差込口のみみたいに〜 はじめからそこに付いているものと変わらないような取付方法。 いわゆる ”埋込型” とも。

 しかし、盗られる時はETC車載器くらいのものでも持って行かれるんですね。。

 ちなみに車載器は、ネットで転売すると軽自動車に付いていた個体の方が高値で売れます。 何故か、、 というのはここであえて公開致しませんが、ということは!? おそらく軽に付いているものほど狙われる可能性が高いとも考えられ、

 軽オーナーの方、、 やはりいずれにしても防犯対策は、これからの時代より強固に考えられておくべきかと。。
車の盗難防止・車上荒らし対策

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