盗難対策装置とは・・・、根本的な盗難被害を防止する装置ではなく、「もし盗難された場合には・・・」を考えた、最終手段とも言える盗難対策です。
盗難防止装置の技術がどんなに進化しても車両の盗難を100%防ぐ事は不可能ですから、
「もしも」の部分を強化する事は必須と言えるでしょう \(^^
この手の防犯システムは、いわゆる ”事が起こってしまった” 場合の もしもの保険。
防犯対策も万全だったのにまさか、、 でもコレがあるから大丈夫かな?。。 と、もし万が一の時の救世主になりえる存在として、最後の砦とでも言いましょうか。
これが最大に期待出来るメリットでしょう。
しかし対し、防犯、抑止、、 それまでの犯行に及ばれる過程に対しては一切何の効果もありませんから、
それといくら保険と言っても〜 絶対的存在でもないため、(この辺りは追々後の解説で触れておきますね)
この辺りはデメリットと言えるでしょう。
車両追跡装置とは・・・
もし愛車が盗難に遭ったとしても、GPS装置(全地球測位システム)を利用して愛車を追跡する事が出来るとても凄いシステム。
必要に応じて位置情報を利用した追跡なども可能で、車両の盗難被害を早急に、かつ出来るだけ食い止める為の最終手段として期待されているシステムとも ^^ (イモビライザーでも防犯出来ない強引な窃盗等々、、 またその期待出来る範囲もかなり広く、まさに最後の砦と言っても過言ではないでしょう)
近年のスマホや携帯電話、タブレットなどにも同様のサービスが御座いますので、その車両専用バージョンとお考え頂ければ話が早いかな。。
但し、専用の車載器はレンタルとなりますし、提供してもらう情報によっては、また付加サービスは有料となることもありますので、導入、及び維持にはそれなりの費用は必要となるでしょう。
防犯装置ではありませんが、車両保険も立派な盗難対策になります ^^
特に盗難率の高い高級車やRV車など、何重にもセキュリティを強化していたにも関わらず盗難に遭ってしまった場合には、最後の切り札として「車両保険」に頼るしかありません。
ていうかむしろ、下手な追尾装置を付けてしまうより、、 被害があれば補償が約束されるこういった保険の方が利便性高いとの意見も。 (追尾装置は車上荒らしには全くの無意味ですが、しかし保険だとこういった荒らし行為に対しても補償が充填可能なケースもありますし。。)
ちなみに車両保険は、そもそも盗難率の高い車種ほど保険料も高く、、 その保険維持に非常に高額な費用がかかることもあるが、(ここが最大の懸念点)
しかし盗難補償はエコノミータイプの「車対車+A特約」で補償されますので、また応用次第ではそこそこリーズナブルになる可能性も十分にありますことは 一応補足としてまでに。。
遭ってからでは遅い! 何も戻らない! 被害に遭う前に、誰でも出来るカーセキュリティ入門