キーレスエントリーが標的車を・・・
現在では、標準装備が当たり前のようになった 「キーレスエントリー」。（以下、キーレス）
最近では、そのキーレスを持っていれば、ドアの施錠からエンジンの始動まで出来るような特殊なＩＣチップの組み込まれたキーレスも普及しており、（いわゆるスマートキーとか言われているアレですね） 鍵の電子化も急速に発達している今日この頃なのですが・・・
しかしつい最近、やはり利便性と危険性は表裏一体。 キーレスの便利機能を逆利用された車上荒しが発生していたようなので、どのような手口だったのかを解説しておきますね〜 ＾＾
利用されたのはキーレス特有の機能
その車上荒しが起きた現場は、スーパー銭湯のような人の集まりやすい比較的大きな娯楽施設。 スーパー銭湯は人が多く出入りするだけでなく、車の鍵を肌身から離す可能性が高く、また車内へ金銭を置いている確率の高い場所。
で、先ず、その犯人が目指した物は・・・
脱衣所のロッカーにある、入浴中の人の 「キーレス」。
何故、先ずキーレスが狙われたのか・・・ と言いますと、
キーレスさえ入手出来れば、数十台、数百台の中から、そのキーレスに反応する車を容易に特定出来るからです。
そう！ キーレスのボタンを押せば、そのキーレスに対応している車だけが迅速かつ親切に、「アンサーバック・システム」で答えてくれますからね〜 ＾＾
さらに！ キーレスで車の鍵を開けるわけですから、廻りにどれだけ沢山の人がいようとも、誰一人怪しむ人もいないでしょう。
・・・という具合に、犯人はこのキーレスの機能に目をつけたわけです。 またその機能を上手く利用し、それを窃盗に活かしたわけです。
まとめ
キーレスは、ユーザーにとって便利な物である代わりに、そのキーレスが盗難に遭ってしまうと、、 犯人にとっても便利なアイテムとなってしまいます。
またおおよそ、キーレスとエンジンキーは基本一式で持ち歩くものですから、そのスマートキーがやられた時点で！ 車両の盗難に発展していても全くおかしくないとも。
・・・というわけで、
スーパー銭湯や海水浴など、鍵を肌身から離し、尚且つ特に車に金銭を置いてしまうような場所では、、 鍵の管理には十二分に気を付けておきましょうね〜 ＾＾）ノ
遭ってからでは遅い！ 何も戻らない！ 被害に遭う前に、誰でも出来るカーセキュリティ入門