普通車(乗用車) = いわゆる白ナンバー車両の車庫証明手続きについて。
必要書類が揃ったところで〜 申請手続き本番当日の流れは? 手順は?? 警察署でやる事は???
ページINDEX(必要書類一覧) ///
・受付時間は限定されています
申請手続きの一切は、所轄の警察署 車庫証明申請窓口にて行いますが、
但し、警察署は365日24時間開いているとは言っても〜 申請窓口での受付時間は予め決まっておりますので、(限定される)
その辺りは予めご注意等願います。
・2度出向く必要がある
車庫証明の最終目的は証明書の交付を受けること。 つまり申請後交付される証明書を受け取らなければいけません。(これがないと名義変更へ進めません)
ちなみに証明書の交付は、申請のお手続きからおおむね1週間後。(早い署では中2日、ないし中3日で交付されることも)
つまり申請手続きと交付受取りの2回、警察署へ出向かなければいけません。
何卒ご承知おきを。
・お手続きの流れなどは、地域や署、署員によってかなり異なる事も
これまで申請書などの様式や記入例など、地域や署で異なる部分御座いましたが、ことさらに手続きの段階になれば、、 もっと地域や署、署員による差異が大きくなることも考えられます。 (つまり、その署や署員特有のルールや 地域特有のローカル・ルールがより色濃いくなる)
ちなみに以下解説の流れも、あくまで私の日常業務でよく出入りする署や地域前提での話ですので、
何卒予め。
1. 先ず所轄警察署へお出かけする前に、、
申請者本人の認印、(申請書で使っている印影のもの) それから新しい愛車の車両情報が分かるモノ(車検証コピーが理想)も準備し、持参しておくようにしましょう。
ないとその場で訂正加筆などが必要となってしまった時、またいちいち出直ししなければいけなくなりますので。。
2. 所轄警察署の車庫証明申請窓口へ行ったら、取りあえず作成してきた書類一式を提出。 窓口で担当署員にチェックされます。
ちなみにこの時、保管場所等について色々と尋ねられることがありますので、必要に応じ補足を。(代替車両はありますか? とか)
もちろん不備等があればこの時に指摘されますので、適所ご対応を。。
3. 一通りチェックも終わり、無事書類を受け付けてくれる状態になりましたら〜 その場で ”受付番号(申請番号や受理番号という場合も)” が発行されますので、(発行というより署員が口頭で言ってくるだけなんですけどね)
忘れぬよう必ずメモを。
それと同時に、
受付窓口付近には ”当日申請分の証明書交付日(その日に申請書が受理された場合の、車庫証明の交付される日)” が掲示されているはずですから、
その日付も忘れずにチェック & メモしておきましょう。 (ちなみに窓口に置いてあるメモ紙には、こういた交付日もメモれるようになってます)
4. メモが終われば、先ほどの提出書類の一部を手渡されますので、
お次はそれを持って手数料の支払いへ。(支払いの窓口は別窓口。 だいたい申請窓口の近辺にあります)
5. 支払い後は 先ほど手渡された書類の一部へ収納印、もしくは証紙が貼られていると思われ、(ちなみに証紙は自分で指定位置へ貼り付けます)
後はそれをそのまま、先ほどの申請窓口へ。
お疲れ様でした。
申請手続きは以上で終了です。
そこからは特に待機していても何も出ませんので、本日は取りあえず帰路へつきましょう。
申請手続きが終わりましたら〜
早ければ翌日には 現地調査員が、申請した保管場所の有無や状況を確認しに来ます。(パトカーなんて来ません。 通常は業務委託を受ける管理会社社員がカブやコンパクトカーに乗って来られますので、そもそも警察の人も来ませんし。。)
自宅敷地などであれば、インターホンを鳴らして 「見させてください」と声を掛けられますが、(もちろん留守でも問題はありません。 一応のただの挨拶ですから)
それ以外では 基本的に声を掛けられるということはないでしょう。(誰かが在宅していて、疑問点があったら極稀に質問される事はあるようですが。。)
※ ちなみに、何も問題なければ連絡は入ってきません。
証明書の交付日当日を迎えましたら〜 以後はいつでも受取り可能な状態となっておりますので、(もちろん窓口の時間内であれば)
出来るだけ早めに受取りに行きましょう。
1. 先ずはお出かけ前の持参品チェックから。
申請時の受付番号等を書いたメモ紙は持ってますか? それから認印も持っておきましょう。(ちなみにここで必要な認印は受取りに行かれる人の印です)
問題なければまた例の警察署窓口へ。
2. 窓口に着いたら〜 「受取りです」と一言伝えましょう。
すると窓口署員が申請時の受付番号(もしくは申請番号、受理番号)を聞いてきますので、
口頭で受付番号を伝えてください。(メモ紙をそのまま渡しても問題ないでしょう)
3. そしてそのまま待っていると、
「○○さんの証明書ですね?」と確認されつつ〜 「○○○番で受取りのサインを」と言われ、「受取票」等と書かれたノートに受取りのサインを求めてきますので、(もちろん分からなければ教えてくれます)
言われるがままサインを。
4. 受取りのサインを終えましたら〜
ここでもまた申請書の用紙を一枚ほど渡されますので、(提出書類の一部)
やはり今回も手数料のお支払いを。
5. 支払いを済ませたら
後はまたその収納印、もしくは証紙を貼った用紙を窓口へ。
6. 車庫証明(自動車保管場所証明書)交付!
お疲れ様でした。
まあ一応、自分ので間違いないかくらいはご確認を。
以上にて全行程・全手順終了です。
車庫証明の交付時には、
@ 自動車保管場所証明書
A 保管場所標章番号通知書
B 標章ステッカー
この3つのアイテムが手渡されますが、
この中で名義変更に必要なのは @ 自動車保管場所証明書 のみです。
他のアイテムは必要ありませんので、一応念のための補足としてまでに。。
車屋さんが解説するクルマの車庫証明取得ガイド