ローンが終わったので、所有者を自分に移したい
一般的に、自動車ローンでクルマを購入していると、、 その完済時期には信販会社から ”所有権解除についての通知” が送られてくるのですが、しかし軽自動車やその所有権留保先が ”車屋さん” となっている場合には、こういった通知が送られて来ないことや、、 また以前確か通知は来ていたが、紛失して何処にやってしまったか分からなくなった、、 ということもあるでしょう。
ちなみに当頁では、
ローンが終わったが、また特に通知もないが、取りあえず所有権を自分へ移したい！ と言った場合の一連の手続きについて触れておきましょうか。
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なお、ここに挙げますお手続き例はいずれもあくまで ”基本形” です。 実際のお手続きでは、経緯・流れや細かい事情、実態、留保事業者等によって異なる場合もあり、（地域で概要やローカル・ルールが異なることも） その辺りは予めご留意等のほどを願います。
1. 所有権解除可能な前提条件
ローンが完済していれば、コレと言って必要な条件は御座いません。
2. 手続き手順
① 先ず購入した車屋さんへ連絡する
「所有権解除」 と言うより、「ローンを完済したので、所有者を自分に移したい」 と相談されるのがいいでしょう。
それからそもそも、、 色々と勘違いされることも多いですから。。
② 必要書類を揃える
所有権解除の旨の連絡をすると、何種類かの必要書類の段取りを言われるでしょう。
③ 必要書類を送る
所定の方法で必要書類を送付。
④ 解除書類一式が送られてくる
書類を送ってから1週間～2週間くらいで、解除手続きに必要な書類一式が送られてくるはずです。（返送されてくる期間はクルマ屋さんなどによって異なります）
⑤ 所有者変更の手続きへ行く
送られてきた書類一式に持参書類を加え、
白ナンバーの普通車の場合には、新しい所有者の印鑑証明書と実印が必要です。（使用者の住民票や他、車庫証明などが必要なケースも御座います。事前に要確認）
軽なら所轄の軽自動車検査協会、白ナンバーの普通車なら所轄の地方運輸支局等へ行き、
所有者変更のお手続きをすれば一連のお手続きが完了！ となります。
※ 普通車に関し、使用者の住所が変わらない場合には 基本的に車庫証明は必要ありません。
3. こんな場合はどうするの？ Q＆A
① 購入時から自身の住所が変わっている
所在地によっては事前の必要書類が根本的に変わる場合もあるので、相談時（初期の車屋さんや信販会社への連絡時）に必ずその旨は伝えておきましょう。
また各車庫証明のお手続きも必要となるでしょう。
② 車屋さんへ留保解除の相談をしたら、やらなくても大丈夫と言われた
おそらくその現所有者は車屋さん名義となっているかと思われます。
確かに、通常車を使用する上で留保が支障となることはないでしょう。
なのであえて今お手続きをしなくても、その車屋さんのおっしゃるように まず問題となることはないでしょう。
但し！ これら意見はあくまで ”建前” であって、本音は別の所に潜んでいたり、、
またそもそも今は全く問題なくとも～ 今後はトラブルに発展してしまう可能性もありますので、
思い立ったが吉日。
車屋さんの意見に流されないよう、そこは出来るだけこちらの意見を通すようにお手続きを進められたし！
