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ここ近年では被害激減傾向とはいえ〜 リスクが全くのゼロというわけではありません。
しかし全部の車を疑ってかかると中古車は買えません。
なのでこういった不正改ざん被害に遭わないためにも〜 また遭っても被害を最小限に抑える為にも〜 誰でも出来る被害の予防策。 何点か取り上げてみました。
それから参考までに、
「おや?」 と思われている方や、個人売買をしようとしている方の為に、ちょっとした改ざん車両の見分け方も。
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まず何はともあれ〜 取引時の証拠がしっかりと残っていないことには話になりません。
販売店から購入する場合はもちろんのこと、個人売買においてもしっかりと注文書や契約書を交わしておきましょう。
もちろん紛失してしまわないように 丁重に保管しておくことも忘れずに。
相手がお店である場合には、少なくとも何かしらの加盟店であることを確認し、そういった確認の出来るお店から買いましょう。
例えば自動車公正取引協議会の加盟店なら、かなり安心度は高いと考えておきましょう。
JU中販連(日本中古自動車販売協会連合会)なんかも次ぐかな。
それからグーやカーセンサーといった加盟店でもいいでしょう。
なんで?
いずれも公正な取引きを指導・管理されているだけでなく、
もし不正が発覚した場合でも、最悪、相談先がありますから。。(適正な対応がなされない場合、加盟団体へ相談し、圧力をかけてもらう)
昨今では、車検証から直近最大4年分の過去走行距離の情報が引き出せますが、
出来ればその合間とか、それ以前の情報、その他の情報なども出来るだけ多く集めましょう。(距離と日付が確認できるもの)
メンテナンスノート(新車時の保証書兼点検整備記録簿)、オイル交換ステッカー、エアコンフィルターの交換ステッカー(これは意外と隠れキャラ。助手席グローブボックスあたりのエアコンフィルター周辺を探ってみよう!)、その他エンジンルームに参考になるようなデータは残ってないか?(バッテリーやエアコンリフレッシュ、冷却水交換、タイミングベルト、エアクリーナーなど 意外と距離日付の書かれたデータは多いかも) とにかくありとあらゆる角度で。
後はこれらデーターを繋いでみて、、 不自然な点はないですか? 不一致しない部分はないですか?
またこういった情報があまりに少なすぎるのも。。
これはクルマ屋さんがけっこう重視する事多いのですが、
ハンドルやシート等、現走行距離からはとても想像つかないほど傷んでいる場合、、 かなりの確率で疑いをかけます。 また実際マージンを取る行動も起こします。(本来、かなり走行がかさんでいるクルマだと〜 ハンドルやシートに相応の傷みが出てきますので)
と、それらと同じように、
皆さんもそんな怪しいクルマに出会ったなら? 回避しておくなどの被害予防策を。
異常が出れば、即 改ざんを立証できます。
但し、異常が出なくても、、 可能性はゼロでは御座いません。 一応予めご留意等のほどを。
メーター改ざんの正確な判断には、完全に走行距離が不一致しているという数的証拠が必須となりますが、、 しかし世に出回っているほとんどはこの証拠が掴み難いのが現実。
しかし ”可能性” ならそこそこ掴むことは可能です。
それからその ”可能性” 含め、また発覚するかも〜 という可能性に備えておくためにも。。
出来るだけの事はやっておきたいものですね。
強い味方と怪しい脅威。 走行距離は表裏一体〜