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玄人向け? プロはここを見る! 修復歴を見分けよう〜 事故歴目利き講座。 ページ3

以前、修復歴の見分け方として〜 比較的初級&基本・基礎に絞って ”修復歴目利き講座 初級編” を執筆していましたが、

今回はもうちょい奥まで踏み込み!

実際プロの目利きを例にして、玄人向け? 中級者向け? の事故歴見分け方講座を改め執筆してみましたので、

もしご興味あればぜひ、お付き合いくださいませ <(_ _)>

 尚、基本事項に重要な抜粋も多くしておりますので、もしこのページへ直接来られた方は、一応基本編(初級編)にも一度目を通され、その後にご閲覧頂く事を推奨します。 (また査定上の基準概要も初級編と同等前提で解説しておりますので、その辺りの補足事項等のご確認も)
事故車の見分け方 プロ

 INDEX ///

エンジンルーム(ボンネット内)のより高度なチェック術

あ、そう言えば〜 裏から見る方法はさておき、

初級編では、エンジンルームのチェックは ”ラジエタ・コアサポート” と ”インサイドパネル” のみにしか触れていなかったですから、

折角なんで本編ではもうちょっと突っ込んでおこうかな。

先ず改めてエンジンルーム。

修復歴の見分け方 プロ編
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車種によってはかなり見難いですが、一応エンジンルームからもサイドメンバーは確認可能です。

全体的に見て修理した跡とか歪み、曲がりなどをチェック。

なおもちろん先端ほどより綿密に。

修復歴の見分け方2 プロ編
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修復歴の見分け方 フロントサイドメンバー
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それからフロントクロスメンバー。

これは車種によっては非常に見難い位置にあることもありますが、

修復歴の見分け方 フロントクロスメンバー
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こういったラジエタ・コアサポートとフロントグリルとの間をのぞいたり、

バンパー開口部から奥をのぞくとおおよそチェック可能かと。

 ちょうどラジエターの直前下部に付いている場合がほとんどですので、(ハイエース等ラジエターがバンパー直後にない車種は除く) 見つけるのはさほど難しくないかとは思います。
フロントクロスメンバー
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但し、車種によっては ”導風板” が造作されており、その導風板がクロスメンバー上を覆っていて見えない事も多いので、

導風板
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そういった場合にはチェックは難しく〜

まあスルーと言う事で。(他の要素で判断していくしか)

それとダッシュパネルもエンジンルームからチェック出来ます。

修復歴の見分け方 ダッシュパネル

上記画像のように、ボンネットフードを閉め切った時に当たる ダッシュボード側のウェザーストリップ(雨水侵入防止のゴム)を外せば〜 (⇒ 外し方は初級編を参照

そこに接合部がありますので、

そこにクランプ跡や不自然な補修箇所はないか?

まあこんな感じでしょうか。

 但し、こちらも車種によっては、、 ダッシュパネルの上に樹脂製のカバーが覆っている場合もあり、そういった場合にはゴムをめくれどパネルは一切出てきませんので〜 このような場合もまあスルーということで。(ぶっちゃけ、上記画像の被写体(車種)も実はそうなんですが、、 まあ何となくイメージしてもらうために、一応雰囲気として)

 ※ なお、ダッシュパネルが修理されるほどとなると〜 かなり深刻なダメージ有りと予測でき、つまりそこに到達する以前には、、 そもそも他で修復の有無が確認出来るような痕跡はあろうかと思われますので、単に修復有る無しの判断だけ求める場合には、ここの部分はまあ無理せずとも。。

とまあこんな感じで、これらもまた参考になる部分御座いましたら幸いです <(_ _)>

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もちろん私、中古自動車査定士の資格持ってますんで

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