2008年3月の暫定税率復活問題で、ガソリンや軽油にかかっている税金のボリュームに驚かされた方も多いのではないでしょうか・・・。
2011年3月現在におけるガソリン税の額は〜 「53.8円」。(軽油は32.1円) ※ もちろん1リットルあたり。
けっこうボリュームがありますよね〜 (;^-^A
いわゆる 「ガソリン税」と呼ばれている一部の税金。
2011年3月現在、ガソリン1リットルあたりのガソリン税は53.8円だが、内 48.6円がこの揮発油税。
ちなみに、この48.6円の揮発油税の内・・ 半分の24.3円が本則の税金で、残る半分の24.3円が暫定税率による増税分。
というかいったい暫定税率はいつまで 「暫定」なのか・・・
ガソリン税から揮発油税を差し引いた、残りの一味が 「地方揮発油税」。
53.8円 − 48.6円 = 5.2円が地方揮発油税。(2009年3月までは地方道路税という名称でした)
しかし! ここでも! 暫定税率の影が・・・。
残る5.2円のうち、0.8円分が暫定税率による増税分だったりします ^^ (ガソリン1リットルあたり)
ちなみに・・・ 一般的に 「ガソリン税」と呼ばれているものは、「揮発油税」+「地方揮発油税」の事。 しかも、ガソリン税には消費税もかかる不思議な税金(いわゆる二重課税)。
ガソリンの税金とはちょっと違いますが、原油や輸入される石油製品等に課税される税金。 ガソリンも石油製品なので、当然、石油石炭税が課税されている事になります。
2011年3月現在では、ガソリン1リッターあたり約2円の石油石炭税が課税されている計算になります。
文字通り「軽油」燃料に課税される税金。 軽油にはガソリン税が適用されないかわりに、「軽油引取税」が課税されています。
ちなみに2011年3月現在、軽油1リットルあたり32.1円の軽油引取税が課税されており、内、17.1円が暫定税率による増税分。(軽油引取税は二重課税になっていません)