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エコカー減税
始まりは2009年。 政府が環境対応車への特別措置として減税やら補助金やらを施行し出し、そもそもは一時的な時限措置だったらしいが、、 現在においてもほぼ2年毎に改定されるなどして 近年では完全に定着してしまった感のあるクルマに関する税の減免制度のこと。
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自動車重量税
エコカー減税では大きく分けて2種類の税に対し適用されるが、目玉というかメインはこの重量税。
先ず一つ目。
① エコカー減税の対象車は全て ”専用の本則課税” が適用され、他の非対象車に比べ常に税優遇が受けられるようになっています。
減税対象車は、国土交通省が独自に設定した環境性能をクリアする車両ということですが、ただその性能基準は細かく言われてもピンと来ない方も多いようですし、またほぼ毎年細かく変動しており、都度見解を改め直さなければならないため、そこは具体的な対象車などは国土交通省が配布している対象車リストを都度チェックされるのが最も確実で手っ取り早いでしょう。
⇒ その国土交通省のリストはこちら
※ 対象車は車種・グレード、年式、オプション・細かい仕様毎に分かれます。 同年代同車種でも区分が分かれることも多いです。
※ チェックには当該車両の車検証が必要です。（⇒ 重量税チェックに必要な車検証の見方） 通称名、型式指定番号、車両型式、排気量、車両重量、類別区分番号が一致するものをご確認ください。
※ 登録車（普通/小型乗用車）・（小型貨物車）、軽自動車（軽乗用車）・（軽貨物車）など、リストは何種類か御座いますが、登録車とは、軽自動車を除く一般的な白ナンバー車の事を指し、小型・普通・乗用・貨物といった区分に関しては、車検証最上段欄にある 「自動車の種別」・「用途」欄をご参照に願います。
※ リストはこれまで施行されていた旧減税制度対象車も含まれますが、最新リストで ”エコカー減税対象です” の対象車であれば全てがここで言う対象車となります。
※ 一部経過措置として、非対象車だが～ 一定条件下で本則課税が適用される場合も御座います。（これもリスト参照）
※ なお、リストチェックもよく分からない、、 といった場合には、最寄のメーカーや運輸支局（軽以外）、軽自動車検査協会（軽のみ）などでも問合せ相談に応じてくれますので、必要あればそちら利用もぜひご検討ください。
ちなみに当該減税対象車には、本則課税での優遇だけでなく、、 車齢13年を超えても別途増税の対象からも外れますので、非対象車に比べると優遇度はかなり高いかと思われます。
対象車となる環境性能基準は年々厳しくなっております。 なので今現在は対象車でも～ 今後もずっと対象車であり続けられる保証は一切御座いませんので、その辺りは予めご留意願います。
そして二つ目。
② 新車登録時（軽は届出時）、又は一定条件の車検時に、（専門用語で言えば継続検査） 上記本則課税よりもさらに！ 減税や免税が受けられる限定優遇も用意されております。（特例措置）
ちなみにその優遇に関しましては、、 エコカー減税対象車の中でも特に環境性能が優れた車両ほどより大きな優遇が受けられるようになっており、最大で ”免税（税額ゼロ）” 対象の車両も。
※ 車検時優遇は、旧制度含め適用される制度・基準によって異なりますが、基本的には初めての車検で、かつ一回限定の免税優遇となっております。 また受けられるのは、中でも特に優れた車両のみとされております。（2018年1月現在）
※ 新車時優遇と車検時優遇は、両方が併用される車両も御座います。
※ ちなみにこの辺り対象車か否か具体的な部分等も、こちら ⇒ 国土交通省のリスト もしくはメーカーや最寄の運輸支局、軽自動車検査協会などへ。
自動車取得税
そしてもうひとつのエコカー減税が取得税を対象としたもの。
新車購入時、又年式の新しい中古車を購入する際に課税される ”取得税” を、当該車両の環境性能によって段階的に減税～ 非課税、もしくは一定額の控除とする特例措置。
ちなみにこれにつきましては、適用車両は限定的であり～ かつ新車購入時だとメーカー資料で十分事足りると思われますので、ここでの詳細は割愛ということで何卒願います。（⇒ 国土交通省による案内はこちら）
その他関連。 グリーン税制
これはエコカー減税とは異なりますが、また重量税や取得税に対して適用されるものでもありませんが、
似たようなもので 自動車税の ”グリーン税制（正式にはグリーン化特例）” というものもありまして、、
一応関連するものとしての補足程度までに。
