ホイールの盗難防止として定着している「ロックナット」。
しかし・・・、カー用品店などの量販店でも良く見かける「外溝」タイプは、(⇒ サクラ型やおにぎり型など、ナットの外側が特殊な形をしていて、型に一致する専用のキーソケットを使ってホイールを脱着するタイプのロックナット。 一般的に良く見かける形状がこのタイプとも)
ホイールの盗難防止効果が限りなく ”ゼロ” に近いという事実は、皆様ご存知でしょうか?
何故かと言いますと、、
ちょっと特殊なソケットを使えば取り外す事が出来ますし、(特殊なソケットでなくとも、ホームセンターで良くみる外形が合いそうなソケットを使い、無理矢理強引に差し込み回すなどの手も。 ← この手は、ロックナットを紛失した場合の応急処理としてちょっと有名だったりも)
なんと! その一本で同タイプのほぼ全鍵パターンのロックナット開錠が出来る ”マスターキー” なるものも存在します! (ちなみにツワモノになると、、 ロックナットの合鍵ソケットを全種類揃えている輩も。。 なお外溝タイプはそれほど多くのパターンは作れないので、全種そろえようとしてもそう難しくもないでしょう。 実際カー用品店や車屋さんで全種揃えているスタッフも多いですから)
外溝タイプのロックナットはゼロ・セキュリティ。
本気で防犯対策するなら 間違っても絶対に選ぶことのないように。
あくまでロックナットにこだわるなら〜 またロックナットのセキュリティ性を格段に上げるとするならば〜〜
「
マックガード
」 で有名な ”内溝タイプ” のロックナットにされてみてはいかがでしょうか?
内溝タイプはその形状ゆえセキュリティ性が非常に高く、(外側は丸く引っ掛かりがないため、工具などを使って取外しがほぼ不可能。 またマクガードは非常に硬い金属で作られているのもポイント)
また鍵となるソケットも かなり膨大な数を作れるため、、(合鍵を集めるなんてまず不可能。 またマスターキーなんてものも存在しませんし。。)
いずれにしても、ホイールの盗難防止ロックナットならこの手が最高にオススメ出来るでしょう。
その他、そもそもホイールを盗られ難くする工夫も そこそこ効果あるでしょう。 (※ 関連 ⇒ ホイールの盗難防止策アレコレ)
遭ってからでは遅い! 何も戻らない! 被害に遭う前に、誰でも出来るカーセキュリティ入門