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防犯装置の特徴と種類、それから比較

 車両の盗難や車上荒しの防犯装置と言っても、色々な種類と特徴がありますよね〜。

 一般的によく利用される防犯装置の特徴を簡単に説明しておきますので、防犯の目的別に色々と検討してみてはいかがでしょうか〜 ^^)/

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盗難警報装置

 ”警報” 装置。

 車上狙いなどを警報や光で「威嚇」する装置です。

 車を叩いたり、ドアを開けた場合には警報が鳴り響き、心理的に犯人を追い返したり、犯行を未然に防ぐのが主な目的です。(中には近づくと軽い警告を促すものも)

 盗難警報装置は防犯用品としては安価な物も多いので、防犯対策の入門用としてよく利用されます。

 但し、警報を止められてしまうと何の効果もありませんので、対プロ窃盗団を意識した本格的な車両の盗難防止には完全に不向きです。 しかも、あまりにも安価な警報装置は誤報(誤作動)がけっこう多いので、実用性的にはいまいちなものも多いかも。。

 あくまで簡易な車両の盗難抑止や、通りすがりや突発型、集中型などの素人系車上狙い対策程度と考えておきましょう〜。

 ※ なおこれら警報装置には、対プロ用途の非常に効果・高価なものも御座いますが、ただその装置のポテンシャルと可能性を最大限に引き出すためには〜 インストーラーと呼ばれるセキュリティ専門の技術は必要不可欠と言えるでしょう。 また警報機能が最優先の機器ですので、警報に対し全く動じない窃盗犯に対しては全く無意味であることも。。

盗難防止装置(盗難抑止装置)

 文字通り盗難を、直接的に ”防止(抑止)” するための装置です。

 つまり、車を持って行かれないように車両の移動を阻止しようとする装置の事を言います。

 ※ なお、厳密に言えば ”抑止装置” といっておいた方がいいでしょう。 やはりいくら強固なセキュリティを有していても、絶対にやぶられない被害に遭わないという保証はありませんので。。

 ハンドルを動かせないようにする「ハンドル・ロック装置」、(物理的に阻止する)

 タイヤホイールごと路面にロックし動かせないようにするもの、(物理的に阻止する)

 電子キーの照合でIDが一致しないとエンジンが掛からない「イモビライザー装置」などが、(電子的に阻止する)

 ここで言う盗難防止装置の代表格かな。

 但し、これら装置には威嚇効果が全くありませんし、また車は盗られなくとも 車内にあるものに関しては全く無防備であることから、(車上狙いには全く効果なし)

 車上荒らし対策としての効果までは全く望めません。 予め十分ご注意ください。

 車上荒らし対策も同時に行う場合には、警報装置との併用か、もしくは警報機能ももった装置を。

盗難対策装置

 車両の盗難に遭ってしまった場合に、被害を何らかの形でカバーしたり、被害を最小限に抑えたり、盗難車の発見を容易にする等、、

 もし万が一の時の対策。

 例えば・・・ 「GPS(人工衛星による全地球測位システム)」を利用し、車両の追跡を可能としたサービス「ココセコム」が盗難対策装置の代表格と言えるほど有名かな。

 その他、装置ではありませんが〜 車上荒しや車両の盗難被害をカバーするという意味で、「車両保険」もこの盗難対策のひとつと言えるでしょう。

 いくら強固にセキュリティに取り組んでいても、必ずしも100%のセーフティまで得られることはないでしょう。

 なので それでもやられてしまった! と言った場合の、安心の ”もう一手” も出来るだけ考えておきたいものですね。

車の盗難防止・車上荒らし対策

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