2000年頃に増加していた車の盗難件数に比べると、年々の発生件数は減少しているようです。
これは、イモビライザーなどの盗難防止装置の増加や、車両のGPS追跡システムなどの盗難対策用品の普及・増加による影響とも言えます。
しかしそれでも、15分に1台の割合で自動車の盗難事件が発生しているそうです・・・ (2006年現在)
ランドクルーザーやハリアー・・・RAV4など、特にトヨタ系のRV車の盗難件数は相変わらずのようです。
またセルシオやシーマ、クラウン・・・といった高級セダンも、盗難の人気車種。
近年では、イモビライザーなどの最新盗難防止装置の効果もあり、高級車の盗難率は年々減少していますが、プロの窃盗団が相手では完全な盗難防止は難しいのも現実とも。 まあ言うなれば、この辺りは ”狙われてしまったなら、素人の考える対策程度ではどうにもならないことも多い” とも。
高級車のセキュリティが頑丈になる一方、セキュリティ・システムの発展途上車種でもある「ミドルクラス以下」の車が、ここ近年かなり狙われる傾向になっています。
1,500cc以下のコンパクトクラスや軽自動車の急増が原因とも言われていますが、最近は軽自動車でも装備品がすごく良くなっていますから、用品の盗難を目的とした車両盗難が増えているのも事実・・・。(車両ごと盗んで、誰にも見られない場所でゆっくりとパーツ取り- とか。 ちなみにここ近年、盗品で人気?のあるパーツは純正のカーナビだそうです)
軽自動車だから盗難され難い・・・ という考えは過去のもの。
現在では、軽自動車だから狙われやすい・・・ という時代とも言えるのではないでしょうか。
高級車はセキュリティが強化され〜 さすがのプロでも よほどの事が無い限り狙うことは少なくなりました。
軽自動車も年々セキュリティが上がってきて、用品狙いの盗難も目減り傾向に。。(ただ車は持って行かれなくとも〜 車上荒らしの脅威は全く変わってませんので要注意)
となればここ近年で急上昇しているキーワードが ”商用車”
日本製のトラックやバンなどは、世界中で高い需要があり、これまでのランクルなどの高級車に代わって狙われやすくなっております。(実際テレビのニュースなどで、トラック!と言えば日本車と言っていいほどに〜 日本のトラックが走っている映像はよく見られるでしょう。 またハイエースなどのバンも。。 それくらい世界中で高い人気と需要があるんですね。。)
またこれまで他の盗難率が高くてキーワード的に埋まっていたものが、他の減少に伴い 目立つようになってきたとも。
もしお心当たり御座います方は、ここら辺りにも十分ご注意などのほどを。
遭ってからでは遅い! 何も戻らない! 被害に遭う前に、誰でも出来るカーセキュリティ入門