TOP PAGE > 中古車購入ガイド > 事故車、修復歴アレコレ >
よく事故車・修復歴車という言葉を耳にしますが、これらは完全には同じ意味ではありません。
ここから定義について知っておきましょう。
一般的に、アクシデントがある車両は広義的に ”事故車” と呼ばれることが多いです。
車庫入れに失敗してフェンダーを大きくへこましてしまった。 行ける! と思って曲がったが、ものの見事にドア全体を大きく擦ってしまった。。 こういった軽度なものから、
交差点で横転してしまい大破! 凍結路で曲がりきれず電柱に激突! クワガタみたいになってしまった。。 と、こういったヘビーなものまで、
これら大半をおおよそ ”事故歴” ”事故車” と。
対し ”修復歴” ”修復歴車” とは、
こういった ”事故車” の中でも〜
骨格部位と呼ばれる部分に損傷が見られるもの、もしくは当該骨格部位を修復(修理)されているもののみをそう言います。(但し、骨格は溶接されている部位のみとし、ネジ止めされているものについては含まれません)
つまり事故車の全てが修復歴になるとは限らない と。
中古車情報誌などへ ”修復歴有” ”修復歴ナシ” などと書かれているものは?
もちろん後者が基準。
ちなみに店頭の営業マンなどが、こういった修復歴を ”事故歴・事故車” と呼ぶ場合もありますが、それはユーザーに分かりやすく言ったもの。(いわゆる消費者へ浸透している通称として事故車という言葉をあえて使う) もちろんここでいう先者の広義的なものではありません。 またユーザーから ”このクルマは事故車?事故歴ある?” 等と聞かれた場合も、販売店側は イコール = ”修復歴” と取り、後者 ”修復歴” を基準に答えるのが一般的ですので、
その辺りは一応、お含み置きなどのほどを。
もちろん私、中古自動車査定士の資格持ってますんで