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TOP PAGE > ブログ > 防犯・盗難防止 > 2017年05月25日

スマートキーの危険性

 持っているだけで〜 ドアノブに触れるとドアは開くわ、ボタンを押せば(レバーを回せば)エンジンはかかるわで、、(イモビライザー付きなら電子キーの照合機能まで)

 今やクルマ装備の常識とも言えるほどになっているスマートキー。

 しかしよくよく考えてみると、このキーはアナログキーと違って、また従来からあったボタン式のキーレスエントリーとも違って 本体から常時出ている電波が全ての鍵となっているわけですから、

 もしこの電波を不正にキャッチされ、乗っ取られ、(ハッキング?) 悪用されてしまったなら、、 車上荒らしや盗難などやられ放題なのでは?

スマートキー

 ※ ちなみに、スマートキーというのは確かトヨタの商標名称だったと思われ、日産ではインテリジェントキー、マツダではアドバンストキー、、 といった具合に各社で名称は異なりますが、しかしスマートキーという名称は一般的な総称としてもよく用いられていることから、当サイトでもあえてこれら総称としてスマートキーとそう呼ばさせて頂いておりますので、その辺り予めご了承等のほど願います。

実際その手口は、ここ近年で急増中!

 その通り。

 電波を不正に傍受されるとドアは自由に開けられるわ エンジンも掛けられるわで〜 まさにそこへカギが付けられっ放しのクルマが放置されている状態に。

 また実際この理論が応用され、そのセキュリティ・ホールがつかれる犯行もボチボチと増え始めている現実も。(通称リレーアタック)

 キーの電波が有効な射程距離内に中継機(受信機)を近づけ、電波を傍受。(ちなみにこの時、微弱な電波でもある程度まで強力に増幅しキャッチする機器もあるとかないとか) ⇒ その中継機から末端の受信機へ電波を転送 ⇒ 電波の転送を受けた末端機が仮装キーとなる ⇒ ドア開け放題のエンジン掛け放題状態に。

 ※ ちなみに中継機がその場から離れたり、末端機が受信可能範囲から外れると〜 即座にその仮装キーは無効になるが、一旦でも開けられたドアは閉められない限り空いたままですし、エンジンも止められない限りかかったままです。

 ※ またこの手法は、元々キー本体から出る電波を転送するだけの単純技術しか用いられておりませんので、機器も非常に安価で流通しているらしく、(イモビカッターのような高度な解読技術とか不要) しかもワン・システムで鍵の開錠からイモビライザー開錠までスムーズ&スピーディにこなすことが出来ますし、(とにかく手間も時間もかからない) 何より! 使う電波はそもそも純正キーから発せられるモノ。 他に複雑なセキュリティ技術が使われていたとしても、それらも同時かつ未然に対応する事が出来ると考えられ、(社外セキュリティは除く) まさに次世代・夢の盗難システムとも。(デジタル時代ゆえの恐れていた技術とも)

 ※ 但し、純正キーから電波を拾える射程距離はそれほど大きくはなく、また中継機から末端機までへの転送可能範囲もそれほど大きくないと思われ、ゆえ狙われやすいのは、、 自宅駐車場にあるクルマ、またキー所有者に近づけて かつそう遠くない距離に駐車場があるコンビニや喫茶・フード店等までだと思われ、それからこの手法は、全てが全てに通じるとは限らず、(車種や電波、キーの制御方式などによっては通用しないものも) さらにこの記事を編集した時点では、まだこの手を用いた犯行は国内では確認されていないようですが、(私的には摘発されていないだけで、既に国内でも使われ始めているとは考えておりますが) まあ一応参考までに。

 ご注意を。

対抗策

 じゃあその電波盗用を防ぐには?

 先ず自宅にキー保管する場合には、スペアキー含め アルミケースに入れて置いておくか、クルマから出来るだけ離れた場所に置いておくかなどの対策が有効でしょう。

 とくにアルミ製のケースは電波を高強度に遮断してくれるため、かなり有効策になるでしょう。 (金属製の缶でも、、 といった見解もあるようですが、金属によっては透過する電波もあり、まあとにかく理想はアルミと考えておきましょう。 ちなみにアルミホイールに包んでおくのも有効です)

 出先では、、

 さすがに都度ケースなどに収納しておくことは難しいと思われますので、

 やたらと自分に接近してくるあやしい人物はいないか 警戒する他方法はないかな。。

 病院内へ携帯電話を持ちこむ際に使う人もいる、電波遮断ケースなんてのも使えるかもしれませんが、私は未確認なのでノーコメント。

 以上参考などなれば幸いです。

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業界20年超のクルマ屋さんのブログです。 街外れの小さなお店の経営者、兼・営業、兼・サービスマン。

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