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車のタッチペン専用のうすめ液が高い!代わりになる格安・激安の代替品はない?

 DIY
 
 

自動車ボディのメンテナンスに欠かせないタッチペン。タッチペイント、タッチアップペンとも。

しかしこのタッチペン。長く使っていると~

きちんと蓋をしているのに、なぜか有機溶剤成分が蒸発しているのか、どんどん塗料が固く粘っこくなっていたり、かなり少なくなって使えなくなることも多いですよね。。

そこでそんなタッチペンを復活させるのに必需品ともいえるのがこれ!

専用のうすめ液。(希釈液)

ただこのうすめ液。正直かなり高いと思います。むしろ高すぎる。。。(近所のホームセンターで700円。高いお店だと900円くらい)

しかも内容量はたったの12ミリリットル。

ぶっちゃけ新しいタッチペンを買った方が間違いなく賢いかもしれません。

でも何だかもったいないんですよね。。

そこで! こういったうすめ液購入で悩まれている方に朗報です!!

専用うすめ液の代わりになる安価な溶剤

実は代替品?で、専用品と同等に使えるうすめ液があるんです。(というか、そもそもその代替液の方が元で、それをメーカーがパッケージするだけで専用品と言っているだけ)

しかも格安で、だれでもどこでも手に入るんです。(車屋さんや塗装屋さんでないと手に入らない物とかでないです)

その正体とは・・・

これ。

ラッカーうすめ液。(ラッカー系塗料用のうすめ液)

お値段なんと! タッチペンの専用うすめ液を売っている同じホームセンターで500円でおつりが来ます。

しかも容量は20倍超の250ミリリットル入り!!

単価でいうと、専用うすめ液の おおよそ30分の一の値段です。

もう絶対に専用うすめ液なんて買ってられませんね。。

なお今回はこの250ミリリットル入りの徳用サイズを紹介いたしましたが、もちろんもっと少量の瓶などもございます。(単価の対比などは変わるかもしれませんが) また成分さえ同じであれば、他のメーカーの同等溶剤でも問題ありません。

ではさっそく、この溶剤で薄めてみましょう。

かなり年季の入ったタッチペンです。

塗料の粘度はかなり高くなり、全然うまく塗装が乗りません。また容量もかなり少ないです。(振っても中の玉がカラカラいいません)

ガムテでじょうごの代わりを作ってみました。

ちょっと入れすぎちゃいました。脇に少しこぼしちゃいました。

蓋を閉め、念入りに振り混ぜます。

振っている途中で中の玉がカラカラ言い出しました。薄まっている証拠です。

いい感じになりました。

ちょっとうすめ過ぎちゃいましたが、塗り加減はばっちりです。

タッチペンが復活しました!

まだまだ長く使えそうですよ ^-^)ノ

なお画像と文章だけでは伝わらないことも多いので、関連画像もアップしておきました ↓

併せご参考なれば幸いです。

代替のうすめ液を購入・使用する上での重要注意点

ちなみに今回用意したのは「ラッカーうすめ液」というものですが、

似たような塗料うすめ液で、、

こんな「ペイントうすめ液(品名)」というのもありまして、(こちらは合成樹脂系塗料用)

しかしこちらうすめ液は全く使えません。

使えないどころか、むしろタッチペンが丸々一本ダメになってしまいます。

絶対に間違えないようご注意を。(どんな状態になるのかは、上記アップの関連動画をご参照くださいませ)

なおタッチペン本体の成分表記には「合成樹脂塗料」と記載されているはずですが、この表記のおかげで一見、合成樹脂系塗料用のうすめ液を使うのが正解では? と、そう思われる方もいらっしゃるようですが、

しかしとにかく正解は「ラッカー系塗料用のラッカーうすめ液」です。合成樹脂系は溶剤として使えません。専用うすめ液とは異なる成分の有機溶剤です。

重ね重ね十分ご注意のほどをお願いいたします。

・・・とまあこんな感じで、

以上、皆様のお役に立てる部分御座いましたら幸いです。

 

Comment

  1. めたば より:

    ちょうど探していた情報なので役に立ちました!

  2. 匿名 より:

    ラッカーとペイント用持ってたんで少量で試したらペイント用だと分離?クシャっとなりますね ラッカーだとちゃんと溶ける

    • sada より:

      私も試しましたので、そんな感じですよね。ペイント用だと分離というか変な塊になって使えなくなります。

  3. Matilda より:

    別に大げさに言う事ないでしょう。99工房のじゃなくて、同じくタッチアップペンを作っているホルツの薄め液を使えば、250mL入りが同じくらいの値段で買えるよ。因みにこちらはアマゾンやヨドバシなどの通販では無いようですが、オートバックスなどでは普通に販売しています。また、この薄め液を実際にカチカチになった99工房のタッチアップペンに使ってみましたが、ちゃんと塗料が復帰して問題なく使えました(中古ミニカーのチップ補修用だけど)。でも「合成樹脂系塗料用の薄め液は絶対ダメ」という情報はとても役に立ちました。99工房のタッチアップペンはプラスチックにも使えるらしいので、もし知らなかったらこちらの薄め液を使って悔しい思いをしたかもしれませんので。

    • sada より:

      99は「専用」みたいな感じでうすめ液を売っているので、これじゃないとダメみたいなイメージがありますからね。。
      ホルツはお店によって販売していないところもけっこうあるので、どこでも手に入るホームセンターを例にした方がいいかなって。

  4. スパルタ より:

    ラッカー系の薄め液ならプラモで良く使うGSIクレオスのうすめ液もいけそうですね。400mlで500〜600円程度で売ってます。今度試してみます。

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