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カーフィルムのススメ・メリット(利点)

 
2018/10/20
 

最近は軽自動車でも標準でスモークガラス(プライバシーガラス)が採用されており、やや需要が低くなりつつある「カーフィルム」。

しかしこのカーフィルムには従来からよく耳にするUVカット効果(紫外線対策)やプライバシー保護以外にも、意外な隠された実力があるんです! それは・・・

ガラスの飛散防止

先ず1つ!

これはけっこう大きなポイント。

自動車のガラスは、基本フロントガラスのみ飛散防止の合わせガラスが使われていますが (※ 事故の時などに、ガラスがクモの巣状にヒビが入るだけでガラスが割れて破片が飛び散らないようになっている)、

その他のガラスはごく普通の自動車向け単層ガラスであり、飛散防止の合わせガラスにはなっておりません。

つまりそれらその他ガラスに事故などの衝撃が加わると、いとも簡単に車内へガラスの破片が飛んでくるという事。(一応衝撃が加わると、出来るだけ細かく砕け 鋭利な破片にならないような、かつ反動で勢いある飛散がしないような構造にはなっておりますが)

コワいですね~ ^^

もし後部座席のガラスが割れて、もし後部座席に小さなお子様が乗っていたら~ と考えると・・・ 事故は自分の不注意だけでなく、もらい事故などの不意の事故もありますので、これは何とか対策をしておきたいところ。

そこでカーフィルム。

つまりもしガラスにカーフィルムを貼っていると~ フィルムがガラスの飛散防止に一役買い、もしもの時のガラス飛散による搭乗者のケガを抑止してくれようかと。

車上荒らし(車上狙い)対策

そして~ 2つ目!

車上荒らし = 地域によっては車上狙いとも。 ちなみに場合によっては車両の直接的盗難防止に一役買う場合も。

これも主要ポイントのひとつかと。

車上荒らし、及び車両の窃盗犯の ”粗暴犯” と呼ばれる犯行グループなどは、とにかく犯行に時間が掛かってしまう事を極端に嫌います。

粗暴犯 = 鍵穴開錠とかセキュリティ解除など技術的な犯行によるものではなく、ガラスを叩き割るなどの物理的破壊を主に短時間に目的(犯行)を果たそうとする窃盗犯などの事。 車上荒らしでは比較的常套的とも言えるが、ただ近年の施錠技術の向上により、ここ最近では車両の窃盗目的にもよく見られる。

という事は?

もしクルマにカーフィルムが貼られていたとしたら、そのフィルム施工による ”ガラスの飛散防止効果” が今度はガラスを壊し難くする方向で作用してくれ、(割り切るまで意外と時間が掛かる)

少なくとも粗暴犯に対する犯行の時間稼ぎに、場合によっては犯行を諦めさせるに十分な抑止効果をも発揮してくれようかと。

※ 実際、フィルムの貼られていないガラスは一瞬で砕けますが、これが1枚フィルムが貼られているだけで~ 今度は全く割り難いガラスへと変わります。 またフィルムは鋭利なモノには弱いですが、鈍器などによる打撃系に対しては意外と強いという一面も。

但し、これらフィルムの施行策はあくまで ”予防・抑止策” であって、それら犯行から100%守ってくれたり、それら犯行を100%防げる等というモノではありません。

と、おおよそではこんな感じかな。

一応この他、断熱効果による室内空調の快適度向上とかまで言うと~ 色々と細々としたポイントなども御座いますが、ただ主要と思え、かつ意外と見落とされていやすいポイントはこんな感じかと。

フィルム施工ご検討の方へ

フロント両サイドのガラスへの施工は、原則 ”無色透明” なモノのみ可とそうお考え下さい 。(UVカットフィルムなど)

ガラスには元々僅かながらの ”色” が着色されており、もしそこへ薄くても着色されているフィルムを貼ってしまうと、、

道路運送車両法に違反してしまう恐れがあるだけでなく、

もちろん車検にも一切通らなくなってしまう可能性も御座いますので、

これら予め十分ご留意のほど願います。(またこれら無色透明のモノは、フロント両サイドへの施工推奨品というだけでなく、そもそもその他ガラスへの色付のスモークフィルムを敬遠されている方にもオススメかな)

また元々プライバシーガラスが採用されている着色ガラスへの重ね貼りにつきましても、

確かに 既存からの純正スモークガラスはそこそこ透過率の高い(透明度の高い)モノが採用されてはおりますが、ただそうかと言って安易にそこへ着色フィルムを重ね貼りしてしまうと~ 例えその着色が薄くても、場合によっては予想以上に視界が悪くなってしまう恐れもありますので、(特に夜間の視界。 ちなみに運転席より後部のガラスにつきましては、ガラス着色濃度などに関する法規制はありませんが・・・)

もしそういった重ね貼りになろう場合には、出来るだけ無色透明のモノをチョイスされるようにご検討され、

それでももしどうしても・・・ といった場合には、最寄のカーフィルム専門店などでの十分なご相談の上にてのご検討をオススメしておきますね ^^ (専門店の方のアドバイスなら、そこそこ現場事例を視野に入れた意見等が聞けるかと思われますので)

 

以上、色々と各ご参考までに。

 

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