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修理費、メンテナンス費用の削減、節約

 自動車は、タイヤやブレーキ、オイル、ベルト、ウォッシャー液など、数え切れないほどの消耗品で構成されています。

 多くの部品は消耗によって機能を発揮する物も多く、車にとって消耗品は欠かせない物でもあります。

 しかし、消耗部品だからといって割り切ってしまうと、交換も頻繁になり費用も多く掛かりますし・・・。

 そこで! 当ページでは、自動車を構成する主な消耗部品を上手に使う事により、各部品の寿命を長くし、修理費用の削減・節約につながる対策方法を説明していきます ^v^)ノ

消耗部品対策

タイヤ

 自動車の部品の中で、消耗部品の代表格がタイヤ。 消耗する事によって車が走ったり止まったりと、大変重要な部品です。

 ⇒ 対策方法
 ・適正空気圧を細かくチェックしたり、ホイールアライメントを正常に保つ。 偏磨耗を防ぎ、タイヤの寿命ばかりか燃費の落ち込みも少なくなります。

 ・ローテーションを定期的に行う。 タイヤは前後で消耗スピードが異なります。 前輪駆動などの前後同じサイズのタイヤの車では、年に1回の前後入れ替えローテーションをオススメします。(ローテーションが可能な車種かどうかは、最寄の車屋さんなどで要確認!)

 ・停止状態でハンドル操作を行わない。 停止状態でハンドルを切る事は、タイヤを消しゴムのように削っているようなものです。 パワーステアリングへの負担も大きくなりますので、少しでも動いている状態でハンドル操作を行うようにしましょう。

 ・「急」の付く運転をしない。 急加速、急ブレーキ、急ハンドルなどは、タイヤの寿命が短くなるばかりですよ ^^

 ・スタッドレスタイヤの保管は、直射日光の当たらない涼しい場所で保管をしましょう。 タイヤは直射日光や雨によって劣化しますよ〜。

ブレーキパット

 動いている自動車を減速・停止させる為の重要部品です。 磨耗により性動力が発生しますが、使い方や車によって消耗スピードは変わります。

 ⇒ 対策方法
 エンジンブレーキの活用。 下り坂ではフットブレーキばかりを使用するのではなく、エンジンブレーキを主に使用すればブレーキへの負担も少なくなり極端な磨耗を防ぎます。 またエンジンブレーキを上手く利用すれば、燃費向上の追加効果もあり!

 ・車内に不必要な荷物を載せ過ぎない。 車重が重くなると止まる為のエネルギーが沢山必要になり、ブレーキパットやタイヤの消耗を早めてしまいます。

バッテリー

 皆さんもよくご存知の蓄電装置。 充電⇔放電を繰り返す事により消耗します。

 ⇒ 対策方法
 ・バッテリーを上げない事。 バッテリー上がりを起こすと極端にバッテリーの寿命が下がり、場合によれば再利用が厳しくなる場合もあります。 最低でも1週間に1度は車を動かし バッテリーの充電を補充させるドライブを実行しましょう!(近所ドライブ、エンジンを短時間かけるだけは逆効果。 ある程度の距離を走りましょう。 また近年では充電制御装置の搭載されるクルマも多くなっており、と、こういったクルマでは、走行直後でも満充電となっているケースがやや少なく、これまで以上に小まめな気配りが必要となってくるでしょう

 ・やむおえず長期間(1ヶ月以上とか)車を使用しない場合には、バッテリーのマイナス端子を外しておくことで無駄な放電を防ぎます。 (ただバッテリーを外すと、電子制御部品の再設定が必要な車もあります。 要注意!)

駆動系

 駆動系で主な消耗品はシャフトブーツです。 シャフトブーツの交換頻度は比較的多いですが、ちょっとした事で消耗のスピードを抑える事も出来ますよ〜 ^^)ノ

 ⇒ 対策方法
 ・駐車はハンドルを真っ直ぐに! 縦列駐車等でハンドルを切ったままの状態で駐車している車をたまに見かけますが、これはゴム製であるシャフトブーツの損傷を早めてしまう行為です。 車を駐車する時には必ずハンドルを真っ直ぐにしておきましょう ^^)ノ (ブーツは真っ直ぐの状態がほぼ無負荷。 ハンドルを切ると片側が思いっきり伸び もう片側も思いっきり縮み、、 かなり高負荷の状態となっています。 ちなみに真っ直ぐにしておくことで、パワーステアリング装置の故障のリスクも少なくなります)

 ・バッテリーと同じ扱いのように、車を長期間放置し過ぎないで下さい。 シャフトブーツはゴム製。 長期間放置した輪ゴムの劣化を想像して頂ければとても分かりやすいかと思います ^^

 ・ハンドルの切れ角はほどほどにする。 いっぱいにハンドルを切るとシャフトブーツもいっぱい伸びた状態になります。 駐車など、出来るだけ少な目のハンドル操作を心がけましょう。

電装系

 快適なドライブをする為に欠かせないのが電装品。 家庭用の電化製品みたいなものですね。

 ⇒ 対策方法
 ・エンジンの始動時には、ヘッドライトやエアコンなどの電装品をOFFにしておく。 エンジン始動時はバッテリーだけではなく、他の電装品にも負荷がかかりやすい瞬間です。 走行後、エンジンを切る時に、電装品は出来るだけOFFにしておきましょう。(電源ボタン入れたままでコンセントの抜き差しをしない方がいい家電製品と同じ考えかな。。)

ボディの下回りの各機関

 消耗品を上手に維持するためには、下回りの各機関にも気を配る必要がありますよ〜 ^^)ノ

 ⇒ 対策方法
 ・下回りの各機関は塩害(サビ)から守る事! 降雪した山道や冬場の高速道路にはサビの原因となる「融雪剤・凍結防止剤」がいっぱい。 このような塩害の恐れのある道を走行した後には、出来るだけ早急に洗浄される事をオススメします! 融雪剤や凍結防止剤は放っておくと熱で固まり、取れ難くなるばかりでなく、サビが原因で各機関の動きが固着してしまうなど後々になって追々不具合が出てきます!(マフラーが錆びて穴が開くとかも多いです)

番外編(ウォッシャー液)

 ウォッシャー液は買わなくてもOK!

 ⇒ 対策方法
 ・台所食器洗剤を貯水タンクに1〜2摘。 ウォッシャー液はこれで十二分! 台所洗剤には界面活性剤が含まれ汚れを落とす効果ばかりでなく、油膜を除去する効果が非常に高く、場合によっては市販のウォッシャー液より使えます ^^ さらに、中性洗剤は手にも環境にもやさしいので、洗車用のシャンプーとしても使用可能! (バケツ一杯に対して1〜2回噴射)

修理費

 自動車のメンテナンスは、消耗部品の交換だけでなく、故障した部分を交換修理する事もあります。

 そんな時、けっこう有効な手段が・・・「リビルト部品」と呼ばれるリサイクルパーツ。

 これは、自動車の各機関のパーツをリサイクルした物で、外側のケース等はそのまま流用され、中身の消耗品だけを新品へ交換したリサイクルパーツ。 見た目は中古品だが、その機関がもつ本来の機能は新品で修復されているので、機能的には新品の状態の部品とほとんど変わらないのが特徴。

 で、この 「リビルト部品」の最大の特徴は・・・ なんと言っても値段が安いこと! です ^^

 新品同様の機関パーツですが、新品のパーツに比べてかなり低価格!

 パーツにもよりますが、新品の約3分の2〜半分くらいの値段で手に入るんですね〜 ^^ (もちろん部品保証もあります)

 元々 「リビルト部品」と呼ばれるリサイクルパーツは、中古車業者などで保証適用の修理や商品車の修理コストを下げる為に広く使われていた物。 それが最近では広く普及してきたため、「安く修理したい!」という消費者ユーザーへの対応品としても広く活用されています。

 但し! リビルト部品の種類は多くはありません。

 リビルト部品の多くは、新品では高価な部品や、大きな重部品の対応品がほとんど。

 全ての修理に対してリビルト部品があるわけではありません。

 リビルト部品(リサイクル部品)一覧例
 ・エンジン本体 ・オートマ本体 ・ミッション本体 ・キャブレター ・タービン ・発電機 ・ドライブシャフト ・ギアボックス ・ACコンプレッサー ・セルモーター ・ラジエター等。

 主にこんな感じです ^^

 しかし、上記の一覧例以外にも取り扱っている部品も色々ありますので、大きな出費になりそうな修理の時には・・・、

 「リビルト部品で修理は可能ですか?」

 と、聞いてみた方がいいでしょう。

 実際、整備スタッフも知らないリビルト部品もたまにあるそうです・・・。

インターネットの活用

 はっきり言って、今の時代 車の修理代やメンテナンス費用を節約するためにはインターネットの活用なくしては困難です。

 インターネットの世界では、車屋さんなどの専業者の仕入れ価格よりも、個人の消費者の方が安く仕入れられる物も数多く存在します。

 実際、私は車屋さんに勤務 を経営する身ではありますが、タイヤやバッテリーなどの一部消耗品は絶対にインターネット経由で購入します ^^ (モノによっては部品の卸価格より、インターネット・ショッピングの方が安い・・・)

 しかも! インターネットの世界では、私達専業者にしか手に入らなかった用品や部品なども誰でも簡単に安く手に入ります! (まれに、「え〜? この用品もネットで手に入るの?」 という事もあります ^^)

 さらに、今まではほとんど流通することのなかった新古部品なんてのまでも。。(オクで流れる個人出品の新車外し品とか)

 ちなみに・・・ カー用品をインターネットで購入すると、一番困る事が 「取り付け」。

 カー用品専門店へ持ち込んで取り付けてもらうと持ち込み料金を取られる事もあるようです・・・

 が!

 これはもう過去の話。

 明らかにインターネットが普及した現在では、特別料金や持ち込み料金が必要・・・というお店は減少傾向にあります(一部の大型量販店は除く)。

 しかも、部品の取り付けは何もカー用品店だけではありません。

 最寄の整備工場や中古車屋さん、ガソリンスタンドでも対応してくれますので、色々電話してみて最安値を比較して探すのも良い方法です。(車検に出すかわりに、この部品を安く取り付けて・・・ というお客様も多いですね〜)

 という事なので、

 取り付けで悩んでいる貴方もあまり気にせず! インターネットをジャンジャン活用して、楽しいカーライフを〜 \(^v^)ノ

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