車屋さんの自動車情報Blog

    

    車屋さんの自動車情報Blog   

 
         

車検とタイミングベルト

 
2018/09/28
 

車検ついでに、走行距離もそろそろ10万キロなんで、タイミングベルトも替えておいた方がいいと言われた。

タイミングベルトを交換しないと車検に通らない?

交換しなくても車検は通ります

車検とタイミングベルトは全く関係ありません。

交換するか否かは 100%任意 です。

近いうちにそもそも車を乗り換える予定なので、今回の車検ではムリに出費は増やしたくない。。(交換したくない)

全然 ザッツ・オール・ライト。

換えたくなければ換えなくとも問題ありません。

また車検は問題なくとも、法定24か月点検で引っ掛かるのでは?

通常、クルマ屋さんへ出す車検は、一般的に車両検査と法定24か月点検の2イベントから成り立っています。 どちらも法律で定められたイベントですが、しかしそれぞれは全く別物のイベント。 一応補足としてまでに。 (⇒ 関連: そもそも車検とは?

それも心配には及びません。

法定点検の項目にも そういったタイミングベルト交換に関する項目は一切ありません。

”ノリ” としては エンジンオイルを換えるか否かのような扱い程度。

いずれにしても、タイミングベルトを交換するか否かが車検に及ぼす影響はナシ。 皆無。

以上、参考になる部分御座いましたら幸いです。

2018年4月追記 ///
制度改正により、メーター警告灯が点灯するタイプの車の場合、(タイミングベルトの交換時期を通知するための警告灯) もし警告灯が点灯している場合、この場合は車検に通らなくなってしまいました。 お心当たり御座います方はご留意願います。 (関連: ⇒ 警告灯が点いている車は車検に通らなくなりました

ところでもし、タイミングベルトが切れたらどうなるの?

どの車も例外なく、その瞬間 車が動かなくなります。

だってエンジンが止まりますので。

とは言っても、いきなり氷つくように 時が止まるように動かなくなるわけではありません。 走行中だと惰性で動いており、 ん? あれ? アクセルを踏んでも加速しない、、 いきなり減速しだした、、 みたいな。 ちなみに信号待ちとかだとエンジンがいきなり切れた、、 みたいな。

ちなみに再度エンジンをかけようとしても、スターターがキュルキュルと高速回転するのみで いっこうにエンジンが掛かる気配はありません。

あ、そうそう! ガス欠みたいな感じと言えば分かりやすいかな。

これは怖い。

またエンジンがいきなり止まるということは?

これまでエンジンの力を利用して作動していた機器、それからエンジンがかかっている時にのみ作動する機器の全ても 一気に動かなくなってしまうということ。

特に走行中ブレーキの倍力装置が止まると 追突事故の恐れだって。。 (パワステもそうですね)

エンジン始動時に、エンジンを掛けずにキーONにしたままの状態と言えば分かりやすいかな。(エンジンはかかってないが エアコンの風やパワーウインドウが動いたり、ステレオもなっている状態)

いずれにしても、タイミングベルトは切れていいことなんてこれっぽちもありません。 どちらかと言えば あるのは危険のみ。

なのでもしいくら車検には関係ないとは言え、

転ばぬ先の杖。

定期交換のタイミングであれば~ 可能な限り前向きなご検討を。

※ なおここで言ったトラブル以外にも、車種やエンジン構造によっては、、 切れた瞬間にエンジン内部の部品バランスが崩れエンジンその物にダメージ損傷を与えてしまう事も。 またこうまでもなってしまうと、エンジン自体を修理しない限り車も正常な状態には戻りませんので、最悪 ”廃車” の扱いになってしまう車も。。

※ ていうかユーザー運転者自身の危険もそうですが、走行中のトラブルは 他人への危険へと変わる可能性も御座います。(他人を危険に巻き込んだり引き込んだり。。) 可能な限りうんぬん、、 より安全な運行のためにも、率先、積極的な交換は必須とも。

 

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。

Copyright© 車屋さんの自動車情報Blog , 2017 All Rights Reserved.