車屋さんの自動車情報Blog

    

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タイヤホイールの梱包方法。道具など。(動画あり)

 
 

倉庫に使わないタイヤホイールがあるからヤフオクとかで売ってしまいたい!

でもこんな大きなものってどうやって梱包&発送すればいいの?

まあうちのような車屋さんではこういったタイヤホイールを頻繁に取り扱っておりますので、

今日はそういった取扱い方法などについてちょっと触れておこうかな。。(一般的な手法です)

梱包に必要なもの

作業にはある程度の小道具が必要になります。

先ずPPバンドと呼ばれる荷締め用のバンド。

大きい荷物なんかが、プラスチック状の青や黄色のバンドで留まっている事ってよくありますよね。

そのアレです。

ちなみにこれらはおおよそどのこホームセンターでも置いてありますが、

バンド(上記画像では黄色のもの)とそのバンドの留め具(上記画像では白いベルトバックルみたいなやつ)がバラ売りされている製品も御座いますので、

もし手持ちに余剰が無い場合には バンドと留め具がセットになっているやつをチョイスされますようご留意ください。

※ なおこれらPPバンドには安価なものから色々と多くありますが、個人的にはショップオリジナルのような廉価な製品は避けておかれた方がいいと思っております。 実は随分昔にとあるホームセンターブランドの安価なものでタイヤホイールを梱包したのですが、バンドを持って持ち上げた瞬間バンドが切れて大変になった事がございますので。。 (バンドを持たなければ問題ないのでしょうけど、宅配の方はふつうに持ちますのでいずれにしても・・)

それから段ボール。

これも梱包の主役です。

ホイールのディスク面を覆って傷等から保護する目的で使用します。

ちなみにタイヤサイズにもよりますが、

段ボールは意外と大きなものが必要となります。

スーパー、車屋さん、家具屋さん、自転車屋さん、楽器店など色々と探すのにちょっと手間はかかるかもしれません。

とまあ、まあ基本的なものはこの2つかな。

それではいよいよ作業開始

段ボールの裁断

先ずは段ボールをホイールを覆える大きさに切って行きます。

まあこんな感じかな。

なおこの時、ホイールのディスク面は全面覆えることと、それからタイヤから角が飛び出すように、、 さらに段ボールは出来るだけ正方形に切っておくのが最大のコツかな。

特に正方形かどうかは後々の作業性や仕上がりに大きく左右されますので、

出来るだけ整えながら裁断を。

※ 表裏、一台分だと計8枚用意が必要です。

PPバンドを適度な長さに切っておく

次はPPバンドも、長さを調整し切っておいたものを計8本用意しておきます。

こんな感じで実寸で測って ちょうどいいところで切っておきます。

ちなみにこのPPバンドは長い方が作業性がいいので、ちょっともったいないですが・・ やや余裕を持って切っておいた方がいいかもしれません。(上記画像くらいだと短めです。ホイールのサイドトゥサイドくらいの余裕は欲しいかな

Q.バンドは梱包しながらその都度切った方が効率がいいのでは?

A.段ボール片手にタイヤを浮かせたりしながらバンドを切るのはけっこう大変です。絡まって面倒になることも多いです。なので最初から切ったものを用意しておくのが無難でしょう。(むしろこの方が効率よく作業が進められるでしょう)

梱包作業

これら下準備が済めばあとは梱包していくだけ。

タイヤホイールは地べたに置くより、壁などに立てかけた方がいいでしょう。(大きく重いホイールだと地べたへ寝かせた方がいい場合もあり)

※ この際、ホイールに傷が入らないように用心しながら進めてください。

先ほどの段ボールをホイールにあてがい、ひざで固定しつつ~

こんな感じでPPバンドをたすき掛けにひっかけていきます。

この時、バンドがねじれないよう上手く通し、バンドもひざなどで固定しながら作業することと~

あと、バンドを通す前に段ボールの四つ角を折り曲げ丸めておくのもコツかな。

↑こんなかけ方はダメです。段ボールがズレ動きやすく、擦れてディスクが傷付くおそれあり。

ここで留め具が登場。

分かりにくいかな・・

こんな感じで片側ずつ結わえていきます。(ページ後半へ動画を貼り付けておりますので、細かいところはそちらをご参照ください

一本かかりました。

ちなみにこの時、まだ裏面へ段ボールはあてがわれておりませんので、バンドは緩めにしておいてください。

リバース。(裏返し)

もう一枚の段ボールは、このバンドへ入れ込むようにあてがいます。

バンドが締まりすぎている場合にはちょっと緩めながら。

グイグイっと。

この際も、角を丸めながらの作業がやりやすいでしょう。

もう一度リバース。戻します。

それからグイグイっとバンドをちょいと締め込みます。(仮締め)

横からみるとこんな感じで締められれば上出来。(段ボールがきれいな正方形であるほどここがきれいに仕上がります。また段ボールも緩みにくくなるでしょう)(まあ多少のズレは許容)

ここまで来れば楽勝。

もう一本かけていきましょう。

上手く対角に、また交差部分が出来るだけ中央へ来るように微調整しながら・・

位置が定まったら後は本締め!して~

余ったバンドは切断してすっきりと。

これらと同じ要領で残りも作業。

お疲れ様でした。

こんな感じで出来上がれば文句なし!(本締めはきっちりと

ホイールが傷つく心配もなく荷崩れもし難く、、受け取られた方もきっと満足してもらえるはず。。

親しいヤマトの集荷スタッフに聞いたのですが、バンドがゆるゆるで配送中にほどけたり、段ボールに遊びがあって不安定なものや、中にはプチプチでくるんでいて配送中に破けるようなものも多いそうで、もちろん宅配屋さん的にもこの荷姿が一番理想だそうです。

ちなみにこの記事を作成するにあたり、作業風景を動画にも納めてみましたので、、

もし必要あれば、またもうちょっと詳しく動画で見てみたい人もぜひ!(ただ初めての動画なもので、画質的に見難い部分も多いです。まあ他の記事にも追々動画を付けていこうかと思っておりますので、そのうち見やすい動画も作れるようになりたいな)

発送方法について

なお、最後に、いざタイヤを発送しようと考えた際、、ちょっと悩むのが宅配業者。

けっこう重いし4本もあるので、業者によっては受けてもらえないことも??

一般的には、タイヤホイールはヤマトのヤマト便が最も手軽で また安価で送れるでしょう。

佐川さんとか西濃さんとかでも発送できますが、まあこちらは主に事業者向けかな。

またヤマト便だと一般の方でも4本ワンセットで送ることもできますので、(4本セットで一個口扱い)

とにかく一般の方はヤマトが定番中の定番と言えるでしょう。

※ 決して4本一緒にとか、2本ずつで束ねてしまわないように!束ねなくてもワンセットで送れますし、むしろ束ねていると重量制限の関係で取り扱ってくれないことも。(タイヤのみの場合はサイズによって見解が変わるので、事前に要相談)

※ それとヤマト便は現在のところ”電話”のみでの集荷オンリーとなっております。ネットから集荷できるのは通常の宅急便のみで、もしそこから間違ったりよく分からず頼んでしまうと・・トラックのスペース上積み込みが出来ず集荷してもらえないことも。。 このあたりも予めご留意のほどを。(直接持ち込みは別)

 

・・とまあこんな感じでいかがでしたか?

以上、皆様のお役に立てますと幸いです。

 

Comment

  1. 匿名 より:

    ヤマト便は10月で終わってしまいましたね。

    • sada より:

      そのようですね。
      タイヤ輸送ではヤマト便がかなり重宝されていたので、残念です。

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